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June 19, 2009

コウゾウセンセイが琉大に来るよー♪ でも→追記アリ

大変クレバーでナイスなスキンヘッドの北島先生のお話を琉大で聞けるチャンス到来!



6月23日(月)(火)18時-20時
琉大理学部105教室
参加無料
矢ヶ崎克馬氏(元琉大理学部)
「アメリカ核戦略と原爆症認定集団訴訟」
北島幸三氏(名護市東江中学)
「平和教育について」(仮)
「教科書検定問題と平和学習ー請願書の提出を通して」
主催:日本科学者会議沖縄支部・琉大分会
問合せ:098-895-8794 okinawa@jsa.gr.jp


・・・ちょちょっとちょっと、これ。
23日なのか月曜なのかどっちだ (;′Д`)
→23日火曜であると確認しました。(^_^)
北島さんのお話が先だそうです。

June 11, 2009

6月29日谷川雁と竹中労@地下大学


非正規教員による
非正規労働者のための
非正規大学
─────地下大学 [6月]
129097.jpg【谷川雁と竹中労】
    ───〈うた〉は殲滅されたのか?
    「日本の歌」から「日本禁歌集」へ

 ・神谷一義(off noteレーベル主宰)+平井玄+本山謙二
 ・6月29日 19〜21時
 ・素人の乱12号店・高円寺北中ホール
 ・資料代500円+投げ銭(自由意思)

「動乱の詩人」谷川雁が、筑豊の坑底に逆巻く粉塵のように甦ろうとしている。
『谷川雁セレクション』(日本経済評論社)が刊行され、道の手帖『谷川雁』(河出書房新社)が刊行された。
そして歌に執心したもう一人の動乱思想家、竹中労による1969年の録音記録集「日本禁歌集」全5巻(off note)も復刻されている。
takenaka.jpg
「ある時ある場所で、私たちの皮膚を全開放する肉声」(雁)は、一体、いつどのようにして殲滅されたのか?
私たちは今こそ「動乱の歌」を必要としている。

『日本禁歌集ブックレット』の刊行を機に、鎮圧され埋葬された歌声を聴きながら、1960年の谷川雁による「日本の歌」論から、60〜70年代の竹中による禁歌から琉歌への運動までを、off noteレーベルを主宰する神谷一義とともに語り合いたい。

<外国人排斥を許さない6・13緊急行動への参加・賛同の呼びかけ>

<外国人排斥を許さない6・13緊急行動への参加・賛同の呼びかけ>
★Join a 6.13 Emergency Action-----No to Foreigner Ostracism and ZaiTokuKai

★6月13日にデモを企画しています★
 音楽あり踊りありシュプレヒコールありのデモです。
 在特会の主張に違和感を持つ方は、その気持ちを表現するために是非!是非!ご参加下さい。一人でも多くの方の参加が本当に必要です!
 当日の参加が無理な方は、匿名でも構いませんので賛同をお願いいたします!
 (↓当日のスケジュール、賛同の送り先は下の方にあります↓)
 
 2009年4月11日埼玉県蕨市で、不法滞在を理由として両親が強制送還され、日本政府により家族と別れて暮らすことを強いられた女子中学生の自宅・学校に押しかけるという卑劣なデモがありました。その内容は外国人を犯罪者と断定し、日本から追い出せという主張でした。主催したのは「在日特権を許さない市民の会(在特会)」などです。

 今回その在特会などが、京都市で外国人参政権に反対するデモをしようとしています。私たちは今回の彼らの行動が、京都にとどまるものではなく、また外国人参政権を巡る問題だけにとどまるものでもなく、日本に新しく現れた排外主義的な動きであると捉えています。今はまだ彼らの動きは大きくないものに見えますが、不況下においてファシズムや外国人差別が肥大化した歴史を思い起こすとき、今回の動きを見過ごすことは出来ません。そこで私たちは今回彼らがデモをしようとしている6月13日に抗議の意味を込めて、「外国人排斥許さない6・13緊急行動」としてデモを企画しました。

 このような外国人排斥の風潮を許さないのだという強い意志を全国的に示すことが今必要とされているのではないでしょうか。時間が限られた中で恐縮ですが、本行動への皆様の参加と賛同を広く呼びかけます。


  On April 11th, 2009, there was a demonstration which insists the foreign people as criminals and tries to ostracize foreign people from Japan. As a part of the demonstration, participants called at a house and a school of a girl who was compelled to live alone because her parents had been extradite as illegal immigrant by Japanese Government.
  This demonstration was organized by ZaiTokuKai. This group is now planning a new demonstration in Kyoto against enfranchisement of foreign people.
  We consider this movement is not only Kyoto province, or enfranchisement of foreign people, but an action of newly risen exclusivism in Japan. This movement has not been sophisticate, but we can not overlook their activities as we remember growing Fascism and Exclusivism during depression.
  Now, we planned an anti-action against ZaiTokuKai as “6.13 Emergency Action-----No to Foreigner Ostracism and ZaiTokuKai.
” Although, there is not enough time till this action, we call on for your participate and adhesion.

★外国人排斥を許さない6・13緊急行動 
★6.13 Emergency Action
◆日時 6月13日(土)
 11:00 京都・三条河川敷集合→11:30 デモ出発→12:30 デモ解散(三条河川敷)→13:30 三条河川敷集合後、ビラ配り
 11:00  We meet at River area of Sanjo, Kyoto→11:30 Demo. Start→12:30 Demo. finish→13:30 We meet again at the River area of Sanjo before handing the leaflets on a street.
◆主催:外国人排斥を許さない6・13緊急行動実行委員会
 Organized by Executive Committee of 6.13 Emergency Action
◆連絡先:613action@gmail.com
◆ブログ:http://613action.blog85.fc2.com/
(現時点で500名を超える方々から賛同をいただいております。ありがとうございます。ブログには賛同者の一覧や、いただいたメッセージが掲載されてあります)

■注意事項
・在特会はネット上への動画のアップを戦術的に行っていますので、当日私たちの行動に対する撮影が予想されます。不当な撮影には抗議していきますので、その際は実行委員に声をかけるようにして下さい。それでも撮影を完全に防ぐことは難しいので、顔を写されたくない方は各自で工夫をお願いいたします

・当日の撮影は、基本的に実行委員会のみに限らせていただきます。撮影を希望される方は事前に613action@gmail.comまで連絡を下さい。
■NOTE
 We regulate shooting of demonstration. But ZaiTokuKai may take photos of you without permission. Please be aware to protect your own rivacy.
If any of participants would like to take photos of the demo., please contact to the committee (613action@gmail.com) beforehand.

==メールフォーム(下記をコピー&ペーストして 613action@gmail.com までお願いします)==

●外国人排斥を許さない6・13緊急行動に賛同します。
○賛同団体・個人名(肩書きがあれば)

○公表します・公表しません

○一言メッセージなどあればお願いします

=========================================
MAIL FORM(Please copy & paste the following and send to 613action@gmail.com )

●I sympathize with the “6.13 Emergency Action.”
○Name(individual or group)

○Can we publish the name? (Yes or No)

○Post your message, if you have.

=======================================
 ナチスが共産主義者を攻撃したとき、自分はすこし不安であったが、とにかく自分は共産主義者でなかった。だからなにも行動にでなかった。次にナチスは社会主義者を攻撃した。自分はさらに不安を感じたが、社会主義者でなかったから何も行動にでなかった。それからナチスは学校、新聞、障害者、ユダヤ人等をどんどん攻撃し、そのたびに不安は増したが、それでもなお行動にでることはなかった。そしてナチスは教会を攻撃した。自分は牧師であったから行動にでた。しかし、そのとき自分のために声を上げてくれる者はいなかった。(マルティン・ニーメラー/ナチスに抵抗したルター派牧師)

=======================================
(以上)

6月20-23日アジアはもとしんかからんNDU上映@沖縄各所

ちらし低解像度.jpgFILM×TALK SESSION
汎アジア映画祭(準備会)ー越境するアジア的身体

「記憶映画」の可能性 あらたな協同作業のはじめに。1972年、沖縄「本土復帰」の前後、基地の町コザを拠点に激動の「世替わりー」を凝視しつづけたドキュメンタリー集団、NDU。初期映像作品の上映をとおして。いま、オキナワを起点にした「アジア映画」のもうひとつの可能性を探ること。さらに、わたしたちの身体の底の底てふかくねむりつづける記憶の堆積を抉り出し、わたしたちの身体的欲求の方に映像に定着させること。そして、個別の歴史体験を克明に記録することによって不可視の「世界記憶」へと到る道筋を訪ねあてること。いま・ここに・いることを歩き・見据え・考えるほうへとずらしながら「旅する映画」に作風を変えてゆきたい。風狂の謡人のうたえる、ヒヤミカチ節の一節。「我んや虎でむぬ、羽根ちきて給ぼり 波路バシフィック渡てみゃびら」そう、わたしたちがほしいものは想像力の翼。四海を自在に越境し往復できるイメージの跳躍力。さあ、いまこそ、“身体”というスクリーンに“記憶”のフィルムを映し出す「記憶映画」の創出を目指して協同作業を開始しようではありませんか!




[浦添]
【日時】 6月20日(土曜日)
【会場】 groove TEL/FAX 098-879-4977 
浦添市勢理客2-18-10
http://www.cosmos.ne.jp/‾groove/
【参加費】 ¥1.500+ドリンクオーダー
【開場/開演】19:00/19:30
【問合先】groove TEL/FAX 098-879-4977 

【フィルム】
「沖縄エロス外伝 モトシンカカラヌー」(NDU/1972)
「アジアはひとつ」(NDU/1973)

【トーク・セッション】
今郁義(イベントプロデューサー/元 NDU)
原田健一(新潟大学教授/映像社会学専攻)
井上修(NDU/映画監督)×鈴木義昭(ルポライター)


[宜野湾]
【日時】 6月21日(日曜日)
【会場】 Gシェルター
宜野湾市我如古1-34-1-B1F
http://tokkug.jugem.jp/?eid=7
【開場/開演】18:00/18:30
【参加費? ¥1.500+ドリンクオーダー
【問合先】090-7585-7598(黒沢)
gshelter9630@gmail.com

【フィルム】
「沖縄エロス外伝 モトシンカカラヌー」(NDU/1972)
「アジアはひとつ」(NDU/1973)

【トーク・セッション】
阿部小涼(琉球大学準教授/国際社会学専攻)
森美千代(中国現代文学/映画批評)
井上修(NDU/映画監督)×鈴木義昭(ルポライター)


[コザ]
【日時】 6月22日(月曜日)
【会場】 銀天街 TEL098-937-9909
     沖縄市照屋1-13-1 
http://gindai.ti-da.net/
【参加費】 ¥1.500+ドリンクオーダー
【開場/開演】18:30/19:00
【問合先】コザ銀天大学 098-937-9909(平良)

【フィルム】
「沖縄エロス外伝 モトシンカカラヌー」(NDU/1972)

【トーク・セッション】
ビセカツ(音楽プロデューサー)
井上修(NDU/映画監督)×鈴木義昭(ルポライター)


[那覇]
【日時】 6月23日(火曜日)
【会場】 生活の柄(栄町)TEL098-884-6863
     那覇市安里388-1(栄町市場内)   
【開場】18:30 開演19:00
【料金】 ¥1.500+ドリンクオーダー

【フィルム】
「沖縄エロス外伝 モトシンカカラヌー」(NDU/1972)

【トーク・セッション】
井上修(NDU/映画監督)×鈴木義昭(ルポライター)

グアムからの活動家招待にカンパを!!

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
6.23沖縄「慰霊の日」 国際反戦沖縄集会
グアムからの活動家招待に皆さまからのカンパを!!
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

 6月23日は、いわゆる沖縄戦が組織的に終結したとされている日。この日、沖
縄では、2度と戦争を起こさないとの誓いを立てるため、各地でさまざまな集会
が毎年開かれます。私たちが開く「国際反戦沖縄集会」もそのうちのひとつです。

 「戦争を起こさないこと」とは、単にそれを祈ることではなく、いま現実に動
きつつある戦争の道具をなくしていくことを意味します。軍事基地をなくす闘い
もそのひとつ。下の説明にあるとおり、いま、沖縄からグアムへ、「沖縄の負担
軽減」の名の下に、米海兵隊が大規模に移転されようとしています。

 しかし、私たちは、たんに沖縄の基地をグアムにたらい回すことを望みませ
ん。グアムはたしかに米国の一部ですが、米軍基地の集中するグアムは、沖縄と
同じく、基地による被害を受け続けてきた島なのです。

 今回、私たちは、「国際反戦沖縄集会」に、私たちの連帯の意思を示すため、
グアムの軍事強化に反対して現地で活動している住民を招きます。そのために
は、多額の渡航費や滞在費などが必要になります。どうか、皆さまからの暖かい
カンパをよろしくお願いします!

<カンパ振込み先>(郵便局)
◆口座名:アジア平和連合ジャパン
◆口座番号:00110-8-591451 一口1000円より。複数口大歓迎。
※通信欄に「グアムカンパ」とご明記ください。
※しめきり6月22日、目標15万円!
(まだ3万円弱ぐらいしか集まっていません。どうか皆さまのご支援を!)

<呼びかけ団体>
 6.23国際反戦沖縄集会実行委員会
 ピープルズ・プラン研究所
<お問い合わせ先> ピープルズ・プラン研究所
 〒112-0014東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F
 tel:03-6424-5748 fax:03-6424-5749
 E-mail: ppsg@jca.apc.org

━━━━海兵隊グアム移転とは……?


 2006年5月、日米両政府は、米軍再編のための「ロードマップ」(行程表)に
ついて合意しました。その中で決められたことのひとつが、沖縄に駐留している
米海兵隊要員8000人とその家族9000人のグアムへの移転でした。両政府は、これ
を、「沖縄の負担軽減」のための移転だと説明しています。

 しかし、これには2つの条件がついていました。ひとつは、沖縄県名護市辺野
古に、同じく沖縄県内にある普天間飛行場の代替施設を建設すること。もうひと
つは、移転費用として日本が60・9億ドル(うち、直接財政支出は28億ドル)を
提供するということです。今年2月、この約束を実行するために、日米両政府間
でいわゆる「グアム移転協定」が結ばれ、5月には日本の国会がこれを承認して
しまいました。今後、2014年までに、実際の予算化が進むことになります。

6月14日連続ティーチイン@早稲田

沖縄県那覇市歴史博物館の主任研究員で女性史家の宮城晴美氏をお招きして、著書「母の遺したもの」の改訂版刊行にかんする経緯と沖縄県の戦中・戦後史のメタ・ヒストリーを語っていただき、社会評論社刊の「問いを立てるシリーズ」をテキストに沖縄を巡る批評理論を考えます。

なお、沖縄のアーティスト・山城知佳子さんの新作映像上映が決定しました。
多くのかたにご参集いただけますように。

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連続ティーチイン沖縄・早稲田大学琉球沖縄研究所 共催

「沖縄 問いを立てる」シリーズ:
第四巻『友軍とガマ 沖縄戦の記憶』(屋嘉比収編)をめぐって

会場:早稲田大学 小野講堂
   http://www.waseda.jp/cac/ono.html

日時:2009年6月14日(日)
   午後1時(受付12時半より)〜5時

講演:宮城晴美さん(沖縄女性史・沖縄近現代史研究)
「ジェンダーの視点から改めて「集団自決」を問う」

映像作品上映:山城知佳子新作
『あなたの声は私の喉を通った』(2009年,ビデオ作品)

コメント:東琢磨さん(広島在住、思想家・音楽評論)
   :前嵩西一馬さん(琉球・沖縄研究所客員講師、文化人類学・沖縄研究)

その後:みんなでティーチイン
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6月27日環境ネット総会と記念講演@沖大

沖縄環境ネットワーク総会と、総会後の講演会のお知らせです。

★時 6月27日(土)
   午後5時:環境ネットワーク総会
   午後6時30分:記念講演:花輪伸一(WWFJ)
★所 沖縄大学本館4階:大会議室・・外階段を4階まで上がってください。

内容:生物多様性条約締結国会議(CBD)/COP10に向けてNGOの取り組み(仮題)
桜井国俊沖縄大学学長から戦略的な位置づけと取組の提起もなされる予定です。
※沖縄環境ネットワーク会員外でも総会の傍聴をしていただいても良いし、6時30分からの記念講演は公開ですので、是非ご参加ください。
※駐車場は沖縄大学前から国場十字路向けに100mほど南下、左角のファミマの角を左折、100mほど東に向かうと、沖縄大学長田駐車場があります。

June 05, 2009

6月7日・13日は佐喜真で写真をめぐるあれこれ

20090527015556.jpg日常なにかが足りないなー、という気分のときは。
若いアタシはいったい何を考えているのか、と考え込んだときは。
「そうだ!」と閃く瞬間を捉える写真家たちに会いにGO!GO!&GO!

■佐喜真美術館・比嘉豊光写真展関連イベント
>6月7日(日)14:00より
 シンポジウム
「若い写真家は何を考えているのかin沖縄」
 親泊健・豊里友行・仲宗根香織・タイラジュン
 コーディネーター土屋誠一
 ※沖縄の注目写真雑誌『LP』最新号は山城知佳子特集!見逃せません。

>6月13日(土)15:00より
 第1部シンポジウム
「赤いゴーヤー」からいま・沖縄を視る
 東松照明・土屋誠一・比嘉豊光

 第2部詩の朗読
 川満信一・中里友豪・高良勉
※以下、第2部詩の朗読について追記あり。

【詩の朗読会 ご案内】
第1部シンポジウム(東松照明・比嘉豊光・土屋誠一)終了後
(5時ごろを予定)

ひきつづき第2部として、詩の朗読会を開催します。
沖縄現代詩に画期を拓いた詩人たちが登場!
精神の永久革命家・川満信一、
沈黙の疼きに耳を澄ませる・中里友豪、
うるまネシアの新たな神話創造者・高良勉。
三人の詩人が、写真家・比嘉豊光の仕事に敬意を表し、
沖縄戦や〈復帰〉をテーマにした詩、そして島クトゥバで書いた詩を
みずから朗読します。

《写真とは詩とともに、詩のように、〈瞬間の王〉である》(仲里効)
沖縄の復帰前後を捉えた「赤いゴーヤー」の写真群が、時を経てあらたに立ち上
がる
とき、
一行の詩もまた写真のように、写真とともに、〈瞬間〉を生き直す——
詩人の身体からはなたれたことばは、はたしてどこまで届くだろうか。
どうぞ、この〈瞬間〉にお立会いください。


★参加詩人のプロフィール
◎川満信一(かわみつ・しんいち)
1932年、宮古島生まれ。琉球大学卒。在学中、『琉大文学』の編集に携わり、
沖縄タイムス社入社後は、『新沖縄文学』の編集にも関わった。主な著作に『川
満信一詩集』(77年)、『沖縄・根からの問い』(77年)、『沖縄・自立と共生
の思想』(87年)など。現在、個人誌『カオスの貌』を精力的に刊行。

◎中里友豪(なかざと・ゆうごう)
1936年、那覇市生まれ。琉球大学卒。演劇集団「創造」団員、詩誌『EKE』
同人。詩集に『コザ・吃音のバラード』(84年)、『任意の夜』(86年)、『遠
い風』(98年、山之口貘賞)、詩画集『トスカーナへの旅』(02年)など。戯曲
『越境者』(00年)で沖縄市戯曲賞を受賞。

◎高良勉(たから・べん)
1949年、玉城村生まれ。静岡大学卒、国立フィリピン大学大学院に留学。詩
誌『KANA』主宰。主な詩集に『夢の起源』(78年)、『岬』(84年、山之口貘賞)
などの多数、評論に『琉球弧の発信』(96年)『ぼくは文明を悲しんだ——沖縄
詩人 山之口貘の世界』(97年)など多数。


★参加詩人の詩、断章ご紹介

おお おまえのいじけた足どりと歌声は
どんな私刑よりも耐えがたい
幻の祖国などどこにもないから
幻の海深く沈もう そして激しい渦巻になろう
船も鯨も寄せつけぬ龍巻となろう

奔流するとみせかけては
簡易水道の蛇口から滴り落ちる
“空道”の慣いよ
おまえの引きずる時間の屍を葬るために
ぼくの中のあらゆる水道管はぶち壊される
叛乱の妄想は深夜の窓に熟れ
襲撃の拠点に鮮やかな朱の×印はふえていく
明ければまた それらの建物や風景の傍らを
恥辱とむなしさに伏せて歩むだろう
それでも島よ
おまえの恥部には朱の×印を刻み続ける
  ——川満信一「島(㈼)」より


記憶の風化に耐えて
沈黙の深淵にモリの形で降りていけ
摩文仁は超えなければならぬ
摩文仁を歌うな
歌うことで安心するな
夥しい沈黙と拮抗しあえるほどに
おのれの沈黙を測るときだ
はるかな闇の奥
疼くことばの棘
しのびよる禍禍しい足音の前で
ことばは石のヒンプンのように
直立することができるか

沈黙の渚で沈黙を凝視め
くりかえす海鳴りの彼方に
未生のことばをひそかに待つ
帰らざる血ぬられた日々の亀裂のなかで
祀られた死者は美しいか
  ——中里友豪「沈黙の渚」より


姥は 夕暮れの庭で
衰えた耳に呼びだしの声を聞いた
姥は今 悠久の石畳の上を
ころげるように疾走する
姥の額に油汗がにじむ
汗は石となって額を割る
姥の背後で
榕樹が一斉に鳴る
嵐の先ぶれ・蜂起の先ぶれ
受話器の向うで
姥の息はせわしい
「もし、もし」
「今年もまた帰りません」
姥の一瞬の幻想は
振り乱れた白髪のように
崩れて無限に拡散する
  ——高良勉「老樹騒乱」より

◇ 佐喜眞美術館
◇ TEL 098-893-5737 FAX 098-893-6948
◇ http://sakima.jp/
◇ メール info@sakima.jp
◇ 〒901-2204 沖縄県宜野湾市上原358
◇ 開館時間 9:30-17:00 (火曜休館)

6月11日(木)「辺野古新基地建設阻止に向けての討論会」

6月11日(木)18:30-21:00
那覇市八汐荘1階小ホール
情勢について:新崎盛暉
アセス「準備書」と今後:当山榮

大問題の大討論。まだまだこれから。
辺野古の海ではなんだか訳の判らんソナー設置も続いているらしい。
飽くなき追究の手を!那覇でも、辺野古でも!

平和市民の辺野古・高江カー6月

20090520194125.jpg
平和市民連絡会では、高江・辺野古への支援行動を行うために那覇からの輸送車を出しています。自家用車を持っている方も、高速・那覇入り口の崎山駐車場(無料)に置いて、同乗して下さい。同駐車場の開門は6時で、閉門は21時です。
1. 輸送車は、「那覇インター前」バス停から8時に出発します。
2. 同乗希望者は、必ず城間(080-1782-6598)か長嶺(090-2712−6486)へ事前に連絡して下さい。
3. 出発便(運転手 同乗可能者)
■平和市民による辺野古・高江送迎車6月
6月2日(火)3名 6月3日(水)3名 6月4日(木)5名
6月6日(土)5名 6月10日(水)3名 6月13日(土)5名
6月15日(月)3名 6月16日(火)3名 6月17日(水)3名
6月19日(金)3名 6月20日(土)5名 6月25日(木)3名
6月26日(金)3名辺野古限定 6月30日(火)3名

※画像は「大山鳴動してユンボ2匹」(^_^)じゃないけど、「ユンボの平和利用を求める世界市民会議」会員限定グッズのマイバッグ、というのは大嘘です。

June 04, 2009

6月12日じゃがたら映像ライヴ〜沖縄編@グルーヴ

トモダチから以下のお知らせ届きました。20代のはじめのころ、私もこれで、勇気をもらいました。若い頃、こんなではしゃいでたピーポーたちがオトナになったら、辺野古のこと、高江のことを、自分の場所から発信する人たちになってたんだー、という、これもひとつの記録です。ぜひ、お誘い合わせてどうぞ。



EPSNb0539.jpg「じゃがたら映像ライヴ〜沖縄編」コ・ク・チ!
さあ、みなさんグルーブマシーン、じゃがたらのライブ映像を沖縄で見ましょう。

2009年6月12日(金)

場所 :沖縄groove
    http://www.cosmos.ne.jp/~groove/
    沖縄県浦添市勢理客 2-18-10 地下一階

時間 :開場20時
    開演20時30分
料金 :1000円+1drink order
内容 :じゃがたらの未発表秘蔵ライヴ映像の上映
    OTO(じゃがたらのギタリスト)
    &石原タケシ(ザ・高江新住民)のライヴ&トーク

先日、サヨコオトナラのオトさんから連絡がありました。
タケシ、沖縄でじゃがたらのライブフィルムコンサートを出来ないかな?という事でした。
じゃがたらは10代の頃に多大な勇気をもらったバンドだし、
その頭脳と呼ばれていたオトさんからの呼びかけにオッシャ!もちろんですよ!!といったけど、、、。
今時じゃがたら知っている人がいるんだろうか?しかも沖縄で、、という危惧もあり、、、。
デモデモそんなこといってたらなにもできねーじゃん?と思い、
江戸アケミ率いる覚醒したグルーブチームが何をなしたのかということを改めて心に刻むために6月12日に浦添のgrooveでやることにしました。

じゃがたらを知っている人も知らない人も、ぜひ日本が生んだ壮絶なロックンロール予言者、江戸アケミ率いる最高のグルーブチーム、じゃがたらのライブドキュメントにビシッと触れてみてください。

沖縄の人でじゃがたら聴いていた人、また聴いてなかったけど興味ある方はぜひおいで下さい!ィヨロシク!!

高江新住民 石原タケシ

問合せ:098-879-4977(沖縄groove)
予約メール:rappado@cosmos.ne.jp