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9月27日午後1時、釈放（かいほう）されました。抗議声明へのご賛同有り難うございました。

　平良夏芽さんは、2006年9月25日、キャンプ・シュワブ第一ゲート前で、不当に逮捕拘束されました。こうした警察権力による弾圧に抗議し、平良夏芽さんの解放を強く求めます。

　夏芽さんは、平和を希求し、あらゆる戦争につながる行為を許さないという信念に基づいて、行動してきました。現在、名護市教育委員会が強行に着手している遺跡調査は、防衛施設局の圧力の下で県内への新しい基地建設を前提として行われているものです。夏芽さんは、これを平和的にくい止めようとしました。今回の活動も、完全に非暴力のもとに行われたものであり、逮捕し勾留し続ける理由は何もありません。夏芽さんを逮捕勾留することは、平和運動そのものに対する弾圧であり、こうした警察権力の暴力は、決して許されるものではありません。

　わたしたちは、名護警察署に対して、事態の経過を明らかにするとともに、平和的市民への暴力がなされたことについての謝罪を求めます。また、市民の平和運動に対するいかなる不当な暴力行為をも許さず、今後とも、基地建設に反対するため、非暴力による反基地運動を継続する意志を、わたしたちは表明します。

2006年9月25日
「夏芽さんを返せ！」合意してないプロジェクト
屋嘉比収・新城郁夫・阿部小涼

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