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July 22, 2011

7月31日高江工事再開させないよ★1ヶ月集会

高江から気合いみなぎる文面でお知らせ来ました。公民館で集会!という気合いは、このフライヤーの地図に滲んでいる、のかいないのか。。。かわいー感じだとGP的にツボ。



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県民の皆さま

 ヘリパッド建設工事を7月から再開すると公言していた沖縄防衛局が、湧き上がる“オスプレイ配備反対”“ヘリパッド建設反対”の県民世論に立ち往生し、7月22日現在着工に踏み出すことができていません。

 高江現地では6月15日から、各支援団体・支援者と協力した24時間体制の座り込み行動を続けています。県民世論と呼応して、恐怖の欠陥機オスプレイの離発着訓練場となるヘリパッド建設を必ず止めたいと決意を新たにしています。

 つきましては下記の通り、記者会見を含めた報告集会を開催いたします。多くの県民の皆さま、私達の取り組みを支えて頂いている諸団体の皆さまのご参加を心からお願いいたします。

高江ヘリパッド(オスプレイ離発着訓練場)建設反対7.31集会
日時:7月31日(日) 14:00から
会場:東村高江区公民館
内容:集会(各団体からの挨拶を予定しています)
   記者会見
主催:ヘリパッドいらない住民の会

こちらからチラシがダウンロードできます。
http://nohelipadtakae.org/takaebreau/0731.pdf
呼びかけ拡散にご協力お願いいたします。

連絡先
ヘリパッドいらない住民の会
〒905-1201
沖縄県国頭郡東村高江85-12
Tel&Fax 0980-51-2688
Email info@nohelipadtakae.org

July 08, 2011

高江ゲートウォッチャーも来てね

それにしても、かつて裁判中に「裁判とは関係ない」とか言って重機を搬入した組織がよく言うぜ。ってことで、明日二番煎じをしないか、高江ゲート前ウォッチャーも募集。
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おうおう、そんなら法廷で聞こうじゃないの、話してもらおうじゃないの、真実のところをさ。

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「オスプレイ配備問題 市民団体が防衛局を質す」QABステーションQ2011年7月7日。
メンバーは北部訓練場や現在、沖縄防衛局が建設を進めている高江区のヘリパッドでもオスプレイが使用されるかどうかを問いただしました。しかし防衛局は、ヘリパッド建設を巡り、反対している住民を相手に裁判を起こしていることを理由に、職員は「係争中の案件と関連がございますので、回答を控えさせていただきたいと思います」と回答を避けました。

生まれ変わった沖縄生物多様性市民ネットワークによる質問・要請文書などは「沖縄防衛局への米軍ヘリパッド建設に関する質問と要請」で読むことが出来る。何度となく問いかけてきた市民への回答を拒絶したまま、今度は自分たちがでっち上げたSLAPP裁判を理由に回答を避ける体たらく。
は?
裁判でオキボが捏造した訴訟の枠組みは、矮小化し前後の脈絡を切り落とし刈り込んだ「通行妨害」というもの。
高江で建設予定のヘリパッドをオスプレイが使用するかどうか、これは、自分たちが設定した枠組みとは無関係に、回答できたハズでは?
策士策におぼれる、というほどの策もない。泥縄(どっちかというと泥でできた縄)による自縄自縛というだらしなさではないか。ちょっとちょっとー、公務員、勉強が足らないんじゃないか。大丈夫か。こんなことで。

で。
そういうことなら、話してもらいましょう。法廷で!
明日、7月8日(金)14:00高江SLAPP訴訟第9回口頭弁論@那覇地裁です。
13:00より事前集会アリ。傍聴しよう。注視しよう。


July 01, 2011

4周年だよ!

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日時:7月3日(日) 13:00~16:00
場所:東村農民研修施設(村営グラウンド向かい、公民会2F)
主催:ヘリパッドいらない住民の会
TEL&FAX 0980-51-2688 
http://takae.ti-da.net/



平和市民連絡会によるバスが出ます。希望者は必ず長嶺(090-2712−6486)または城間(080-1782-6598)へ事前に連絡、先着順で定員に達し次第打ち切り。
・那覇県民広場発10:00 高江発16:00(時間厳守)
・バス賃:1000円(往復)
・<バスのルート>県民広場ー那覇インターバス停ー自動車道ー名護市内ー高江(自動車道のバス停での乗降可。)
・昼食・飲み物など各自持参。弁当は名護で購入できます。

June 29, 2011

合意してない的、高江座り込みトラノマキ/トラノアナ

唐突に座り込みが24時間体勢になった高江。ついに7月の工事期間を迎えた高江。ぜひ、ぜひ、座り込みに駆けつけてほしい。そこで、合意してないピープルによる4年間の高江の山の座り込み(と辺野古の海の座り込み)体験から、メモを作ってみました。
「現場に行ったことがないからちょっと心配」というあなた、高江への行き方や座り込みに役立つ持ち物など以下を参考にして下さい。
「なーにへっちゃらさ、こちとら百戦錬磨の座り込みのエキスパートよ!」というあなたも、できれば、ちょっとだけ、前のめりな姿勢で突っ込む前に、参考にしてもらえるとうれしい。


<最新状況やヘリパッド問題について>
-現場の最新の様子については高江ブログをチェック
 http://takae.ti-da.net/
-高江ってどんなとこ、何が起こっているのか、知るにはオフィシャルパンフVoice of Takae
 http://nohelipadtakae.org/files/VoT2008June.pdf
-高江座り込みガイド
 http://nohelipadtakae.org/files/takae-sit-in-guide2.pdf
 行き方MAP、持ち物のヒントなどあり。これらの手書き原稿のパンフレットそれ自体が、どのような人たちがこの直接行動を行っているのかを表現して余りある。

-ゆんたく高江
 http://helipad-verybad.org/
 東京でのアクションを展開してくれる高江サポータ。高江問題の情報も充実。とくに「北部訓練場の返還とヘリパッド位置の変化図」は高江のテントを訪れた人への解説で重宝している美しいイラストレーション。

-辺野古浜通信
 http://henoko.ti-da.net/
 座り込みの先輩、辺野古の状況をピッチ走法で伝えるメディア。高江への呼びかけでも大いに助けてくれています。いつも有り難う。

-現状ヘリパッドと建設予定地マップ
うわー、もこもこしてんなー、山、とか。ヘリパッド今でもこんなにあるのに、まだつくる気か、とか。ヘリパッドって山にぽっかりあいた空き地だけど、この上空を縦横無尽に飛べば、点ではなく面として環境問題考えないとおかしい、とか。この前飛び出た安波案って殆ど高江じゃないか、とか。航空写真からいろいろ見えてきます。

-東村のお天気=yahooピンポイントお天気とか
http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/47/9120/47303.html
-台風情報=今年は多そうよ。ウェザーニュース http://weathernews.jp/typhoon/とか、JTWC(米海軍のやつ)http://www.usno.navy.mil/JTWC/とか。


<持ち物について>
-自分の食べ物・飲み物は持参しよう(マイカップ・マイ水筒・マイ箸とか素敵がられる)。
-そして余ったもの、ゴミは持ち帰ろう(持参した食料が余ったからと言って何でもかんでも置いて帰られても・・・ね)。
-熱中症対策(帽子、タオル、日よけ、日焼止め、ナトリウム補給しながら水分補給!日射しは強いので油断すると火傷のような日焼けに。)
-虫対策(虫除け、虫さされ薬。ブヨ、ヌカカ、ヤマダニとかすごい。大自然がこだましているぞ!)
-雨対策(山の天気は変わりやすい。高江は降ればどしゃぶり、ざぶざぶ雨が降るぞ!)
-懐中電灯(夜は真っ暗くらのすけ。ハブが出るので足下注意!)
-自分の荷物は自己管理で。

<電話について>
-ソフトバンクは電波ナシ。高江でiPhoneは楽器として活躍。
-AU、DOCOMOはN1付近で殆ど電波ナシ。
-スマホ対応の外付け増設アンテナはまだないようです。

<交通について>
-名護-高江間のバス(73番川田線)は1日3便(名護バスターミナルTEL 0980-52-2504)
-座り込みの現場じたいが広範囲に分散しているので、マイカーやレンタカーでの相乗りを推奨。
-平和市民連絡会は、ボランティアで辺野古・高江カーを出しています。毎月の予定は、月末から月初めくらいに辺野古BLOG、高江BLOG、この合意してないBLOGにも掲載されるのでチェックしてみてください。
問い合わせ:城間(080-1782-6598)または長嶺(090-2712-6486)

-西海岸ルート:
58号北上→大宜見村塩屋湾の大宜見中学、ファミマを過ぎて県道9号を東向け右折(道路標識アリ)
塩屋湾の橋を渡って331号→東海岸側に出たところが東村平良、左折。
県道70号、あとは延々とこの道を北上。左手に高江共同店が見えたらあと1kmでN4テント到着!
-東海岸ルート
329号北上→途中で辺野古テント村にもぜひ。高専のところで交差点を海に向けて右折すれば辺野古社交街、テント村へ
二見交差点から右折して331号へ。交差点手前に、トンネルと陸橋で大浦湾を超える直線コースのバイパスが開通。
カヌチャベイ、慶佐次のヒルギ林など通過して東村平良、道なりに直進するとそのまま県道70号。あとは延々とこの道を北上。左手に高江共同店が見えたらあと1kmでN4テント到着!
-西海岸ルート最後のコンビニは津波のファミマ。最後の給油所は東村平良。
-東海岸ルート最後のコンビニは辺野古のファミマ(トイレ、ATMあり)。最後の給油所は東村平良。

<宿泊について>
1)車中泊、テント泊など現場で夜を過ごせる助っ人は、ぜひ宜しくお願い!
 テント・寝袋持参で。車内に蚊帳をつってみたら、けっこう快適!との報告あり。
 高江の満天の星空と蛍、涼しい山の風、突然降ってくる雨、明け方の野鳥の声、これらを体験しない手はない!

2)近隣の宿など(料金や条件など自分で調べて予約してね)
 体験民宿「島ぞうり」(東村平良、高江まで車で15-20分)
 http://www.tutuji.jp/~simazouri/
 東村字平良54-1
 TEL 0980-43-3655 FAX 0980-43-2727

 やんばる学びの森(国頭村安波、高江まで車で15-20分)
 http://www.atabii.jp/
 国頭村字安波1301-7
 TEL 0980-41-7979 FAX 0980-41-7980

 カナンファーム(東村平良、以前マリンガーデンのあったとこ)
 http://www.canaan-farm.com/
 東村平良863-2
 TEL/FAX 0980-43-2468

<買い物環境>
-高江共同店あり。ぜひ利用して欲しいけど、開店時間や品揃えなど慣れないうちは、必要なものは準備して行きましょう。
-最寄りのコンビニは大宜見村の津波(車で30分くらい)
-最寄りの大都会は名護市(車で小1時間くらい)

<高江に着いたら>
-N4テントに立ち寄ろう。
-座り込みポイントや、トイレ、自分の滞在時間など相談・確認して、座り込みに入ろう。
-長期にわたる24時間体勢を、何とかやりくりするためには、みんなの協同と連携が肝心!

<高江の座り込みは、非暴力直接行動>
座り込みは、非暴力や直接行動のことについて深く考え、体験する素晴らしいチャンス。
参加する人たちの理想やスタイルは、とても多様性に富んでいるし、歴史や経験に裏打ちされて選択された方法がある。そして、今日の現場体験で、変わっていくものでもある。
異論も違和感も、ゆっくり話し合いながら、高江らしい高江でこそ可能な非暴力のスタイルを、日々更新しながら考案しているところ。そこに、自分らしく参画して下さい。

<状況は変わりやすい>
その日の現場の現実を受けとめよう。
なーんも起こらないときもあるし、トンデモないハプニング続きの日もある。
前のめりで乗り込んでも、何も起こらなかったら、平穏無事を喜び合いましょう。
トンデモ状態になったら、冷静に。いやだなと思ったら回避しましょう。
座り込みポイントは複数箇所あるし、少ない情報を元に変化する状況にドタバタ対応している。
テントの当番は毎日交代するから、様々な個性がある。
矛盾したり一貫性がなくなったり、バラバラな指示をされた気がしたりするかもしれない。
それらを含んだ上で、サポートして欲しい。

<現場の撮影について>
写メやスマホ、カメラの撮影、twitterやyoutube、U-stでの「拡散」は、高江の現状を広く知ってもらい業者に無茶をさせないツールだが、むやみやたらに撮影されることを望まない座り込み参加者もいることを理解して、上手に使って欲しい。何しろ、前代未聞の、国による民事訴訟というSLAPP訴訟が進行中の現場でもある。また、沖防が証拠を記録しようと向けているカメラ、無言のカメラ暴力に強迫され続けている。
でも、それだけではない。
あなたの目の前にいるのは、無感情な被写体ではない。
「迫真の現場」を押さえようとギラギラしていないか。微笑ましい可愛いからと、拒否できない子どもを、カメラの暴力に晒していないか。
「写真や動画、撮影してもいいですか」「これ、ネットに上げてもいいかな」「自分のやっているこういうblogで紹介してもいいですか」「大袈裟に言えば世界中の人に顔が出ちゃうことになるんだけど大丈夫かな」と、まずは目の前の人とコミュニケーションを尽くして欲しい。ネットで広めるのはそれからでも充分でしょ。また、「ちょっとやめて欲しいな」「撮らないで」「ネットはちょっと勘弁してほしいな」と拒否できる雰囲気づくりに、一緒に協力して下さい。

<ハラスメントについて>
人がたくさん集まれば、ハラスメントもある。セクシュアル・ハラスメント、パワー・ハラスメント、比較的新しい言葉が、カタカナで出てくるのには、それなりの理由がある。これまで、なかなか言い出せない説明しにくい関係だったからだ。職場で、学校で、家庭で、ようやく理解されるようになってきたこの言葉。運動の現場もまた、同じように、ハラスメントについて理解を深めたい空間だと思う。泊まり込みの24時間態勢となれば、なおさら。
我慢しないで「いやだな」「やめて欲しいな」と言えるのびのび安心な空間、指摘されたら「ごめんなさい」と認めて距離を置ける余地、そういう環境を、みんなでつくっていきましょう。困ったときは独りで悩まずに、長期化させずに、まずは相談できそうな人を探そう。困っていそうだなと見えたら、相談を受けとめられる人になれるよう準備しよう。

<無理をしたら誰も喜ばない>
体調が思わしくないな、何か気持ちがのらないな、と感じたら、すぐに現場を離れよう。そして、元気になってから、また、座り込みに来よう。
とくに遠方からの参加で、数日から長期で泊まり込みの座り込みを決意・計画して高江に来ると、「せっかく来たのに」との思いが募る。自分だけ現場を立ち去ることが、心苦しく感じられたり、後ろ髪を引かれる思いにさいなまれたり、するかもしれない。でも、そんな時に無理をして踏みとどまっても、誰も喜ばないからね。いったん現場と距離を置くことは、とても有効。回復して元気になった仲間と、にこにこ再会したいからね。

業者や防衛局と対峙させられていやだな、怖いな、と感じたら、迷わず逃げよう。みんな弱い。でもその弱さによって、国の暴力を目に見えるようにしていくのが、座り込みじゃないだろうか、と思います。怖いと思う感情を押し殺して「恐怖を克服しろ」と圧倒するのは、軍隊の兵士に対するやり方と同じになってしまう。そして、怖いと言い出せない空気に支配されて対峙させられているのは、防衛局員や業者に雇われた人たちも同じだから。「逃げていいよー」とメッセージを送ろう。みんなで逃げよう!

<高江を離れても「現場」は創り出せる>
思いが募っても高江に行けない理由はたくさんある。休めない仕事、高い交通・宿泊費、自分が支えている家族、自分が必要とされている環境・・・。
そんなとき自分の生活を犠牲にして高江に全身全霊を捧げてしまっては、いけない、と思う。
そして高江は運動の現場だが、運動のためだけの空間ではない。当然のことながら、まず第一に、そこに暮らす人たちがごく平凡に日々の暮らしを営んでいる場所だ。
まずは、自分の暮らしをこなして、そこから生まれるほんの少しの余裕(時間やお金やアイディア)が生まれたら、それを高江にカンパして下さい。そして、もう少しの余裕が出来て、休みも取れたら、座り込みに参加する計画を建ててみて下さい。

いっぽう、抗議の電話や、議員への要請、東京の街頭や、ネットでの呼びかけも、座り込みと並ぶ重要な「現場」だ。これ無くして、座り込みだけでは、基地建設は止められない。政治の現場に影響を与えるアクションが、いつでもどこでも高江の「現場」を創出している。
そこで、遠くに高江の「現場」をつくりだしている人びとの(と)サイト。たとえば・・・
●ゆんたく高江:東京にぽっかり出現する高江空間!
http://helipad-verybad.org/
●沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会/新宿ど真ん中デモ:コレデモカというデモ力(これでもかというでもぢから)
http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/
●セイピースプロジェクト:関東圏の大学生たちのNPOが高江を継続して支援しています。
http://www.saypeace.org/
●京都で高江について考えるデモみたいなのをやるために集まったひとたち
http://d.hatena.ne.jp/takaedemo/
●一坪反戦地主会関東ブロックと辺野古実:ご存知!気骨溢れるオトナ達!
http://www.jca.apc.org/HHK/
●沖縄講座:沖縄の自立解放闘争に連帯し、反安保を闘う連続講座っていう正式名称くらい活動歴も長い!
http://www7b.biglobe.ne.jp/~okinawa-koza/

継続的・断続的、ほかにも個性あふれるアクションがたくさんあって紹介しきれないけど。まだまだ増えていくと思います。


<参考>
●酒井隆史『暴力の哲学』河出書房新社2004年。
マーティン・ルーサー・キングJr.やマルコムX、ガンディーなどを登場させながら、暴力と非暴力について考えている本。
●向井孝『暴力論ノート:非暴力直接行動とは何か』(増補版)「黒」刊行同人2011年。

●フェミニスト+クィアユニットのサイト
 http://femqueerunit.wordpress.com/
「社会運動に関わる人と心のケア」、「より安全な空間ポリシー」、「息の長い運動のための、運動におけるバーンアウトを回避するためのヒント」 など読み物満載。上記を挿画付きでまとめたイルコモンズのふた。「持続可能なアクティヴィズムとバーンアウトを避ける方法」もグッド。http://illcomm.exblog.jp/8604879/


●これまでの合意してないプロジェクト内、高江関連記事はサブジェクトtakaeで
http://okinawaforum.org/disagreeblog/takae/

June 21, 2011

ヘリパッドいらない座り込み4周年報告会

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日時:7月3日(日) 13:00~16:00
場所:東村農民研修施設(村営グラウンド向かい、公民会2F)

13:00~14:00は音楽イベント
出演:ユール&アミナ(西アフリカ伝統音楽と踊り)
   知久寿焼
   高江婦人会フラ(フラダンス)

14:00~16:00は報告集会
講演:前泊博盛(沖縄国際大学教授)
   ヘリパッドいらない弁護団
   真喜志好一(建築家)


あの日からもう4年もたってしまいました。その間、高江ではたくさんの新しい命が生まれました。子どもたちのためにも美しいやんばるの森を守りたい。危険な戦争の訓練はしないで、ヘリパッドは作らないで、と言い続けてきました。それでも計画は見直されることはありません。
 今年1月2月は本当に大変でした。毎日のように、防衛局員・作業員がこの静かな村にやってきてヘリパッド工事を強行しました。仕事も家事もそっちのけで止めようとしたけれど、工事は進み、森の木は切り倒されました。県民同士を争わせその悲しみを上から見て笑っている人たちがいます。7月から工事は再開されます!(あの日々がまた来るなんて・・・)。オスプレイ(事故多発の機種)がついに来年、沖縄に配備されると発表されました。
 これは高江だけの、東村だけの問題ではありません。
やんばるの、沖縄の、地球の未来をみんなで語り合いましょう。
命継ぐために。

主催:ヘリパッドいらない住民の会
TEL&FAX 0980-51-2688
http://takae.ti-da.net/

February 24, 2011

なぜ直接行動を

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sugukaeru.jpg「なぜ直接行動を、なぜ坐り込みやデモ行進などを。交渉というもっと良い手段があるではないか」と、あなたがたが問われるのはもっともです。話し合いを要求されるという点では、あなたがたはまったく正しいのです。実に、話し合いこそが直接行動の目的とするところなのです。非暴力直接行動のねらいは、話し合いを絶えず拒んできた地域社会に、どうでも争点と対決せざるをえないような危機感と緊張をつくりだそうとするものです。それは、もはや無視できないように、争点を劇的に盛り上げようというものです。緊張をつくりだすのが非暴力的抵抗者の仕事の一部だといいましたが、これは、かなりショッキングに伝わるかもしれません。しかし、なにを隠しましょう、わたしは、この「緊張」ということばを怖れるものではないのです。わたしは、これまで暴力的緊張には真剣に反対してきました。しかし、ある種の建設的な非暴力的緊張は、事態の進展に必要とされています。」

マーティン・ルーサー・キングJr. 「バーミングハムの獄中からの手紙」『黒人はなぜ待てないか』みすず書房1965。

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February 23, 2011

直接行動の創造性を

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「恐怖によって求心性の磁場をつくりだす主権を拒絶する力。残酷の組織化とエスカレーションを可能なかぎり回避するものとしての。そして、そこに非暴力直接行動があらたに位置づけられるのかもしれない。国家と主権が折り重なった時代の終わりとともに、直接行動あるいは直接活動の創造性をどこまでおし広げられるか、そこにもしかすると、いまという時代の核心がかけられているのかもしれません。」
酒井隆史『暴力の哲学』河出書房新社2004。

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February 14, 2011

日替わりNOうさぎ、頑張る

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ただいま高江、雨のなか頑張っています。そこで、NOうさぎも参加!
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抗議と応援要請の電話やFAXも、宜しくお願いします。
1)内閣、防衛省、防衛局に抗議をお願いします。
 *沖縄防衛局 098-921-8131  *防衛省03-5366-3111  *内閣官房 03-5253-2111
2)県知事、東村村長に工事即時中止・建設反対表明を要請して下さい。
 *沖縄県知事公室 TEL:098-866-2460 FAX:098-869-8979
 *東村役場 TEL:0980-43-2201 FAX:0980-43-2457
3)あなたの応援している、沖縄県議会と市町村の議員・政党に工事即時中止・建設反対決議を採択するよう申し入れてください。
4)全国のあなたの市町村で、反対決議を採択するよう働きかけて下さい。

February 11, 2011

日替わりNOうさぎ

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たいへんだ!うさ★ちゃん。我慢は運動によくないよ。
ケーキ食べて元気もりもり、デモに出かけよう!

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大阪で志賀ちゃんが!広島でシャリバリが!

「ワンダーウォール・キャンペーン」などで世界のハートを熱くするあの志賀ちゃんが、るー大占拠キャンプにもいち早く応援メッセージをくれたあの志賀ちゃんが、大阪で高江のアピールをしてくれた模様。「高江路上文庫IN酔っ払い天国」のレポートIRAのblogで読めます。
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こんなフライヤーもお目見えしたらしい。ハーピーデザインとコラボした手書きフライヤーは、妙に説得力があり。saitoonさん作の、儀間比呂志さんの版画や、森口豁さんの「さよならアメリカ」展の写真がコラージュされた沖縄島は、心に迫るものがあり。

そして広島からはシャリバリ地下大学の「直結」メッセージもリリースされていた。昨日、ナニモノかが自分とこのドアの足下にそっと置いて立ち去っていったようだが、確かに落手しました。
chokketsu2011feb.jpg手書きの即応性というか、両者に通ずるなにかただならぬ血脈を感じるわけですが、それにしてもこの手書きの妙。しかも薄っぅーいっつーの。
ということで全文タイプアウトしてみましたので、お読み下さい。

「高江ピープルズへの直結(チョッケツ)声明」

 私たちシャリバリ地下大学は、沖縄防衛局による高江でのヘリパッド建設関連工事の再開に断固抗議する。
 年度末の予算消化だかなんだか知らないが、作業者たちが些末な業務に過ぎないと思ってやっているやっつけ仕事が重大な結末をもたらすことを、工事を行っている人びとは肝に銘じておくべきだ。
 高江の住民の生活を破壊するということだろ?そんなことは承知でこの仕事をやっている。とおっしゃるのであれば、私たちはそれだけではないと答えるしかない。そんなこと承知でやっているのならば、そんなに格好をつけたって、このような嫌な業務は割に合わないことを早めに悟っていただきたい。サラ金で調達した金でパチンコ一発逆転を狙うより割に合わない。

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February 10, 2011

日替わりNOうさぎ

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あ、日替わりじゃないって(^_^;)・・・

February 09, 2011

高江、お出かけ前に

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●QABの映像で現場の入り乱れる様子が掴める。お出かけ前に予習をどうぞ。
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高江の現状blogで、毎日の状況が説明されている。
また目取真俊さんblog「海鳴りの島から」には、N1の様子を中心に写真報告が上がっていて判りやすいと思う。

●GP的現場観察眼に従えば・・・。
1)オキボたちは白っぽいおそろいの作業服とメット。
もちろんこのオスプレイパッド工事の当事者。県道を整列して行軍してくる、もはや軍隊化した公務員の皆さん。自分のアタマとココロでは考えないよう教育されているので、上司からの命令のみに傾聴し、自分に責任はないと思っている。
オスプレイ配備を隠してヘリパッドだ移設だと嘘をつき、自己流のエセアセスをして環境保護に配慮した風を気取っているが、N1で進行中の山道の砂利敷きは、そのエセアセスからも漏れているダメな人たち。N4では森の伐採を強行しているが、貴重植物の移植には失敗したことは隠しておきたいらしく報告をぐずぐず遅らせている残念な人たち。エセアセスはもう4年以上前のもので、その後、N4テント周辺にノグチゲラが頻繁に目撃されたことなどお構いなしで伐採を強行中。
デジビデ・デジカメで黙って撮影しようとするので、お断りしましょう。動画ならカメラに向かって「肖像権を侵害しないでね」と発言しているところを、記録してもらいましょう。そのあとは、プラカードや日傘など手持ちのもので隠れてしまいましょう。

2)緑のヘルメットと作業着の受注業者。
工事を受注した親会社の皆さん。オスプレイパッドの受注からはや4年になるのだから、すでにこの工事がヤバイものであると充分に知った上で工事を請け負っていると言えるでしょう。作業員を雇って工事を強要する現場監督役。沖縄の人を使って沖縄の土地を米軍基地のために差し出すようなことはもうやめないかねー。

3)近頃はニッポンラブな外国の方の熱い視線を集めているニッカーボッカー&地下足袋姿は、N4の作業員。
腰ベルトにバリッとしたプロの道具を下げ、各自、自前の自由ないでたち。山仕事をする山男たちかと思ったら、道なき藪から現場への突入を強要され、帰り道が判らなくなって迷ったりしているらしい、酷い目に遭っている人たち。現場監督に監視されているから、あんまりサボれないけど、座り込みの人の話をよく聞いてくれる。

4)濃紺のおそろい制服を着ているのは雇われ警備員。
たぶん、会社に日当で臨時で雇われたオジサマたち。現場を制圧するための頭数として動員されている。2007年の着工以来、こんな仕事はしたくないと感じている人が多かった。

5)県警の皆さん
沖縄県警だもの!うちなんちゅの味方さー。ってことで、現在のところ、高江の現場で県警の皆さんは非常に紳士的に振る舞っています。もちろん、何かあれば動くために状況を見ているという意味で。だから現場で何かトラブルがあったら、まずは自分の権利が守られている状況か、よく考えて。

6)そう!住民の会弁護団がいるよ。
高江座り込みは国による弾圧SLAPP裁判中でもあるので、頼もしい弁護団が付いています。この年末年始の混乱で現場に駆けつけてくれている。弁護団腕章を付けて登場するらしいから、トラブルのときは頼ってみよう。

7)当たり前の話だが、N4付近は高江の地元の皆さんの生活の場でもある。N1の北には国頭村安波の畑も拡がっている。「今、アタシ、非暴力直接行動しているのだわ!」との気持ちでいっぱいになって、正義感の満足に浸っていると、視野狭窄に陥るので要注意だよ。

●事前に、このオスプレイパッド問題についてがっちり予習して臨むぜ!そして現場で語りかけるぜ!というばあいは、生物多様性ネット沖縄が、昨年6月につくった公開質問状(回答は返って来なかったケド)が、役に立つ。A4用紙17ページにわたるので、プリントアウトして座り込みながら、膠着状態の時間に熟読するもよし。

日替わりNOうさぎはじまる

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NEO DADAKKOから日替わりNOうさぎの壁紙配布が始まった!
サイトから大きなサイズをDL可能。

February 08, 2011

正社員も、ジャーナリストも、大学関係者も、花粉症の人も

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 平日の日中には仕事がある、月給とボーナスが生活の糧である正社員の皆さん。有給の消化に困っていませんか。この時期、花粉症がツラいという方、やんばるの森で深呼吸しに、あるいは雪国の皆さん、ほんのちょっと春を先取りしに、いかがでしょうか。
 ジャーナリストの皆さん。「現地の人」を取材対象にして追いかけ回し、スペクタクルの瞬間を捉える目的ではなく、「現場」の座り込み体験を題材として、偶然にも居合わせた人と共に座り込み、座り込む者の目線からの記事を書いて下さいませんか。
 大学のセンセイたち、学生たち。時間はたっぷりあります。大学の教室を飛び出して、青空の下、森の開放型教室でみなさんのジンブンを腕試しするチャンス。意見を異にする人ともじっくり語り合うためのことばを持って、お出かけ下さい。
 サイクリストの皆さん、モーターサイクリストの皆さん。ツールドオキナワの難関として知られる、マッスル限界値ピキピキで歯を食いしばりながら通過する、あの場所で起こっていることです。普段、信号のない山道として「峠を攻めるぜ」の勢いでかっ飛ばして通り過ぎている、あの県道で起こっていることです。いちど、ゆっくり走って、座り込みの目的地として、たどり着いてみませんか。
 ひとりひとりの気持ちで、あるいは仲の良い友達と連れだって、座り込みに参加して下さい。できる範囲で、朝から1日過ごすつもりで準備して、到着したらまず現場の様子をじっくり観察し、近くにいる一番クールそうな人に、1日の過ごし方について尋ねてみて下さい。
 すでにまるで軍隊のような沖暴の行軍に対抗するのは、現場にいない偉い上層部のトップダウンの指揮命令に粛々と従うのではなく、自分の思いや信念に従う人だと思います。防衛局は税金を使って人を雇って、100人、200人と増員しているようだけど、人を増やせば増やすほど、困難な気持ちやとまどいを抱えたまま隊列に加えられてしまう人の割合も増えていくということだと思うから。スタイルはばらばらでも、信じるところを共有できれば、手をつなぐことができるでしょう。シール用紙にプリントしたこんなステッカーを、ポケットに、こっそりしのばせて、やんばるの森を守りに来て下さい。
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アーティストが高江と手をつなぐ方法

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このところ、沖暴は、県道沿いのどこからでも、オスプレイパッド建設予定地に向かって、作業員に山の中を歩かせている。すでに山道でもない。ガードレールを跨いでどこからでも隙あらば。で、たくさんの人が集まって県道沿いを埋め尽くすことは不可能に近いけれど、激励の寄せ書きや、バリッとしたメッセージ入り横断幕が、代わりに侵入を思いとどまらせてくれている(そういえば、街頭に掲示された非常に私的な内容の同窓会やお祝いの告知横断幕は、沖縄の風物詩だ)。
 やんばるの森にはまったく相応しくない工事用ゲートの薄汚れたトタンも、見方を変えれば、作品を展示するのに持ってこいの機会到来ということではないか。辺野古の浜にも、隔離癖が着々と進行中。私たちの生活空間を、上から目線で勝手に区切ろうとする隔離癖は、また、抵抗表現の祝祭空間にいかようにも改変可能な壁、ホワイトキューブへの完璧なアンチテーゼでもあるだろう。
 県内アーティスト諸君!RISE UP, STAND UP, PLEASE!
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February 04, 2011

TAKAE WO MAMORE!

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「明日からは毎日来るぞ」とオキボは言った。よし、出発の時間だ。

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今日はお正月。ゆっくり過ごしたい、家族で集まり暖かな食卓を囲みたい日。ああそれなのに今日も今日とてオキボに振り回されている高江の現状は、高江のblogで。 http://takae.ti-da.net/

高江からの話やblogによれば、15台以上の車列で、今日またしても大人数で高江の集落に押しかけた。そして執拗に北部東海岸や西海岸の要所に待機して様子をうかがい、ようやく昼過ぎに姿を消した。

「明日からは毎日来るぞ」と言い捨てて、オキボは帰っていったそうだ。

N4地区では、その後も伐採作業を続けていた業者が夕方17時半ころ、出てきたという。ヤクザのやり方というと任侠道の皆さんに失礼だろう。地域に暮らす人びとに対して国が大規模に戦争をしかけ制圧している。これはちっとも言い過ぎではない。そして、自分たちはレンタカーで乗り付けて、住民と向き合うこともなく撤収し、業者や警備員は金で雇って心を破壊するような作業をさせている。

これらは全て、税金で支払われている。

公務員が「毎日来る」と言ったんだから、明日から本当に毎日来るだろう。

まさに今、工事を止める必要がある。理由も沢山ある。

1)3月から6月いっぱいは防衛局は重機を使わないと自分から公言しているので2月中に出来るだけ工事を進めるつもり。
2)国会や裁判での論戦で世論の注目が高まり反対の声が高まる前に出来るだけ工事を進めたいと焦っている。
3)N1入口の作業道の工事が強行されている。これが出来たら、その先のH地区、山奥のG地区まで工事車両が通行できる布石となる。そうなってから止めるのは大変。
4)N4地区からはチェーンソーの音が聞こえてきている。伐採が始まったということ。アセスもしないで貴重種の森を切り崩している。

普段から気にはなっているけれど、遠いしなーと思って時機を見計らっているなら、今がチャンス!出発の時間だ!
どうぞ、時間をつくって高江にお出かけ下さい。出かけるときは・・・。
*自分の食べ物・飲み物、防寒具など持って。
*出かける前に高江blogで現場の最新情報チェック。 http://takae.ti-da.net/
*自分の体調・体力もチェック。無理をしたら楽しくない!
*特に夜に到着するときは現地に一本連絡あると、現場にいる人たちが安心できます。
 info(あっとまーく)nohelipadtakae.org
*現場には、トップダウンの命令指揮はありません。特にこのところのテンションの高さでは、初めて座り込みに訪れた人へ、細やかに配慮する余裕もないかもしれません。まずは非暴力をよろしく。そして、イヤだな、怖いな、逃げたいなと思ったらすぐに逃げましょう。逆に、向こう見ずの好き放題で「のびのび」を勘違いして暴れられてもそれは「自己責任」では済まず、現場の対決の構図のなかで、住民の会の責任にされる可能性もある(ま、これまでにそんな人は見たことがないんだけど)、そのことを心に留めておいて下さい。慣れないときは、N4テントにその日の当番がいるので、なんでも尋ねましょう。その場面でいちばんクールに、全体を見渡しているなと思える人の様子を、よく観察することから始めてみて下さい。
*オキボは証拠を押さえようとして撮影をしています。これに対抗して現場でなにが起こっているのか伝えたいために、座り込みの側も写真やヴィデオを撮りたい、記録しておきたい気持ちに駆られる。しかし、座り込み直接抗議行動している人たちがみんな、こうした撮影を承諾しているわけではありません。参加している人の気持ちをぜひ汲んで下さい。

非暴力の直接行動とは、武器や権力を持たないひとりひとりが、その弱い存在によって、目に見えない暴力を、見えるようにすることだと思います。

※右画像は、寒い冬の乾燥に、夏の虫さされにばっちり、葉っぱ印のみつろうクリーム。高江共同店で買えます。

電話、FAX、メール、書き込み

20110203143117.jpgおいそれと高江に出かけられないみなさん、各方面への電話とFAX、書き込み、メールはとても有効です。ホントに。やってみて下さい。まさに今、今日、電話をかけて伝える必要がある。理由も沢山あるから大丈夫。

1)オキボは「決まったこと」と繰り返す。この人たちは上司の命令でしか動かない。上司とは、防衛局長<防衛相<内閣総理大臣(植民地内閣総理の上にまだボスがいるんだけどね)。だから、現場で頑張って止めているあいだに、支持命令を下す上司たちに、こんな無謀な工事はやめるようにと声を届ける必要がある。

2)公務員は「地元が受け入れた」と繰り返す。これはウソ。間違っている。オキボがウソ付いてるよと教えてあげて下さい。それでも引かずにおきまりのフレーズを繰り返し主張したら、「あなたの意見ですか、あなたの上司の意見ですか、その回答に責任を持てますか。あなたの名前は。あなたの気持ちはそれでいいの」と聞いてみて。決定が伝わる配電盤みたいな経路の途中にいる人たちにも、自分もまた、この暴力に加担していることに気付かせてあげよう。

3)議員は、直接利害のない案件については、自分からは動かない。決定権者とのパイプラインとなるのが選挙で選ばれた代表の仕事。有権者として工事やめさせて、と伝えなければならない。あなたの議員に仕事をさせよう!

4)マスコミは「反対派」とか言うし「もみあい」スペクタクルしか報道しない(内地のマスコミは何があっても報道しない)。だから、報道すべき価値のあることだと教えてあげなければ。

それでも心配な人、高江blogには「TELしたよー」報告コメントがぼちぼち上がっています。ちょっと勇気がいるなぁというときには、参考にチェックしてみるといいかも。コメント欄をクリックしてながめて、メモしてみて。
http://takae.ti-da.net/

連絡先のリストは、たとえば。
1)内閣、防衛省、防衛局、県知事公室、東村。
沖縄防衛局 098-921-8131
防衛省03-5366-3111
内閣官房 03-5253-2111
沖縄県知事公室 TEL:098-866-2460 FAX:098-869-8979
東村役場 TEL:0980-43-2201 FAX:0980-43-2457 

2)あなたの応援している議員・政党。一票入れた政治家に。
 特になければ例えば国会と県議会をちゃんと動かしなさいと以下に。
 民主党沖縄県連 TEL:098-854-5307 FAX:098-854-5308
         dpjokinawa@ybb.ne.jp

3)われらがゆんたく高江がリストしたメディア編もあるよー。
http://takae.ti-da.net/e3339254.html

※右画像は、山の座り込みに必需品かも!なデンマークからやってきたDr.ヘッケルのポイズンリムーバ。ブヨとかすごいヤツに噛まれたとき素早く、ちゅーっと吸い出す、注射器の逆向きみたいなやつ。沖縄ではメイクマンあたりにも、おフランス産の緑のケースに入ったヤツとかも扱っているらしいぞ。

February 01, 2011

空から見る高江オスプレイパッド計画

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やんばる東村高江の現状blogにはGoogleマップへのリンクがある。現在、北部訓練場に点在する22個のヘリパッド、SACO合意で条件づけられ2006年に発表された、要するにオスプレイパッド6個を確認できる。
こうして空から見ながら「合意してない」的問題構成を、ごく当たり前に考えてみる。
0)まもなく4年になろうとする座り込み直接行動のあいだに、かろうじて情報公開で得られた内容、また辺野古の新基地建設反対運動が明かにしてきた情報を総合すれば、計画はヘリの着陸帯ではなく、オスプレイパッドの建設計画であることは明白。
1)予定地N4の2個のオスプレイパッドは、集落に最も近い。
2)予定地N4は現状ではLZ-17(Landing Zone=着陸帯)だが、22個あるLZの中で、最も広く、V字型に長く拡がっている。2個のN4は、このV字のそれぞれの延長上に予定されている。滑走も可能なオスプレイパッドへの改造に、最も魅力的だったということか。集落に近かろうが、米軍はぜひともここにオスプレイパッドを造りたがったのか。防衛省・日本政府は住民の側に立つことなく、ろくに交渉もせず、決定したのか。交渉過程の議事録の公開を日米政府が拒んでいる。
3)今日2月1日の工事強行で、N4予定地内からは「チェーンソー」の音が聞こえたとのこと。伐採が始まっている。ちょっと待て!防衛局の自分勝手なエセアセスで、貴重植物の移植を自ら約束し、その結果の報告が県議会軍特委でも求められていたが、回答があったと聞いたことがない。貴重植物、どうなったの?枯れ果てたんじゃないのか?自分勝手エセアセスで約束したことすら、履行できていない。県庁・県議会は愚弄されているではないか。追求すべきではないか。
4)N1の2個、Gの予定地は、全く手つかずの森のど真ん中にあることがよく分かる。なぜ、これまで手を付けていなかった森を切り拓くのか、環境への負荷は取り返しのつかないほど深刻。
5)N1予定地まで、県道(座り込みテント、工事用ゲートが付けられた場所)からつながる山道は、大人が一人ようやく通れる幅の細い道。ところによりけものみちと言ってよい。途中には崖や大きく深い水たまりなどもあるらしい。国会での質問に対して、4トントラックで700台ぶんの砕石を敷いて重機を通す作業道を整備すると言っていた。その作業が、この年末から始まったN1テントでの作業強行の内容。この作業道が通れば、山の中腹にあるN1の2個だけでなく、その先のG、H地区の工事が可能となる。防衛局は自分勝手にエセアセスをやったとうそぶくくせに、この作業道の整備をエセアセスにすら含めていない。トラックが通行できる幅の砕石の道が、木々に覆われた山を切り裂く。
6)G予定地は、さらに深い森のなかにある。工事用の舗装道を海水揚水発電所からGまで整備する計画になっている。また宇嘉川河口地帯と水域を米軍が演習地として手に入れたことは、SACOで実現したわずかな例のひとつだが、その宇嘉川河口からGまで、歩行訓練ルートの整備も計画されている。これもエセアセスには含まれない。これも手つかずの森を切り裂く計画で、森林破壊は深刻。
7)H予定地は、これまた、わざわざ「やんばる海水揚水発電所」からすぐの場所にある。発電所の貯水池建設の掘削で出た土砂を埋め戻した場所が空からもよく見える森の育っていないグリーンの部分だが、そこを流用するわけでもなく、森を切り拓く計画。なんで?
8)作業道とオスプレイパッド建設の切土盛土が、新川川、宇嘉川の水系へどのような影響を与えるのか未知数。赤土の流出は必至か。手つかずの森に手を付けるとは、手つかずの海を破壊することでもある。
9)そもそも無障害帯を含む直径75メートルのパッドは国のアセス法では対象外というが、環境に与える負荷を考えるならば、新設6個を総合した全体像として環境へ与える影響を考えるべきではないのか。航空機は着陸帯の上のみを飛ぶのではない。当然、複数の着陸帯と、県内のその他の海兵隊航空施設との間を縦横無尽に飛行する、面としてのアセスメントこそが必要なはず。
10)そもそも無障害帯を含めた直径75メートルのパッドの仕様は、現在のヘリパッドと大きく異なる。平らに整地して手を入れる。現在使っているヘリのための用途とはサイズも仕様も違うことは明か。
11)こうして見ると、高江区近隣では県道70号線より海側は訓練場として提供されているとはいえ、これまでヘリパッド含めて特段の海兵隊訓練施設が作られていたわけではない、いわば残されたサンクチュアリだった、そこに手を付けようとしているように見える。宇嘉川河口水域を上陸訓練用に手に入れたこととの深い連関。
12)それほどまでに必要な施設なら、どうしてオスプレイパッドと表明して建設しないのか。どうして米海兵隊のイニシアティヴで工事しないのか。北部訓練場については、過去の反基地運動で、米軍は苦い失敗を重ねている。1970-71年の安田の実弾演習も、1987-88年の安波のハリアーパッド建設も、国頭村の反対闘争で計画断念を余儀なくされた。建設の責任主体が日本政府であり、「負担軽減」という名目を組み合わせれば、開発中の不安定機種が実用化されるころまでには、沖縄配備を前提とした演習施設も出来ていると見通したのか。想像するしかないけれど。
13)ていうか、オスプレイは、堕ちる。原因も不明のまま、堕ちる。
14)ていうか、防衛局は、事故があっても米軍に対処できない無能集団。国は飛行差し止めもできない対米追従の植民属国。痛い。
15)交渉術に長けていると過信する政治家やリアリストを気取る学者にありがちな間違いは、N4は集落に近いのでせめてここだけでも計画見直しを実現できれば、という、交渉のベースの誤設定だ。こうして見れば、どのひとつを建設することも、認めることは不可能。オスプレイ配備を認めないならば、オスプレイパッドは不要。税金を使って稀有の自然環境を破壊することに見合うだけの天秤にかけられる価値はない。海兵隊の縮小、オスプレイ計画の見直しが米本国で言われているならば、なおさら。いったん破壊された自然環境は修復不可能に近い。交渉に値するものがあるとすれば、それは、「これ以上、根拠のないオスプレイパッド建設を強行するならば、北部訓練場の無条件全面返還に向けた運動を始めるぞ」ということだろう。
16)高江は高江に固有の問題構成のなかにある。辺野古の新基地建設と協働しながら運動を進めるとはいえ、別個の問題として取り扱われなければならない。辺野古の工事強行の予兆として、あるいは、辺野古への賛否の交渉カードとして見なすような姿勢は、厳に慎むべき。
17)空から見ても判らない問題構成、つまりSLAPP裁判のことについては日を改めて要点をまとめてみたい。

さて、皆さんはどの項目をつかって抗議しますか。ご利用下さい。

January 25, 2011

あなたの場所から出来ること、写真、投稿。

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森住さんが高江入りした模様。写真表現には、多くの事柄を物語る固有の雄弁さが備わっている。美しいだけことさらに心に迫る写真が可能なのは、上等カメラで撮影したからだけではない。現場の人びとの心に澱のように沈潜し続けた情感を知っているからこそ、切り取ることが出来るものがあるように思う。同じ事は文章表現にも言える。新聞への投稿という手法、小さな紙幅に詰め込まれた言葉と思いが、必ず誰かの心に届く。「危険な訓練をやめさせることができないのに、どうして新たなヘリパッドを造り、負担を増やすのでしょうか」と、丁寧に何度も問い続けたい。
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January 13, 2011

みんなで美味しく食べる政治

「合意しかなかった」とか、「合意以外になかった」とか(こっちの新報の写真なんかかなりきてますね)。1月10日に報道された岡田発言。いっぽう前原はヒラクリと知日一派にもてなされてご満悦の帰還。その間に東村高江では、傲岸不遜の小役人が暴走し受注業者が年度末消化の予算獲得に小走り
高江の皆さんはといえば、本当に悔しい思いをしながらも、真部沖縄防衛局長が来高する日には豚汁をつくって「みんなで美味しく食べましょう」と呼びかけていた。今日、局長は現場を自分の目で確かめて、みんなと一緒に豚汁を食べて、何を思っただろうか。米国の上院議員たちとの会食よりも、厳しい寒さがゆるむひとときに木漏れ日のなかで、日常の政治に真摯に向き合う住民と公務員が対立を抱え込みながら食べる豚汁のほうが、真理の政治に近いのではないだろうか。歯がゆい思いをしながら森を背に仕事に向かう人、緊迫する抗議の後におだやかにお茶を飲み談笑する人、3年半以上の座り込みを続けながら学びながら「納得できない」を実践する人たちと、一緒にしんめーなーびを囲んで語らうほうが、豊かな政治を発明するチャンスではないだろうか。

 私は高江に住んでいますが、仕事に出ているので急になにかあっても現場に駆けつけられません。先月の22日の朝6時過ぎに沖縄防衛局員たちが100人ぐらいで押し掛けてきたと電話がかかってきても、私はお弁当を作っていて子供たちとご飯を食べて仕事に行きます。  仕事場にいくため県道を南下していると、その日座り込みをする予定の那覇のN夫妻の車とすれ違う。連絡を受けて車を北に走らせているらしい顔見知りともすれ違う。ごめんなさい、ごめんなさい、って歯をくいしばりながら、高江の森に背をむけて仕事場にむかいます。  仕事の帰りには車の中でも走りたいほど気がせいて、大急ぎで高江にもどりますが、今度は顔見知りの車が南下して帰っていくのとすれ違います。  現場にやっとついて、どうでした?と私が聞くと、みんな笑いながら、いやぁたいへんだったさぁ、って話してくれます。後で映像でみると、本当に本当にひどいのに、みんなとおだやかにお茶を飲みます。  高江にもっとヘリパッドが出来てオスプレイも飛ぶのは、高江に住んでいるものとして困る、って言うことで、なんで国に訴えられたり、反対派とかいわれたり、胸がつぶれるような思いをすることになるのか、もう2年以上座り込みをしているから、まったくわからないわけではないけれども、ぜんっぜん納得できません。 「明日からまた」やんばる東村高江の現状blog 1月4日の記事より。

December 23, 2010

12月26日高江を救え! デモin帝都

yanbarupanic.gif沖縄・高江を救え! ヘリパッドをつくるな緊急アピール&デモ

12月26日(日)
14時~街頭アピール 15時半デモ集合 16時出発
すべて新宿アルタ前広場にて
デモコース:http://maps.google.com/maps/msie=UTF&msa=0&msid=114353376584405757976.0004912956356f908cd31
※楽器・プラカードなどアピールグッズを何でも持ち寄って下さい☆

★沖縄・高江の米軍ヘリパッド建設予定地で12月22日早朝、沖縄防衛局員や作業員100名以上が押し寄せ、フェンス設置を強行し、ヘリパッド工事を始めました。
★国は住民の監視活動に対して、住民を狙い撃ちにした通行妨害の禁止を求めた不当な裁判を起こしています。しかも国は今回自ら始めた裁判の進行中にもかかわらず工事を強行したのです。これが国の「沖縄に理解を求める」の意味です。彼らは基地の押し付けしか考えていません。
★こんなことは許せません。やんばるの豊かな森に米軍の戦争のためのヘリパッドはいらない。まだまだ知られていない高江の問題を、新宿のたくさんの人たちに呼びかけましょう。声を上げましょう。

呼びかけ:「ゆんたく高江」有志 http://helipad-verybad.org/
「沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会」(新宿ど真ん中デモ)有志 
http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/
連絡先:090‐5344‐8373(茂木)

★工事強行の映像:http://www.youtube.com/watch?v=y4ETK0zO3Tc
★問題の詳細は「やんばる東村高江の現状」:http://takae.ti-da.net/

高江からの抗議声明

ヘリパッド予定地フェンス設置工事強行に対する緊急抗議声明

 高江ヘリパッド建設に関し、沖縄防衛局は、2010年12月22日早朝午前6時30分ころから午前8時過ぎころまでの間、住民らの抗議を押し切り、約100名もの大量の人員を導入してヘリパッド周辺のフェンス設置工事を強行した。
 ところで、日本政府は、2010年1月、高江住民2名を相手として、通行妨害禁止の訴訟を提起した。この訴訟において、政府は、同年10月1日に開催された口頭弁論期日において、裁判所から主張の特定と立証の補充を求められていたが、これを怠り、同年12月1日に開催された口頭弁論期日を事実上空転させた。
 このような政府の態度は、自ら提起した訴訟における裁判所の釈明要求にしたがわない一方で、訴訟とは無関係に工事を強行するものであって、司法権を軽視するものとして到底許すことのできない暴挙である。
 さらに、12月1日の口頭弁論期日においては、裁判所から、住民らとの対話による解決を促されていたにもかかわらず、今回の工事強行は、住民らとの対話を避けて早朝に敢行されたものであって、対話による解決を放棄するものといわざるを得ない。
 そもそも、同訴訟において被告とされた2名は、平和的に抗議ないし監視活動を行っていたものであり、行き過ぎた行為は全く行なってない。さらに、裁判所から政府に対して主張・立証の補充が求められていることに現れているとおり、同訴訟に提出された資料によっては、政府の請求は何ら根拠づけられないものである。
 結局のところ、政府は、同訴訟を提起することによって裁判の負担を住民側に負わせ、さらに市民に対して様々な萎縮効果を呼び起こしながら、肝心の訴訟においては裁判所の訴訟指揮には従わずに自らは主張立証を怠った上で、訴訟の進行状況とは全く無関係に工事を強行するというものであって、訴訟手続自体を、住民弾圧の道具として利用しようとするものにほかならない。
 われわれは、住民らに対する説明・対話を放棄した工事強行に厳重に抗議するとともに、きわめて不当な本件訴訟を直ちに取り下げるよう求めるものである。
2010年12月22日
ヘリパッドいらない住民の会
ヘリパッドいらない弁護団

December 22, 2010

やんばれ!高江Call for Action

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●高江に駆けつける皆さん。安全運転で到着したら、非暴力阻止、不服従抵抗で、ひとつ宜しく。
●現場から遠い皆さん。
どうぞ抗議のTEL、FAX、e-mailを、防衛省・沖縄防衛局へお願いします。
親しい議員の方や親しくもない民主党幹部議員へ一本電話を入れて、抗議をするよう要請をお願いします。

最新の状況は高江blogでチェック。現場では、更新も大変そうです。
http://takae.ti-da.net/
blogの末尾のほうに「読者登録」があり、新着情報をメールで受け取ることも出来ます。

8:30現在追記、高江blogより。
>N1N4ともに、未完成だったフェンスが作られてしまいました。
>重機、資材などが搬入されてしまいました。
>防衛局員は帰りました。
ひゃ〜。なんじゃそりゃー。夜明け前の暴挙でした。
抗議のTEL&FAX、議員への要請、ぜひとも宜しくお願いします。

高江に防衛局どっさり Call for Action!

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朝の6時半から、高江にオキボーが100名から急襲する愚挙。左がまだ薄暗いなか、N4ゲートの工事。右画像はN1ゲートの現在の模様。
今日は辺野古アセス関連で那覇で判決期日の予定。そしてそして、辺野古と高江のためにあまりにも大きな貢献をして下さった土田さんが亡くなり、お通夜がある日。どうしてこんな日にこんなことを。。。。
どうぞ知らせて下さい。駆けつけて下さい。

現場から遠い皆さん。
どうぞ抗議のTEL、FAX、e-mailを、防衛省・沖縄防衛局へお願いします。
親しい議員の方へ、抗議の要請をお願いします。

最新の状況は高江blogでチェック。みんな手が足りず、更新も大変そうですが。。。
http://takae.ti-da.net/
blogの末尾のほうに「読者登録」があり、新着情報をメールで受け取ることも出来ます。

June 30, 2010

高江ヘリパッド公開質問状

沖縄・生物多様性市民ネットワークが、東村高江のヘリパッド問題で沖縄防衛局に公開質問状を出した。
ここからその全文をPDFファイルで入手可能。主として環境保護の立ち位置から高江のヘリパッド問題に切り込もうとするとこういう具合になる。ヘリパッド問題を知るための読み物として利用することも可能。

May 25, 2009

6月20日ダンス!ダンス!座ってダンス!

20090514041421.jpgアフリカンダンス★やんばるクラスワークショップinTAKAE
とき  6月20日
ところ 高江公民館(東村高江、共同店すぐ近く)
15:00- アフリカンダンスクラス
16:40- アフリカンリズムでゆっくりストレッチクラス

以前にもお知らせした、WARA.BAのミナさんが開催する
ダンスのクラスが高江で開催されます。

朝からのんびり座り込みをして、午後からダンス教室参加
という座り込みセットを、合意してないプロジェクトでは
推奨いたします!

※画像は「お!これもGP!?」という感じで、ダンスとは
全く関係ありません。

February 20, 2008

「3月から工事はしません」って2月に無茶するってことか?

200802200740000.jpg高江から緊急連絡アリ。沖ボーさんが大量の警備員を引き連れてゲートに登場。朝の7時半から、N4は警備員30名、沖防10名、約10分で10トントラック7台が、N1には警備10名、沖防4名、3 or 5トントラックで2台が侵入したとのこと。粗製濫造と思われる外注警備員のほか、県警3名も「同行」したようです。

「3月から6月は、希少種の繁殖期だから工事はしない」と、先日、防衛省が明言しました。それは、「2月末までは、何がなんでも無茶してやる」という意味だったのでしょうか。希少種はカレンダーを見て「お!3月だ、よーし繁殖するゼ」と行動するのでしょうか。

「ヘリパッドいらない住民の会」は、これまでも、具体的な根拠を挙げて説明を求めてきたというのに、きちんと回答できない防衛省と沖縄防衛局の側にこそ、工事遅滞の原因はあります。

手続きに則って実施されない作業は、先頃の米国ジュゴン訴訟のように、後に重大な過失として跳ね返って来ます。米軍は、違法な手続きに基づいた自然・文化・環境破壊があれば、その施設は使わないと決定する可能性も出てきています。

その時、誰が責任を取るのでしょうか。政府は簡単に、末端の現場責任者と作業をじっさいに行った受注業者を切り捨てるでしょう。その時になって「シマッタ」と思っても、私たちの税金を使って破壊された環境は、元には戻りません。

●どうぞ、現場に立って考えてみて、「ヘンだ」「オカシイ」と思ったら、座り込みに参加して下さい。
●現場から遠い皆さん、どうぞ抗議のTEL、FAX、e-mailを、防衛省・沖縄防衛局へお願いします。親しい議員の方へ、抗議の要請をお願いします。
●作業に関わっている人と親しい皆さん、どうか、「その仕事は、マズイと思うよ」と伝えて下さい。現場で対峙させられている私たちは、敵同士ではありません。それなのに、心から語り合うことが困難になっています。こんな酷い仕事を発注する防衛省と沖縄防衛局に対して、「誰にでも誇れるきちんとした仕事をやらせて欲しい」と要求する権利があります。

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