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意見書カケコミカキコのために(3)公開方法ダメじゃん

さて、いよいよ意見書ひな形をつくってみました。まず準備書の公開方法に対しての意見書です。
乱暴な言い方をすれば、準備書は「こういうアセスして、こういう結果が出たんだけど、どうよ」っていうものですが、この「どうよ」の仕方がまずい、というものです。
アセスは市民との合意形成過程が重要なのですが、それができていない、ということも十分な意見になります。
「準備書も簡単に見られないし、説明会もこれしか開かないなんてこれはアセスではない」ということを書いていただければOK。また、こんなに長くなくても大丈夫。
※県外の方仕様、ジュゴン保全に関心のある人の視点で書いています。
※このカケコミカキコシリーズは基本的に「アセスをやり直せ」という結論で書いています。

では続きをお読み下さい。


普天間飛行場代替施設建設事業に関わる環境影響評価準備書に対する意見書

2009年5月7日
住所
名前

○同事業の環境影響評価準備書(以下、「準備書」)の公開方法について

 私は、環境問題に関心があります。特に沖縄のジュゴンは、国際的にも注目を集めている動物でもあり、その保全には大変、興味を持っています。

今回の準備書でジュゴンについて、どのような調査結果が書いてあるのか調べようとしましたが、準備書は、最初は平日に県内の5ヵ所の閲覧に限り、県外からは要約版のみが沖縄防衛局のHPを通してみられるという状況でした。その要約版もダウンロードに時間がかかり、大変アクセスしにくいものでした。

4月9日からは本編がインターネットで公開されましたが、これもダウンロードに時間がかかり、市民の情報へのアクセスは困難な状態です。

また、説明会も県内の3ヵ所でしか行われず、県外の人間は準備書の内容について質問をする機会もありません。しかし報道では、3ヵ所とも質問に十分な時間をとらず、地域住民との対話も不十分だったようです。

環境アセスは、事業の環境への影響の評価方法だけが問われるわけではありません。事業者がいかに市民の意見を踏まえて環境の保全の観点から事業計画を創り上げようとしているかが問われるものなはずです。 

それにも関わらず、市民からのアクセスに時間を費やさせるような方法で準備書を公開し、市民の質問や意見に耳を傾けようとしない事業者、沖縄防衛局の姿勢は環境影響評価法の法の趣旨を無視しているとしか思えません。

この準備書だけでなく、方法書の段階でも同様な姿勢でした。
意見書提出後に「後出し追加資料」を出し、それには意見を述べる機会が与えられませんでした。

市民との合意形成を目指す姿勢が見られないアセスは欠陥アセスだと思います。
本事業の環境アセスメントのやり直しを強く求めます。