« チャーター便のまえに | Main | 4月24日たねを食卓へ@mofgmona »

なんだこれ。

タイムスの記事は、セクハラでないなら、いったいなぜ懲戒の対象となったのか、問いただす姿勢の欠片もない。新報にいたっては、別件と混ぜて報道し、結果的にセクハラ問題について重要視しないという水面下のメッセージとなる効果を持つ。

「教授を諭旨解雇/女性問題で」『沖縄タイムス』2010年4月1日(社会面36)。

 琉球大学(岩政輝男学長)は31日、指導をしていた大学院生の女性と不適切な関係を持ったとして、法文学部の男性教授=60代=を30日付けで諭旨解雇処分とし、教授の辞職願を31日付けで受理したと発表した。
 女性がセクハラを主張して教授を提訴した訴訟では、1審がセクハラを認めず女性が敗訴。2審ではセクハラに言及しない形で教授と和解していた。
 琉球大学は処分にあたり、裁判記録を検討した上で「セクハラの認定は見送った」としている。

「琉球大学教職員2人処分 架空・水増し請求などで」『琉球新報』2010年4月1日。
 琉球大学(西原町、岩政輝男学長)は30日、備品購入で架空・水増し請求を行い、大学に約180万円の損害を与えたとして、大学総務部の男性専門員(50代)を停職12カ月の懲戒処分にした。男性は31日付で辞職した。大学からの相談を受け、浦添署は男性が架空・水増し請求の金を私的に流用していないか捜査する方針。さらに同日、指導していた女子学生と不適切な関係を持ったとして、法文学部教授(60代、男性)を諭旨解雇処分にした。
 大学によると、男性専門員は同大学付属病院の経営管理課長代理だった2006年12月と07年1月、取引先の印刷業者と結託し、実際は購入していない大学病院の備品費用90万円を大学に架空請求させた。
 07年6月には、同じ業者から備品を購入した際、88万円を水増し請求させた。業者は大学が支払った架空・水増し請求分の合計約180万円を男性に渡していた。

ところで「諭旨解雇」とはwikipediaによれば
「諭旨解雇(ゆしかいこ)は、使用者が労働者を説得し、退職届または辞表の提出を要求すること。諭旨が上位者の地位を利用して強圧的に行われた場合は退職強要に該当し違法である。ただし、懲戒事由がある場合は、懲戒解雇として認められる可能性がある。主に、従業員に不祥事があった場合で、就業規則に定めた懲戒事由にあたるか微妙な場合に用いられる。転職の際に、解雇事由が懲戒解雇となっていると不利になることが多いため、本来は懲戒とすべきところを諭旨解雇扱いにすることもある。このような性質上、退職金の支払についてはケースバイケースである。」となっている。