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May 29, 2009

2009年6月13日(土)第2回ゆんたく高江

ゆんたくポスター.jpg
楽しみなお知らせ届きましたー♪
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第2回ゆんたく高江
2009年6月13日(土) 13:00〜20:00
東京都渋谷区千駄ヶ谷区民会館(JR 原宿駅竹下口から徒歩7分、渋谷区神宮前1−1−10)
参加費無料!(カンパ大歓迎)

webサイト→ http://helipad-verybad.org/

●ライブ
知久寿焼(fromパスカルズ/ex.たま)
寿[KOTOBUKI]
南アイ(唄と三線)
サダ+さっちゃん(fromサダ&モンゴロイド・スポッティング/花フェノ)
ラビラビ

●ゆんたく(おしゃべり)
ヘリパッドいらない住民の会(from高江) 
安次嶺現達さん(住民の会共同代表)ほか

盛りだくさんの内容は以下続きをどうぞ。

●高江を知るDVD最新バージョンの上映
●高江の写真・絵・資料展
●カフェ&キッズコーナー
●高江支援グッズ物販コーナー
●つくってみよう!月桃ムーチーワークショップ
●他、各団体出店

高江は、沖縄県北部地域の山原(やんばる)に位置する小さな集落です。
豊かな森に囲まれ、ヤンバルクイナなどの稀少動物が人々と共に暮らしています。
しかし、この高江で今、米軍のヘリパッド(ヘリコプター離着陸帯)の建設計画が進められています。
暮らしや自然にヘリパッドが与えるダメージは計り知れません。
高江では、ヘリパッド建設に抵抗する座り込みが一日も欠かすことなく続いています。

高江が抱えている問題を一人でも多くの人に知ってもらいたい!
その思いから「ゆんたく高江」は始まりました。
今年も高江の人々を招き、この問題についてゆんたく(おしゃべり)する場を作ります。
友達や家族といっしょに、気軽に遊びにきてください!

【問い合わせ】
電話 090−1944−4336(第2回ゆんたく高江実行委)
メール yuntakutakae(@)yahoo.co.jp ←カッコ内を半角@に変えて下さい☆

【賛同人・賛同団体・カンパ募集中!】
このイベントは皆さんからのカンパで成り立ってます。
なにとぞ熱いカンパを〜!

カンパ振込先
●郵便振込
記号10030 番号16103691
口座名 ゆんたく高江実行委員会
(振込用紙に、氏名・団体名のチラシ等への掲載の可否をお書き添え下さい)  
個人1口1000円、団体1口2000円

【ボランティアスタッフ募集中】
この企画では当日のボランティアスタッフを募集しています。 
いっしょにイベント楽しみましょう!気軽にご連絡ください!

May 25, 2009

6月20日ダンス!ダンス!座ってダンス!

20090514041421.jpgアフリカンダンス★やんばるクラスワークショップinTAKAE
とき  6月20日
ところ 高江公民館(東村高江、共同店すぐ近く)
15:00- アフリカンダンスクラス
16:40- アフリカンリズムでゆっくりストレッチクラス

以前にもお知らせした、WARA.BAのミナさんが開催する
ダンスのクラスが高江で開催されます。

朝からのんびり座り込みをして、午後からダンス教室参加
という座り込みセットを、合意してないプロジェクトでは
推奨いたします!

※画像は「お!これもGP!?」という感じで、ダンスとは
全く関係ありません。

May 19, 2009

明朝20日泡瀬干潟護岸工事着手で抗議集会

緊急抗議集会の案内が、前川盛治さん(泡瀬干潟を守る連絡会・事務局長)から届きました。


国(沖縄総合事務局)は09年度の泡瀬埋立工事の「護岸工事」を明日(20日)から始めるとの事です。明日は、機材搬入、整備となっているそうです。おそらく夜明け前にゲートを開けてクレーン車などを搬入すると思います。
緊急抗議集会は、ゲートを開ける夜明け前が効果的ですが、緊急なため、連絡が不十分で多数の人を結集できません。
 やむを得ず、緊急抗議集会を次のように設定します。多数の参加を訴えます。
日時:5月20日(水)午前8時〜9時
場所:仮設橋梁前(車は、沖縄県総合運動公園・東側駐車場に駐車)


詳細は、☆泡瀬干潟を守る連絡会☆blogで。

5月22日(金)第3回ユンタクイン@るー大占拠キャンプ

るうちゃんたちからお知らせ届きました。



とき:5月22日(金)=ルー大は休講日
晴れたらお昼すぎから占拠の準備開始、ユンタクイン開始は6時ごろ
雨天・荒天のばあいユンタクインのみ6時から屋根のあるとこ
ところ:琉球大学図書館前占拠キャンプサイト
※占拠メシあります。具だくさんミネストローネもどきその他の予定。持ち寄り歓迎、投げ銭よろしく。
※テント、シュラフなど持参歓迎。


<今回のユンタクスピーカー>
鵜飼哲さん(一橋大学教授)

●メッセージ●
 したことも、見たことも、聞いたこともないことが起きたとき、私たちはどうしようとするでしょう?この春の琉球大学の占拠運動に触れたとき、私はこの問いに 直面しました。二回のメッセージはみなさんからの呼びかけへの手探りの応答です。まるで自分が虫になったかのように、過去の貧しい経験や知識を触覚に変 え、未知の出来事から送られてくる波動を必死に感受して、自分の内側に湧き出す感覚を思考しようとしていました。
 今回の運動の実際を、私は相変わ らず何も知らずに「ゆんたく」に参加します。地域と時代に根ざすどんな運動にも、そしてとりわけ大学における運動には、大学の成り立ち、キャンパスの歴 史、新たな時代の要請の交差から生ずる固有の皮膚感覚が張り付いています。そこにはインターネットではけっして伝わらないもの、どんな情報や知識にも還元 されないものがあるはずです。
 みなさんと直接に顔を合わせ、その声、言葉、身ぶり、表情に運動の現場でたっぷり時間をかけて接することのできる 「ゆんたく」へのご招待に心から感謝します。私のメッセージへの感想、意見、批判、質問、どんな反応でも結構です、まずできるだけ多くの方からボールを投 げていただき、私なりに再度応答していきたいと思います。あえて主題を絞るとすれば、大学という制度の<内>と<外>を横断する、「運動」「集団」「共同 性」の意味をめぐってということになるでしょうか。それでは、22日に。

【鵜飼哲(一橋大学教授)】
・研究領域:フランス思想・文学、ポスト植民地文化論(マグレブ)
●著書・共著について
(1) 『抵抗への招待』(単著)、みすず書房、1997年
(2) 『償いのアルケオロジー』(単著)、河出書房新社、1997年
(3) 『イスラーム辞典』(共著)、岩波書店、2002年2月
(4) 『魯迅』(竹内好著)、(共著・新版解説) 、未来社、2002年5月
(5) La Modernite apres le post-moderne. (共著)、Maisonneuve & Larose 、2002年10月
(6) 『フロイトと非ヨーロッパ人』(エドワード・サイード)(共著・翻訳解説) 、平凡社、2003年10月
(7) 『応答する力』(単著)、青土社、2003年
(8) 『文化アイデンティティの行方』(共著)、彩流社、2004年2月
(9) 『マグレブ、複数文化のトポス』(ハティビ評論集)(共著)、青土社、2004年7月
(10) La democratie a venir-Autour de Jacques Derrida. (共著)、Galilee (Paris), 2004年11月
(一橋大学HPから転載)

● ティーチインとは:ベトナム反戦運動渦巻くなか、大学キャンパスで始まった学生と教員の長時間討論集会のこと、ではないかと思う。名のある教授たちが教室 を出て、キャンパスで学生と差しで対話するという感じが、学生運動のもたらした成果のひとつって感じで、イイ感じだったんじゃないかと思う。
●ユンタクインとは:語学カリキュラム問題渦巻くなか、琉球大学占拠キャンプで始まった、ご飯食べながら語らう長時間宴会のこと、かもしれない。ハワー ド・ジンなき琉大では専任教員が頼りないことが確認され、教える=教えられる関係は変幻自在、誰もが料理当番だったりした感じも、イイ感じだったのかもし れない。大 学が「大学」たらんとする歴史がここから始まった!?
(出典:Loupedia)

5月24日「沖縄のジュゴンを知ろう!」イベントお知らせ

『沖縄のジュゴンを知ろう!!!!!』
内容:色々な海の生き物、ジュゴンが食べる海の中に生える草などを観察し、ジュゴンが暮らす海をのぞいてみよう!!!
日時:5月24日(日)9時半集合、15時終了
場所:名護市嘉陽海岸 (ペンション松浜荘駐車場集合)
参加費:無料
対象:親子(小1〜高3) *中学生以下は保護者同伴
定員:50名(要予約)
持ち物:お弁当、飲み水、日焼け止め、帽子、着替え、水着、水に濡れてもいい靴・服(ぞうりは不可)
お申込み:5月23日まで
主催:北限のジュゴンを見守る会
問い合わせ:
09075863348(浦島)
0980-43-7027(FAX)

5月23日『沖縄・問いを建てる』刊行記念シンポ

5月23日土曜日
■『沖縄・問いを立てる』全6巻刊行記念シンポジウム
日時・・・5月23日・土曜・午後2時から5時まで。
場所・・・八汐荘大ホール(那覇市松尾、国際通りからすぐ奥)
鳥山淳・我部聖・謝花直美・鵜飼哲・新崎盛暉・新城郁夫

お誘い合わせてご参加下さい!

May 13, 2009

もう出した?まだ間に合う!意見書

アセスの手続きの一環で住民からの意見書を受け付ける期間がありましたが、そこで意見書を出さない人は「特に意見がないのだから作ってかまわないと考えている」と判断されることを知りました。それは高江の意見書に限りません。中立とか黙して語らずとかは国の都合のいいほうに入れられるのです。辺野古の新基地建設やあちこちの原発などいままで自分がおかしいなと思ったけど何もアクションを起さなかったことは、国から見れば私は認めていることになっていたなんて、本当に知りませんでした。
『わたしは、とても美しい場所に住んでいます』(教科書に書かれなかった戦争part52暮しの隣ですすむ軍事化)梨の木舎、2009年4月、24頁より。

●ジュゴン監視団を通して出すばあいは本日5月13日まで!

 FAX :098-885-0866

 メール:folkswind@yahoo.co.jp

●沖縄防衛局に直接!コースなら15日締め切り
→直接持っていく
→郵送 15日消印有効
 〒904-0295 沖縄県中頭郡嘉手納町290番地9
  沖縄防衛局
→FAX 098-921-8168
 (FAXでも受け付けることを確認しました。)
※防衛局に直で出す人も監視団にコピーを送ってくださいね

May 12, 2009

5月17日「森口カフェ」vol. 5@高円寺素人の乱

森口豁さんの日本テレビ時代の貴重な映像作品を色々な場所で見てしまおう!という企画「森口カフェ」第5回のお知らせ来ました。



日時:2008年 5月17日(日)15:00〜
上映後、森口さんを囲んでティーチイン。
美味しいベジ食販売も予定!
*作品はいずれも30分。

場所:素人の乱12号店北中ホール
参加費:100円(+1ドリンクオーダーお願いします!)
お問い合わせ:moriguchicafegroup@yahoo.co.jp
主催 :moriguchi cafe group


*上映作品*
「海は哭いている・新石垣空港とサンゴ礁」1984.11.08放映
(ドキュメント’84)30分
「海は哭いている・サンゴの危機と市長選」1986.04.06放映
(ドキュメント’86)30分

開発か自然保護か—。世界的に貴重なアオサンゴの群落が広がる海の埋め立てをめぐって揺れた新石垣空港建設問題。反対運動を引っ張ったのは白保のおじいやおばあ、そして海んちゅたちだった。「命どぅ宝」「海どぅ宝」—。世界からも注目された白保の人たちの「命をかけた闘い」を追った連作ドキュメント。いま住民運動の原点がよみがえる。

「島ちゃび結歌・沖縄八重山からの報告」1973.11.18
(ドキュメント’73)
日本復帰と同時に八重山の島々を襲った本土企業による土地の買いあさりや国の貧弱な農政にあえぐ離島住民の姿を石垣島と西表島で記録した作品。

<森口豁さんプロフィール>
1937年、東京生まれ。ジャーナリスト。沖縄を語る一人の会主宰。1959〜74年、琉球新報社会部記者や日本テレビ沖縄特派員として米軍統治下の沖縄で暮らす。テレビドキュメンタリー『ひめゆり戦史・いま問う国家と教育』、『島分け・沖縄鳩間島哀史』などの制作でテレビ大賞優秀個人賞などを受賞。山形国際ドキュメンタリー映画祭2003参加。
HP「森口豁の沖縄通信」:http://www.cyber-rabbit.com/katsu/

5月16日地理学者からみた大浦湾の生物多様性

ご案内いただきました。すなっくスナフキン・ジュゴン保護基金委員会・沖縄リーフチェック研究会といえばトクシンさんも今日の外交防衛委員会で掲げていた「生き物マップ」についてのJANJAN記事はこちらからどうぞ。これ、高江の座り込みテントにも置いてありますが、こどもたち大喜びの素晴らしいパンフレットに仕上がっています。
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大浦湾学習会シリーズ 「地理学者からみた大浦湾の生物多様性」のご案内です。
多くの方のご来場をお待ちしています。

 2007年9月まで大浦湾の海に眠っていたチリビシのアオサンゴ群集。今回はWWFジャパン・NACSJアオサンゴ合同調査チームの一員、地理学者の中井達郎さん(国士舘大学)をお招きして地理学者から見た大浦湾の生物多様性についてお話いただきます。日本各地のサンゴ礁をもつ地域の保全に携わってきた中井さんのご経験を交え、大浦湾の今後の保全や調査のあり方についても聴衆のみなさまと一緒に考えていけるような場にしたいと考えています。
 
 あわせて、すなっくスナフキン・ジュゴン保護基金委員会・沖縄リーフチェック研究会の3団体でこの2年間にわたり進めてきた大浦湾の生き物調査についてもご紹介します。

日時:2009年5月16日(土) 18:30〜
場所:名護市 羽地地区センター
(名護市字仲尾次829番地、TEL:0980-58-1221)
スピーカー:
中井達郎(国士舘大学・地理学教室)
「地理学者から見た大浦湾の生物多様性(仮題)」
安部真理子(沖縄リーフチェック研究会)
「大浦湾に棲むさまざまな生き物たち」

無料
問い合わせ:沖縄リーフチェック研究会 安部(080-5067-0957)

ガッツだぜ

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大浦湾のあの美しいパンフレットを掲げながら「反対派」=悪ではなく「良民」だ!と主張しております。
参議院外交防衛委員会の中継はここから
参考人には新崎盛暉さん(沖縄大)、佐藤学さん(沖縄国際大)が登場して、当意即妙にピシッとしめてくれています。
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事後にはここからビデオライブラリでチェック出来ます。

May 09, 2009

5月11日(月)高江の審尋@那覇地裁

高江からお手紙届きました。



20090424024612.jpg来週、5月11日(月)は那覇地方裁判所にて第3回「審尋」が行われます。当日、地裁前広場にて、事前集会、審尋終了後には報告集会があります。ぜひ、多くの皆様の参加をお願いいたします。

14時から 事前集会
15時から 第3回・審尋
終了後  報告集会
主催:「ヘリパッドいらない」住民の会 ヘリ基地反対協議会 沖縄平和市民連絡会 沖縄統一連 沖縄平和運動センター

※画像は、島らっきょの酢漬け、島らっきょの葉っぱタレ。この季節、島らっきょを下ごしらえするときに、緑の葉っぱの部分は、小口切りに刻んでごま油と醤油に漬けてタレにします。ご飯によし。汁物にトッピングするもよし。唐辛子を刻んで一緒に漬ければぴりりと辛旨し!

辺野古・高江カー5月

20090503142250.jpg平和市民連絡会では、高江・辺野古への支援行動を行うために那覇からの輸送車を出しています。自家用車を持っている方も、高速・那覇入り口の崎山駐車場(無料)に置いて、同乗して下さい。同駐車場の開門は6時で、閉門は21時です。

1. 輸送車は、「那覇インター前」バス停から8時に出発します。
2. 同乗希望者は、必ず城間(080-1782-6598)か長嶺(090-2712−6486)へ事前に連絡して下さい。
3. 出発便(運転手 同乗可能者)

5/ 9 長嶺 数5名  5/14 城間 5名  5/16 長嶺 5名
5/19 山口 3名  5/20 岡本 3名  5/21 当間 3名(辺野古限定)
5/22 仲里 3名  5/23 岡田 3名  5/26 金城 3名
5/27 岡本 3名

沖縄平和市民連絡会では、この行動の定期化のため、カンパを募っています。郵便局での、カンパの宛先は、『(口座番号)は1710-5-88511』『(加入者名)は平和市民連絡会』『通信欄に辺野古・高江行きカンパ』と記入してください。

カケコミカキコ(8)誰でもOKでも日本語で

Q:「ハワイイに在住の沖縄系です。私も意見書を書いて出せますか」
A:「環境の保全の見地からの意見を有する者は」誰でも書けます。
  ただし日本語での受付です(防衛局の募集要項がそう定めている)。
根拠:
「沖縄県環境影響評価条例」(準備書についての意見書の提出)
第17条 準備書について環境の保全の見地からの意見を有する者は、第15条の公告の日から、同条に規定する縦覧期間の満了の日の翌日から起算して2週間を経過する日までの間に、事業者に対し、意見書の提出により、意見を述べることができる。

先日、防衛局との交渉で「国際自然保護連合(IUCN)のジュゴン勧告・決議とかあるんだから、これは国際的な責任を負う事業だよ、国際的な意見を求める必要があるよ、だから英訳だせ、英文の意見も受け付けろ」と要求しましたが、案の定「アセス法守ってるからそんな必要ないっす」との答えでした。

ということで、「この事業は国際的な責任を負っているのだから、国際的な意見を求める必要がある。それなのに、そういうことをやっていない。だから、アセスやり直せ」という意見書も書けます。

ぜひ他の地域の方も、よろしくお願いします。意見書呼びかけをしている人たちの励みにもなります。

カケコミカキコ(7)ジュゴンの保全計画

意見書ひな形、ジュゴンの保全計画についてです。

沖縄に力を注いでくださっているWWF-J、日本自然保護協会(NACS-J)、ジュゴン保護キャンペーンセンターの去年のバルセロナからのおみやげIUCN決議をここで生かしましょう。

何とこの準備書では、ジュゴンの保全計画、「船、気をつけさせますね」だけ....。
来年、日本は国際生物多様性年のホスト国。これ、世界中から来る人の前で言ってみ?とつっこんでください。




意見書例(5)ジュゴンの保全計画に対しての意見書

普天間飛行場代替施設建設事業に関わる環境影響評価
準備書に対する意見書
                     
 2009年5月 日
〒 住所                     
名前 

○ジュゴンの保全計画について

 ジュゴンは、環境省・沖縄県のレッドデータブックにおいて「絶滅危惧㈵A 類」、とされています。また、IUCN(国際自然保護連合)により「絶滅危惧」と評価されており、世界的にも貴重な動物です。

そのため、沖縄のジュゴンの保全政策は、国際的にも注目を集めています。特にIUCNが昨年2008年10月の第4回IUCN世界自然保護会議において、IUCN決議「2010年国連国際生物多様性年におけるジュゴン保護の推進」を採択したことにより、国際的な関心が高まりました。同決議では、日本政府に対して、全ての選択肢を含めての環境影響評価を実施する努力を求めています。

それに加え、2010年国連国際生物多様性年は日本がホスト国であり、その責任を果たすことが求められています。

しかし、この準備書で書かれているジュゴンの保全計画は、「付近を航行する船舶に対して、ジュゴンとの衝突を回避するための見張りを励行させるほか、ジュゴンとの衝突を回避できるような速度で航行するよう周知します」というものであり、これが国際的に求められている基準に達している保全計画とは到底思えません。

保全計画のもととなるジュゴンの調査を含め、アセスのやり直しを要求します。


カケコミカキコ(6)うるさいよー

意見書ひな形、騒音についての指摘です。
この準備書では、飛行機が他の訓練所と行き来をする飛行経路、回数、騒音が書かれていません。
今でも、ちゃんとやってない、これを書いてなかったらアセスじゃないでしょ、やり直し!と書いてくださったらOKです。


普天間飛行場代替施設建設事業に関わる環境影響評価準備書に対する意見書

2009年5月 日
住所
名前

○騒音に関する意見

 辺野古にこの新基地ができると、北部訓練所や伊江島、キャンプハンセンなど、他の訓練場と行き来をすると思われますが、この準備書には、その飛行経路、回数、騒音の影響が書かれていません。これは米軍の訓練の実態を無視したものです。
 
普天間爆音訴訟や嘉手納爆音訴訟にみられるように、米軍飛行場が出来てしまったあとでは、住民がどんなに被害を受けても、現状では、米軍に対して飛行差止めができません。

 環境アセスでは、新しい米軍飛行場がどのような運用がされるのか、施設の共用後に住民が被る騒音被害を予測評価し、影響の回避低減をはからなければならないはずです。それが明らかにできない時点では、アセスをしたことにはなりません。

 他の訓練所と行き来をする際の飛行経路、予測される回数・頻度を確定し、騒音評価のやり直しを求めます。


カケコミカキコ(5)専門家って誰だ!?

意見書ひな形、専門家の匿名に対しての意見書です。
研究者、研究者をめざす方は、ぜひこれを書いてください!
このアセスは、準備書に係わった専門家の名前を明らかにしていません。結果や予測、保全計画に、専門家が説明責任を持たないなんておかしい!と書けばOKです。



普天間飛行場代替施設建設事業に関わる環境影響評価準備書に対する意見書

2009年5月 日
住所
名前

○専門家の匿名に対しての意見

この準備書では、環境影響評価準備書作成に係わる専門家等(アドバイザー)の主な助言内容一覧が掲載されていますが、専門家の所属、氏名は公表されていません。

事業の調査、予測、環境影響の評価という重要な作業には、説明責任が伴うはずです。なぜ、この調査結果で環境への影響はほとんどないと考えられるのか、専門家は責任を持って説明する必要があるはずです。

 専門家の説明責任を伴うアセスを、方法書からやり直すことを要求します。


カケコミカキコ(4)ジュゴンのこと、わかってないのに

意見書ひな形、つぎは、ジュゴンの単年度調査に対する意見書です。

情報がたくさんあるジュゴンについてですが、たとえば

ジュゴンのこと、特に沖縄のジュゴンってわかってないのに一年の調査しかしないのは、おかしいんじゃないの?
それで、環境への影響の予測ってできるの?

ということを書いてくださればOKです。ではどうぞー。


普天間飛行場代替施設建設事業に関わる環境影響評価準備書に対する意見書

2009年5月 日
住所
名前

○ジュゴンの調査について

私は、沖縄のジュゴンの保全活動に大変関心があるので、準備書のジュゴンにおける調査について意見を述べたいと思います。

ジュゴンは、国際的に保護が必要とされている絶滅危惧種です。日本でも天然記念物に指定されています。それに加え、沖縄はジュゴン生息の北限にあたるとされ、沖縄のジュゴンは「北限のジュゴン」として貴重な存在であると考えられています。
 
そのため、沖縄のジュゴンの保全計画は非常に慎重に行われなければならないと思います。

しかし、準備書に書かれているたった1年の調査では、本事業のジュゴンへの影響を正確に予測し、適切な保全計画を立てることはできないと思います。なぜならジュゴン自体、生態や生活史はまだわからないことが多いことに加え、「北限のジュゴン」については、さらにデータが少ない状態です。ましてや軍事施設建設および運用のジュゴンへの影響となれば、1年間の調査では十分とはいえません。

よって、ジュゴンを遠ざけることのない方法での、複数年のさらなる調査のやり直し、つまりアセスのやり直しを望みます。そのアセスは、今回のような代替施設建設ありきのアセスではなく、事業を行わない「ゼロ・オプション」を含めた代替案が提示されるアセスであることを強く望みます。


意見書カケコミカキコのために(3)公開方法ダメじゃん

さて、いよいよ意見書ひな形をつくってみました。まず準備書の公開方法に対しての意見書です。
乱暴な言い方をすれば、準備書は「こういうアセスして、こういう結果が出たんだけど、どうよ」っていうものですが、この「どうよ」の仕方がまずい、というものです。
アセスは市民との合意形成過程が重要なのですが、それができていない、ということも十分な意見になります。
「準備書も簡単に見られないし、説明会もこれしか開かないなんてこれはアセスではない」ということを書いていただければOK。また、こんなに長くなくても大丈夫。
※県外の方仕様、ジュゴン保全に関心のある人の視点で書いています。
※このカケコミカキコシリーズは基本的に「アセスをやり直せ」という結論で書いています。

では続きをお読み下さい。


普天間飛行場代替施設建設事業に関わる環境影響評価準備書に対する意見書

2009年5月7日
住所
名前

○同事業の環境影響評価準備書(以下、「準備書」)の公開方法について

 私は、環境問題に関心があります。特に沖縄のジュゴンは、国際的にも注目を集めている動物でもあり、その保全には大変、興味を持っています。

今回の準備書でジュゴンについて、どのような調査結果が書いてあるのか調べようとしましたが、準備書は、最初は平日に県内の5ヵ所の閲覧に限り、県外からは要約版のみが沖縄防衛局のHPを通してみられるという状況でした。その要約版もダウンロードに時間がかかり、大変アクセスしにくいものでした。

4月9日からは本編がインターネットで公開されましたが、これもダウンロードに時間がかかり、市民の情報へのアクセスは困難な状態です。

また、説明会も県内の3ヵ所でしか行われず、県外の人間は準備書の内容について質問をする機会もありません。しかし報道では、3ヵ所とも質問に十分な時間をとらず、地域住民との対話も不十分だったようです。

環境アセスは、事業の環境への影響の評価方法だけが問われるわけではありません。事業者がいかに市民の意見を踏まえて環境の保全の観点から事業計画を創り上げようとしているかが問われるものなはずです。 

それにも関わらず、市民からのアクセスに時間を費やさせるような方法で準備書を公開し、市民の質問や意見に耳を傾けようとしない事業者、沖縄防衛局の姿勢は環境影響評価法の法の趣旨を無視しているとしか思えません。

この準備書だけでなく、方法書の段階でも同様な姿勢でした。
意見書提出後に「後出し追加資料」を出し、それには意見を述べる機会が与えられませんでした。

市民との合意形成を目指す姿勢が見られないアセスは欠陥アセスだと思います。
本事業の環境アセスメントのやり直しを強く求めます。


意見書カケコミカキコのために(2)意見書の宛先

意見書の書き方と送り方です。



[意見書の書き方]
1)意見書の用紙は指定されてはいません。
2)必要事項は以下のとおり
 -表題「普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価準備書に対する意見書」
 -氏名・住所
3)意見や想い。数行の短い文章でもOK。

[意見書のあて先]
※直接、沖縄防衛局に提出すると、概要だけが環境アセス審査会に提出されます。これでは一人ひとりの意見が取捨されてしまいますので、沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団が、すべてコピーをとって沖縄防衛局に提出してくれます。また、意見書そのものをアセス監視団で集約し、審査会委員の方に直接読んでいただくようにしています。

郵送 :〒905-2171 名護市字辺野古 座り込みテント村 意見書係
FAX :098-885-0866(アセス監視団)
メール:folkswind@yahoo.co.jp(アセス監視団


※監視団へのファックス、メールは13日までです。それ以降は、沖縄防衛局へ直接提出して、コピーを監視団に送って下さい。
※意見書を沖縄防衛局に提出する期限は5月15日です。

意見書カケコミカキコのために(1)アセスってなんだば?

アセス意見書の〆切が来週15日に迫っています。まだ書いていないみなさん、この新基地アセスで意見が述べられるのはこれが最後の機会です。
「さ!書くぞー」といって白い紙を前に、しばし、ぽーん、と茫洋な時間を過ごしてしまっているあ・な・た。
あなたに送る合意してない意見書駆け込み書き込み企画です。
(北限のジュゴン調査チーム・ザン、那覇ブロッコリー岡本由希子さんの資料協力を仰いでいます。多謝)



その(1)、アセスと意見書のしくみ、意味について知るための情報をまとめてみました。

1)「辺野古浜通信」blogから「意見書提出の取り組みについて」
2)QAB検証動かぬ基地Vol.88「環境アセス準備書と意見書」
3)北限のジュゴンを見守る会」調査チーム、チーム・ザンの学習会資料を以下に転載します。


2009年4月27日  チーム・ザン アセス学習会資料 アセス制度Q&A

1)環境アセスメントって?
・1996年に出来た「環境影響評価法」という新しい法律です。
開発事業の内容を決める時に、それが環境へどのような影響を及ぼすかを事業者自身が調査し、影響を予測し、その事業が環境に与える影響を評価、その結果を公表し、国民や地方公共団体などから意見を聞き、それを踏まえて「環境の保全の観点から」より良い事業計画を創り上げていこうという制度です。
・最初の手続きは、アセスの設計図となる「方法書」を出し、住民意見などを聴き、調査方法などを決めて環境調査に入り、「準備書」をまとめ住民の意見を聴きます。

※辺野古の環境アセスはこの「準備書」が縦覧されており、住民が意見を出せる最後の段階に入っています。

2)準備書って?
・調査、予測、評価・環境保全対策の検討を実施した結果を示し、環境の保全に関する事業者自身の考え方を取りまとめたものです。
この内容は詳細で大部にわたるので、1ヶ月間の公表期間の中で、事業者は内容を説明する説明会も開きます。
・この内容に対し、「環境保全の見地」からの意見のある人は誰でも意見を出すことができます。
※2009 年4 月1 日、事業者である沖縄防衛局は5400 頁もの「辺野古」アセス準備書を沖縄県に送付し、4 月2日から縦覧を始めました。
4 月9 日からインターネット上でも公開されました。4月22,23,24日と事業実施3区域のみで開催された説明会では住民生活や自然環境への影響についても十分な説明はされず、地元市民には大きな不安と怒りだけが残されました。

3)出した「意見書」はどうなるの?
・意見書は事業者が出された意見の概要と、意見に対する見解を都道府県知事と市町村長に送付します。
・沖縄県知事は諮問する「環境影響評価審査会」にはかります。審査会には、植物学者、動物学者、都市工学者などの専門家が集まり、「準備書」の内容を読んで、「方法書」に出した意見が適切に反映されているかどうか等様々な観点からこの内容を審査します。
・審査の結果は県知事に報告されそれをもとに、事業者に注文をつけます。
※沖縄県の審査会は、一般の人も自由に傍聴ができます。
審査委員が環境を守るために真剣な議論を交わす姿を応援しましょう。審査会の日時や場所は沖縄県のHP で告知されますが、アセス監視団等NGOのHPでも逐次お知らせを掲載します。

4)「準備書」の後はどうなるの?
・事業者は寄せられた意見の内容を検討し、必要に応じて内容を見直した上で「環境影響評価」〈評価書)を作成します。作成された「評価書」は、通常は事業の許認可を行う者(国土交通大臣等)と環境大臣に送付され、環境保全の見地から審査が行われるはずですが、今回の場合は「日本政府が造って米軍に提供する」前例も想定もないため環境審査が適切に行われるのかは不明です。

通常であれば、事業者は審査において寄せられた意見をよく検討し、必要に応じた見直しをした上で、最終的に「評価書」を確定し、都道府県知事、市町村長、事業の許認可を行う者に送付します。また、「評価書」を確定したことを公表し、1ヶ月間縦覧します。また、「評価書」を確定したことを公告するまでは事業を実施することはできません。

5)「評価書」の後は?
これで一連のアセスの手続きは終了ですが、アセス法の対象となる事業は、国自ら行う事業です。その事業が環境の保全に適正に配慮していない場合に許認可や補助金の交付をしないようにする規定として「事後調査」が定めらています。

6)「事後調査」の信憑性は?
「事後調査」とは、工事中や事業の完成後の供用時の環境の状態を把握するための調査です。「事後調査」の結果は、今後の対応の方針(許認可取り消しや補助金の差し止め)も含め、原則として公表することとされてます。
※しかし、私たちは「事前調査」、「アセス調査」の杜撰さから導き出されたジュゴン追い出しの可能性の中で、「事後調査」のモニタリングの意味はジュゴンの保全への実効性がないと考えています。


May 01, 2009

GWはぜひ!

20090429172903.jpg5400ページってこんな。ファイリングや製本を拒む紙の量だな。うは。文房具屋さんに同じ色のファイル、こんなに置いてないよーってかんじでおそろいを拒む量だ。全てにくまなく目を通してたら、目の下にくまができちゃうよ〜、なんつって。でも大丈夫。色んな意見を書いて送ることはできる。そうそう、たしか新聞でなんかいいこと書いてあったハズ・・・あーっ、今朝の資源ゴミで出しちったよー。でも大丈夫。辺野古浜通信blogには、この間、県内2紙で連載された特集記事へのリンクもある!のんびり日向ぼっこしながら、意見書カキカキしよう。ふむ。
20090501002946.jpgしかし、あれだな。せっかくだからドライブがてら、東を目指そう。やっぱ、ほら。現地で現場に立ってみて判る気持ちとか、あるじゃないか。で、辺野古まで来たら、ぜひ!「おっとっとっ」と行き過ぎて高江まで足をお運び下さい。ほら、連休明けに、あれですよ。例の仮処分。てなわけでGW=合意してないウィークということで、高江N4テントまでたどり着いた方には、先着んー名様まで、合意を得ずに制作しましたこのステッカー、差し上げます。え、なんか違うヤツも混ざってる?そ、そうかな(汗)。

※なーんてことを書いていたら早速、お知らせが届いた。


みんな de 意見書!
日時:5月2日(土)、4日(月・祝日)
   午後2時半〜5時
場所:県民ひろば(那覇市・県庁前)
主催:沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団


辺野古環境アセス『準備書』に、みんなで意見を書きましょう。
〜5400ページ全部を読まなくたって大丈夫!
〜意見書ってカンタン、「ワタシにも書けました☆」

「辺野古に関心あるけれど、環境アセスって何なの?」
「意見書ってどう書きゃいいのよ?」
そんなギモンにお答えします!

「『準備書』見てみたいけど、閲覧時間内になんて行けないよう」
「読んでみたけど、ワケわかんない!」
そうそう、防衛局はわざと読みにくくしているんです。

気になってるけど、さて?というお方、県民ひろばにおいで下さい。
ウワサの『準備書』も用意してます。
説明随時、意見書書きこみグッズをそろえて、みなさんのお越しをお待ちしてます。
にぎやかしに。ストリートパフォーマンスの披露に。待ち合わせの時間つぶしに。
県民ひろばで会いましょう。

日時:5月2日(土)、4日(月・祝日)
   午後2時半〜5時
場所:県民ひろば(那覇市・県庁前)
主催:沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団

*5月3日(日)には、憲法講演会@那覇市民会館(講演者は、池田香代子さん『もし世界が100人の村だったら』訳者)にお邪魔して、ブースで同様な意見書スペースをやってます。こちらも、どうぞおでかけください。