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ヘリパッドいらない!高江座り込み弾圧訴訟、始まります

060928_140110_M.jpg高江の裁判、始まるよ−、とお手紙来ました。公開の法廷で、「国」とはどんな顔をした人たちのことなのか、見ることができるかも。そして、何よりも、2年半以上、高江で正しいと思うことを貫いてきた人たちが法廷に立つ姿を見ることができる。もちろん傍聴席に入れなくても、裁判所をぐるぐるぐるぐる、ぐるぐるまきくらいに人が集まったら楽しいよねー。盛り上がるよねー。暖かいコーヒーを魔法瓶に詰めて、出かけてみようかな。

 東村高江で「ヘリパッドいらない」と座り込みを続けてきた住民運動のうち、2名が、国によって起訴されました。前代未聞の理不尽な出来事に驚き怒っている皆さん。皆さんの応援がぜひとも必要です。「とは言っても高江は遠いし、仮処分の審尋は非公開だったし」と参加する機会を伺っていた皆さん。今度は場所は那覇!そして公開の法廷です。みんなで傍聴席を埋め尽くして、法廷からあふれ出して、裁判所を何重にも囲むほど集まって、ふたりを応援しましょう。

高江座り込み弾圧訴訟 第1回公判
2010年3月19日(金)午前10:30より那覇地裁にて
※傍聴席は抽選となる可能性があります。お早めにお越し下さい。
※閉廷後、報告集会を行う予定です。
連絡先:「ヘリパッドいらない」住民の会
沖縄県国頭郡東村字高江85−12
TEL/FAX 0980-51-2688
info(あっと)nohelipadtakae.org

【ヘリパッドいらない!高江座り込み弾圧訴訟とは・・・】
 1996年SACOの一環として日米政府で合意した米海兵隊北部訓練場の一部返還には、「ヘリパッド移設」が条件として盛り込まれていました。ようやく2006年に建設予定地として発表された6個のヘリパッドは、ところが、返還後も残存する提供区域に囲まれてしまう東村高江区の生活圏に集約されるように計画されていて、みんなビックリ。今でも低空飛行するヘリの激しい訓練に悩まされている高江区住民は、これ以上の生活破壊は許されない、侵略と殺人の訓練のために生物多様性の宝庫であるやんばるの森を切り裂く計画を黙って見ているわけにはいかない、と、2007年7月の着工時から予定地入り口で説得と監視を目的とした座り込みを続けて来ました。沖縄防衛局はこうした抗議に耳を傾けないばかりか、2008年11月、高江の住民を中心に14名の仮処分を申立て、さらに、2009年1月29日、このうち2名について、本裁判に提訴するに及んだのです。
 権力や潤沢な資本を背景に、政府や企業が、批判者や立場の弱い者を相手取って裁判を起こし、批判や反対する気持ちを委縮させる効果を持つやり方は、「SLAPP訴訟」と呼ばれています。SLAPPとは、Strategic Lawsuit Against Public Participation、つまり、参加する市民を黙らせるために裁判を悪用することを意味し、頭文字をとって省略すると、「ピシャリ!」と平手打ちする、制裁するという意味の英単語になるように言葉が選ばれていることが判ります。
 高江の座り込み住民に対する今回の提訴は、まさに、国が住民運動を民事訴訟で訴えるという前例のないSLAPP訴訟、すなわち弾圧訴訟、恫喝裁判と言うべき暴挙です。基本的人権としての表現の自由への侵害、民主主義の原点とも言うべき住民運動に対する攻撃なのです。