『G8対抗国際フォーラム北海道』
詳細は以下をご覧下さい。
http://www.counterg8forum.org/
北海道ページ
http://www.counterg8forum.org/hokkaido.html
G8諸国を中心として急速に拡大したグローバリゼーションに
よって引き起こされた、環境・食糧・経済・文化などさまざま
な現代的な諸問題は深刻化してきております。これに対して、
市民団体・NGO・NPOなどがそれぞれの活動を通じて、グローバ
リゼーションが引き起こす問題について議論し、声を上げ、国
際的な連携を持ち、市民パワーとして国際政治に大きな影響力
を及ぼし始めております。1999年のシアトルを起点として、市
民パワーの可能性と、一部の国家や企業のためではない真の「
グローバリゼーション」への道を信じる人々の連携と交流は新
たな力を生み出し、拡大しております。今回の北海道・洞爺湖
サミットでも既に、様々な市民団体・NGO・NPOなどが国内外の
ネットワークを形成し、多様な取り組みが行われています。
こうした世界的な潮流の中で知識人・大学人にも、社会的、文
化的、理論的および学際的な議論とその成果が求められていま
す。それぞれの研究分野から意見を発信し、多様な議論を行う
場は、大学という公共空間にこそあります。そこでG8サミッ
トを契機に、世界各地の知識人・大学人を招聘し、未来への展
望について討論する「フォーラム」を開催いたします。現在、
海外・道外からは、デヴィッド・グレーバー(Goldsmith
University of London
)、ジョン・ホロウェイ(The Autonomous University of
Puebla
)、マッシモ・デ・アンジェリス(University of East London
)、ハリー・ハルトゥニアン(New York University)、アン
ドレ・グルバチッチ(San Francisco New College)、マリー
ナ・シトリン(San Francisco New College)岩崎稔(東京外
語大学)、小田マサノリ(中央大学)など各氏が参加予定です
。
G8開催地・北海道というフェーズから、G8サミットおよびグ
ローバリゼーションの諸問題を提起することは、北海道の地で
研究を行う知識人・大学人の責務であるといえます。北海道が
おかれている経済状況や、食糧および農業の状況、先住民族問
題などは、もはやグローバリゼーションと切り離して議論でき
るものではありません。G8サミットを一時的なブームとして
ではなく、北海道の問題を国際的な視点から議論する新たな北
海道知識人・大学人の学際的ネットワーク形成の機会として是
非とも成功させる必要があります。
以上のような主旨から、G8対抗国際フォーラム北海道を下記
日程で開催いたします。現在、本フォーラムで招聘した研究者
、ジャーナリスト、メディア関係者の多くが入国に際して、不
当に拘束され、今もなお続いております。このような「警備」
の名目で表現・報道の自由が侵害されている事態に対して批判
の声を上げる「場」という意味においても、ますます学際的ネ
ットワークの必要性が高まっているといえます。是非とも参加
者として国際フォーラムに足をお運びください。
G8国際対抗フォーラム実行委員会北海道連絡会
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『G8対抗国際フォーラム北海道』
2008年7月2日(水曜日)
【レセプション】
市民活動スペース 「アウ・クル(au・culu)」体育館
(札幌市中央区南8条西2丁目旧豊水小学校)
18:00〜20:00
参加費:3000円(有職者)1500円(学生他)
*20:00より国際交流インフォセンター/キャンプ札幌実行委
員会のオープニングパーティとなります。引き続きご参加いた
だけます。
2008年7月3日(木曜日)
【パネル・ディスカッション】
北海道大学「遠友学舎」
(札幌市北区北18条西7丁目/地下鉄南北線「北18条」駅
下車徒歩10分)
(1部) 12:30〜14:00
「アート&アクティビズム〜市民運動の多様性」<第1会議室
>
司会:小田マサノリ(評論家/イルコモンズ)
パネラー:マリーナ・シトリン(カリフォルニア・ニューカレ
ッジ)/デビッド・ソルニット(パペット・アクティビスト)
/フランコ・ベラルディ(ビフォ)(メディア・アクティヴィ
スト)
「グローバリゼーションと環境・平和・人権」<第3会議室>
司会:宮内泰介(北海道大学教授)
パネラー:星野仏方(酪農学園大学)/本田宏(北海学園大学
)/ブランドン・ジョーダン(ジャーナリスト、映像作家)
(2部) 14:15〜15:45
「グローバリゼーション下での国際連帯」<第1会議室>
司会・高祖岩三郎(Autonomedia、VOL編集委員)
パネラー:アンドレ・グルバチッチ(カリフォルニア・ニュー
カレッジ)/マッシモ・デ・アンジェリス(イーストロンドン
大学)/
「グローバリゼーション下での大学」<第3会議室>
司会・白石嘉治(上智大学)
パネラー:平井玄(音楽評論)/酒井隆史(大阪府立大学)
【メイン・パネル】
北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟 W103教室
(札幌市北区北10条西7丁目/JR・地下鉄「札幌」駅下車
徒歩10分)
17:00〜19:00
「グローバリゼーションと北海道・洞爺湖サミット」
司会・平野研(北海学園大学)
パネラー:デヴィッド・グレーバー(ロンドン大学ゴールドス
ミス校)/岩崎稔(東京外語大学)/橋本努(北海道大学)
*パネラーが変更になる場合もあります。
詳細は、URL:http://www.counterg8forum.org をご参照くだ
さい。
問い合わせ:G8対抗国際フォーラム実行委員会北海道連絡会
Email : kenflatfield@yahoo.co.jp
カンパ・協力金の振り込み先
郵便口座00100-9-357506番 講座名称:G8対抗国際フォー
ラム実行委員