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「新しい協働に向けて」

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『図書新聞』の紙面上で、大学のとなりに辺野古、辺野古のとなりにラテンアメリカが、不思議な回路で繋がっています。


今に続く戦争の「残傷の音」に耳をすまし、回帰する戦争の暴力に抗いつつ、辺野古や高江であるいは大学の片隅や小さなアトリエで座り込みながら、新しい生の形を創りだしている人たちが今のこの沖縄に確かにいるのだ。そしてその人たちは、不思議な回路を通じて繋がりながら、新しい協働にむけて遊撃的に動きはじめているのである。
 こうした協働のなかで再発見されてくるのは、沖縄においていま私たちが直面している困難が、その痛みにおいて出会い直しの回路となっているということである。私たちが苦しんでいるように、また、誰かが苦しんでいる。しかもこの二つの苦しみは、どこかで沖縄戦そして米軍占領に繋がっているし、沖縄の痛みの記憶は、日本を含むアジアやその他の地域の人々の戦争と占領の記憶あるいは移民や難民の人々の記憶と繋がっている。
新城郁夫「2009年という危機から始まる繋がり」『図書新聞』2948号(2010年1月1日)。