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「カルピスを2倍に薄めて同じ値段で売るようなものだ」との発言が相次いだ、では新聞記事にならないのダ!

『沖縄タイムス』(08年12月12日夕刊社会面)
琉球大学 講義半減に学生反発/09年度 見直し要請へ
非常勤らも集会
 琉球大学が二〇〇九年度入学者対象のカリキュラム編成で、英語など語学科目の講義数が半減することに学生らが「授業料は変わらないのに、講義数が減らされるのはおかしい」と反発。カリキュラム編成の見直しなどを求めることが十二日、分かった。来週初めにも大学側に要請するほか、十七日には学内で学生へのアンケートや署名活動などを展開する予定。
 〇九年度入学の新カリキュラムでは、英語など外国語の単位数は変わらず、講義数が約半数に減らされる。同大三年の持木良太さんは講義数の減少について「今の講義数でも足りないのにこれ以上減られると、語学学習が難しくなる」と切実だ。
 外国語の講義数が減らされることを受け、同大の非常勤講師や学生らが十一日、宜野湾市内で緊急集会を開いた。県内大学の教員からは「減少分は自主学習というが、結局沖縄の人材育成つぶしになる」と批判した。
 非常勤講師の男性は年収約二百万円程度から講義数減で五十万円以上収入が減ると訴え。「家庭を持って年収百五十万円で生活するには厳しすぎる。大学側はコマ数は半減でもレベルは現状を維持するために工夫してと言われても、無責任な精神主義で限界がある」としわ寄せは学生に来ることを語った。
 語学科目の講義数削減で、同大は年間約二千五百万円の削減を見込んでいる。



『琉球新報』(08年12月12日社会35面)
「「年収150万生きられぬ」/琉大授業数縮減方針で集会/非常勤講師ら悲鳴」
 「生活できない」「教育機関としての責任を放棄している」。琉球大学が2009年4月以降のカリキュラム編成に伴い、語学などの授業数を縮減する方針を示していることに対し、県内3大学の非常勤講師や学生の有志約20人が11日夜、宜野湾市内で緊急集会を開いた。参加者からは、授業数の減少に伴い、学生の語学力低下を懸念する声が続出。年収200万円程度しかない非常勤講師の授業が大幅に減らされ、50万円以上の減収となることから、「年収150万円では生きていけない」「雇い止めはないというが、生殺しだ」など声が相次いだ。
 同大は、国の運営交付金の削減など厳しい財政事情と教育改革を理由に、語学と体育系のカリキュラム編成を検討。語学については現554コマから約3割減らす計画で、2500万円の削減になる見通し。
 新カリキュラムでは、語学の授業単位数が1年次で現行の計6コマ6単位から、計3コマ6単位となる。参加者の一人は「時間を半分にして単位は同じ。単位の水増し」と指摘。学生は「今でさえ希望する授業が取れない」とさらなる授業数減の影響を懸念。学生有志は同計画に反対するアピール行動を展開する考え。
 参加者の被トルは「大学側は語学力を低下させないために『学生の自主性と教員の工夫』というが、被害を受けるのは学生と、授業数と給与が減らされるのに従来通りの責任を求められる非常勤講師だ。理事会は教育と生活の破壊を強行しようとしている」と強調した。(佐藤ひろこ)