合意してないプロジェクトについて
●合意してないプロジェクトは、米軍再編についての日米政府による暴力的合意を拒否し、抵抗運動の思考を鍛える場を生み出すプロジェクトです。05年11月から12月のアクションについてまとめたハンドアウトはこちらからダウンロード出来ます。
●あなたのアクションも、プロジェクトにつなげませんか。
●お知らせ・お問い合わせは右の「合意してない」マークをクリック!
●このプロジェクトの始動について沖縄県内二紙で紹介させて頂きました。リンクをたどると記事のPDF画像をダウンロード(2MB強。重いので要注意)出来ます。
●仲田晃子「私は、合意してない」『琉球新報』2005年11月24日(落ち穂)。
ただでさえ日々をこなすことにあっぷあっぷしているのに、在日米軍再編協議中間報告の日米合意の報をうけて心も頭もいっぱいになってしまった。あきれるほど理不尽な「合意」に憤りながらその憤りをどう扱ってよいか分からず、もやもやする。何かしないといけない気がする…これってちゃんと怒った方がいいんじゃないの…とぼんやり思い浮かべている自分のぼんやり加減に嫌気がしてもいた。
そんなときに知人からメールが届いた。今回の「合意」に「はぁ?(怒)」と言おうという動きがあるという。すぐに「私も「はぁ?」って言いたい!」と返事を出した。メールにはこのムーブメントのコンセプトが記されていて、冒頭にはこうあった。「今、可能なゼネスト。あるいはゼネストに向かうための思考を鍛える場を」。正直に言うと、私はメールを読んですぐに「ゼネスト」を辞書で引いた。そして『沖縄大百科』や『沖縄戦後史』などを引っ張り出してきて、過去のゼネストに関する記述を追った。今参照すべき抵抗の経験や記憶を自分の中にうまく呼び起こせずにいることに気がついた。「歴史を頭で分かっても心で分かっていない」とはこのことかと妙に納得したりしながら耳をすませてみると、すでにあちこちでいろんな人が今思い起こすべき人や言葉や出来事や経験について囁きはじめている。
はぁ?(怒)と言おうという動きは、友達の友達式にメールで繋がった人たちによって「合意してないプロジェクト」として起動した。一致団結するわけでもなく始まったプロジェクトは「合意してない」アクションをそれぞれができることを持ち寄り創るものだ。今のところ持ち寄る企画もない私は、すでに始まっている、大学の先生方が授業の一コマを公開し「合意してない」を考える企画や映画上映の企画に参加するつもりだ。知恵や知識を交換し、過去の記憶や経験を共有すべく企てられたこれらの企画は、プログラムを見ているだけでワクワクさせてくれるものばかり。まずは、いっぱいの心と頭を解くための栄養補給だ。そして言う、私は合意してない!
●大城永子「こんにちは。はじめまして。」2006年11月14日
このプロジェクトは、米軍再編に関して日米政府が勝手に「合意」して出した中間報告に対して、「合意してない!」の意思表示をしていこうという趣旨で発足しました。
今のところ、大学教員や学生、卒業生、フリーターなど40人ほどが名を連ねていて、現在も増殖中です。
手探り状態ですが、「合意」を否定し批判するためのアクションを、色んなやり方で色んな場所で起こそう!と思っています。
とにかく「合意してない」人ならなるべく沢山の人に参加してもらいたいです。
現在プロジェクト内で計画されている案にのっかるもよし、自分で別の企画を立てるもよし、色々な形、声のトーンで「合意してない」と言えたらいいな、と思います。
「おもしろそう」と思いました!?
参加はいつでも誰でも大歓迎です!