参加者の感想@琉球大学上映会

 長らくお待たせしました!
会場にてお寄せいただいた感想をアップします。

  • 見ているとき、おもわず涙がでてきてしまう場面がいくつかありました。今は、高校3年生(那覇)なんですが、「ウチナーンチュのくせに自分は何をやっているのだ!!!」と、「おばーたちにこんなことをさせていたんだ…。」と感じました。また今まで、知らなかったことがたくさんあったんだということも感じました。この会をもっともっとたくさんの人に広めていけたらと映画を見ながら何度も思いました。
     辺野古のおばーが富田さんに言った「森のはなし」がとても印象的で、「自分にも何かできないか!?」と考えました。できれば、大学だけでなく、次は高校でも上映していただけたらなぁと感じました。私は、学校でまず友達にこの会のことを伝え、広めていこう!!と思います。
    サータアンダギーとってもおいしかったです。

  • 「軍事文化を必要とする思考回路」から「軍事文化を必要としない文化を、どう作るか」だね。

  • 正直、今までこの辺野古の問題は自分には関係のない事だとして、ニュースで取りあげたりしていても、「ふぇ〜」みたいなレベルでしか考えていませんでした。
    今日、この映画を見に来たのも、知り合いが居るし、友達が行くと言ったので、なんとなくで来ました。私の知らない事ばかりでした。
    「加害者となる被害者」が相手だと知りながら、体を張っての阻止。毎日の座り込み。考える事がいっぱいです。
    「自分たちがこうやって、工事を阻止して時間をかせいでいる間に国や世界が変わってくれれば」と話していたおばぁが印象的でした。
    このような活動にウチナンチューがいないのは、確かに問題であると思いました。じゅごんの来る海の大切さを知ってるのは、本土から来た人たちなのかもと思いました。実感の無さはすごく問題だと思いました。
    「シンさんの辺野古日記」の事件。どうしてもっともっと大きなニュースにならないんだろうかと思いました。こんなに屈辱的なことなのに。
    すごく幼稚な感想ですいません。今日は来て良かったです。

  • ぜひ他大学や他の場所でも上映して、より多くの人に見てほしいと思いました。
     山城さんの言葉「ウチナーンチュは基地のある沖縄になれてしまっている」という言葉、私の友人のウチナーンチュも言っていました。「南部に住んでることもあるし、基地がなくなるとは思えない。基地の恩恵もうけてるし…」と。
     今回の上映会に来た友人も、ナイチャーと留学生だけでした。といいつつ、県内に住むナイチャーの私も何もしていません。色々なことを考えさせられました。
     合意してないプロジェクトの方、おつかれ様でした。

  • この映画は、2回見のがしていたので観ることが出来まして感動しています。企画して下さったみなさまありがとうございます。
    ・ちょっとの勇気で一歩を踏み出す
    ・自分の地域で平和活動をする
    ・沖縄人、大和人とわけない。本当の連帯の意味を考える → 伝えるにはどうするか、つながるにはどうするかを考える。
    ・自分の中にある暴力性とのたたかい
    ・真実を知る努力をすること
    ・友人が減った、だけど今の自分に必要な友人との出会いがある
    ・在沖米軍は、再編強化される
    ・戦争できない国から戦争できる国へ → それを阻止するにはどうするか
    ・「がんばって下さい」ではなく「一緒にがんばりましょう(やりましょう)」
    ・私たちの根っこ(命)は自然。それをこわしては私たちの命はない
    ・対立ではない、まるくしていこう!やわらかくしていこう!
     いろんなキーワードがいただけました。ありがとうございました。
     映画を観た後は「私はどうすればいいの?」と頭が痛くなっていました。宜野湾市民として、名護んちゅとして(父が名護市安和の出身)私ができることを考え、伝えていきたいし、私なりの平和活動をしていきたいと思います。

  • どうもありがとうございました。基地がなくてもいいんです。基地がなくても困りません。
    皆、基地はない方がいいと思っていると思いますが、基地を作ろうとする人、基地を作る行動をしている人は何か恐怖があるのでしょうか。
    そんな恐怖は必要ありません。基地がなくても生きていけます。心配ありません。
    さからわず、いつもニコニコ、したがわず。

  • <映画について>
     私は今まで沖縄の米軍基地問題を真剣に考えたことはあっても、Koreaや北海道の米軍基地については考えてこなかった事を身をもって知った。初めて「他」に対して無関心で無知であることに気が付いたおかげで、沖縄の米軍基地問題を「やっかいだ」とか「まだやっているの?」とささやく人々の気持ちが分かった。
     沖縄に住んでいるうちなーんちゅとして、私達がやらなくてはならない事、本当に無限にあるのに、何をしていいのか分からない。Goodは一つなはずなのにどう切り込んでいいのか、誰についていけば良いのか分からない。そんな私が合意してないプロジェクトでまずは合意してない思いを表現できる今日、とても気持ちが良い。だけど、いっぱしに活動しているつもりで何もしていない私という姿にも同時に出会うことが出来るこの会。これからも参加していくことで私と私の住む沖縄について、米軍基地について、政治について、平和について私なりに見つめていくつもりです。
     "Marines Go Home"と言いたいけど言えない人の多くいる沖縄、最前線で"Marines go home"と言う人々。まずは"Marines go home"と口に出してみようと思う。言えたら言えたなりに、言えなかったら言えなかったなりに、次の思考が始まる気がする。
    I need beautiful Okinawan ocean forever.

    <トークについて>
     「知識を持っているという事と、行動しているという事は違う」、今日の一番の収穫です。私はまずは知識を得たくてこの様なアクション(「合意してない」と言う事)を起こした。だけど本当に必要なのは私達が頭でっかちになる事なんかではなく、体を使ったアクションを起こすこと。辺野古のおばぁさん達は本当に本当に本当にすごいと思う。力は走る者の中にのみ存在する。発言する権利があるのは走っている人だけだ。
     やまとんちゅとうちなーんちゅの対立の気持ちがよく分かるのは、やまとんちゅには、知識を持ち口を上手に扱う人が多いけど、沖縄と一緒に一生、生きていくっていう運命を背負ってないからだと思う。そういう運命のあるやまとんちゅには、私達うちなーんちゅは何も言わないのでは?
     それより私が嫌悪感を抱くのは、沖縄にいて沖縄を語りながら基地を見ないふりをする人々。私は私自身もその集団に入ってると知っているので、ますます嫌になる。私達って一体何だろう?

感想をお寄せいただいたみなさま、ありがとうございました。
今後も『Marines Go Home』上映会スタッフは「合意してないプロジェクト」とともに様々なアクションを起こしていきます。
多くの方がそれぞれの思いを大事にしながらつながっていけるよう、これからも一緒に考え動いていきましょう。

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