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2月14日「ガザが世界に問いかけているもの」@沖大

第440回沖縄大学土曜教養講座
ガザが世界に問いかけているもの―パレスチナの歴史と現在、そして「対テロ戦争」―
日時:2009年2月14日(土)午後2時~5時
会場:沖縄大学1号館601教室
講師 板垣雄三(東京大学名誉教授)
同時上映
ドキュメンタリー映画
「ジェニン・ジェニン」ムハンマド・バクリ監督作品/2002年/55分
12:30~(1号館601教室) 18:00~(ミニシアター)

講師紹介
板垣雄三(東京大学名誉教授) 1931年生。東京大学文学部卒。日本中東学会会長、国際歴史学委員会日本委員会会長、日本イスラム協会理事長などを歴任。文化功労者。主著に『石の叫びに耳を澄ます―中東和平の模索―』(平凡社、1992年)、『歴史学の現在と地域学―現代中東への視角―』(岩波書店、1992年)、『イスラーム誤認―衝突から対話へ―』(岩波書店、2003年)など。訳書にエドワード・サイード『オリエンタリズム』(平凡社、1986年)。

昨年暮れに始まったガザ大侵攻。イスラエル軍はあたかもオバマ米大統領就任式に合わせるかのように分刻みで一方的な撤退を宣言した。長い経済封鎖によって疲弊していたガザは、わずかひと月のうちに廃墟と化した。「テロリスト」として1000人を越えるパレスチナ民衆が虐殺されたが、そのうち3分の1は16歳以下の子どもたちである。これは単なる「暴力の連鎖」なのだろうか?「戦争」とさえ呼び得るものなのだろうか?

「対テロ戦争」が世界を覆っている。ガザ大侵攻と「パレスチナ問題」の根源、世界危機の震源としてのイスラエル、その背後にあるアメリカ――ガザが世界に問いかけているものとは何か。戦争と殺戮の装置・軍隊による「占領」、そして「共存」を迫られる沖縄に生きる者にとって、ガザの民衆の経験は決して遠い出来事ではない。

同時上映 ドキュメンタリー映画「ジェニン・ジェニン」
ムハンマド・バクリ監督作品/2002年/55分
12:30~(1号館601教室)
18:00~(ミニシアター)
2002年4月、イスラエル軍はパレスチナ・ジェニン難民キャンプを包囲し、戦車とブルドーザー、ミサイル攻撃によって破壊した。イスラエルは国連調査団による事件の調査を拒否し、「大量虐殺の証拠はない」と主張した。だが、イスラエル国籍をもつパレスチナ人俳優バクリは、隠し撮りされた事件当時の映像、さらに生き残った人びとの証言から虐殺事件の真相を追跡した。本作品はイスラエル国内では上映禁止にされ、また、プロデューサーのイヤド・サムーディーは撮影終了後何者かに暗殺されている。

主催・沖縄大学地域研究所
電話098-832-5599