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10月25日(土)地下大学に「246表現者会議」をインストール!

今週末,高円寺で第5回目の地下大学が開かれます.
アートと公共性と社会的排除という問題系を,渋谷の路上で開かれたスタイルで語り合う,雑多な表現者たちの集団,「246表現者会議」が,地下大学にやってきます.

渋谷246(玉川通り)高架下の「アートギャラリー246」による野宿者排除問題から,「ナイキ公園」化計画による宮下公園の私企業化,さらには「新宿駅最後の小さなお店」BERG(ベルク)への新宿ルミネによる立ち退き圧力にいたるまで,いま東京の路上で起こっているさまざまな排除の圧力と,それに対抗する表現者たちの想像力=創造力あふれる取り組みをめぐって,存分に語りあう一夜となるでしょう.

ぜひお誘い合わせのうえ,ご参加ください.
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■にしむ(246)くサムライ、柿むく季節、種まく246表現者会議と現在の収穫。
   ——表現、排除、公共性

10月25日(土) この夜、地下大学に「246表現者会議」をインストール!
渋谷の路上で段ボールを敷きながらオープンミーティングを行っている「246表現者会議」が、高円寺にやって来る!
この夜は講義ではなく、みんなで段ボールに座り、車座になって議論を行います。
アートについて、排除について、都市について、再開発について、ダラダラとそしてガッツリと、会議=「場」を共有しよう!

ゲスト: 小川てつオ (246表現者会議発起人、エノアール)
     武盾一郎 (246表現者会議発起人・画家)
     いちむらみさこ (エノアール)
      ……その他大勢(?)

■日時: 10月25日(土) 19:00〜21:00 その後ダラダラ交流会(?)
■会場: 高円寺・素人の乱12号店(仮称:エンジョイ北中ホール)
      http://keita.trio4.nobody.jp/shop/12/map.html
■料金: 500円+投げ銭

■お問合せ: 090-5344-0795 (浜)
 ※会場はけっこう分かりにくい場所にあるので,もし迷ったらお電話ください.

ちなみに11/1(土)〜30(日)には、新宿ルミネから退店勧告を受けてるビア&カフェBERGで、『246表現者会議展』が開催されます。渋谷・新宿・高円寺を繋いじゃえ!

246表現者会議
http://kaigi246.exblog.jp/

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ちなみに,地下大学とは……

と,簡単に参照できるHPでもあればいいのですが,
まだまだ暗中模索,試行錯誤の段階です.
とりあえず,月イチのペースで,高円寺「素人の乱」で続けています.

発起人の平井玄さんの書いたテクストを,以下に引用します.
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非正規労働者のための、非正規教員による、非正規大学
【地下大学/東京】のために

言葉は奪われている。
歌は奪われている。
思想など、とうの昔に消えてなくなった。

だが今、喰うためには、少なくとも死ぬその日まで生きていくためには、
一塊の言葉が必要だ。今のこの自分は、どんな物質でできているのか。
なぜ、どうして、オレタチ/ワタシタチの生はこんな形になったのか?
そして一体全体、これからどうなっていくというのか?

TVは、人を殴りつける鈍器である。だから、それをすべて叩き壊して、
言葉を創り出さなければ、創られた言葉を貪り喰らわなくては、
死ぬことさえできないだろう。

だが、そうした言葉が生まれ、じっと寝かされ、あるいは煮立てられ、
苦く甘い酒のように醗酵させる「場所」は奪われた。

広場は奪われた。劇場は奪われた。新聞は奪われた。公園は奪われた。
街は盗まれた。ブルーシートも、段ボールも、ドヤも、川沿いの土手も、
ガード下も、カフェの片隅も、何もかも奪われようとしている。
組合も、教会も、家さえ消え去ろうとしている。

そしてとりわけ、ありとあらゆる「学校」が死んだ。
大学は、今や gated city (要塞都市)と化した。
それは、国家と企業に奉仕する犬や、その下でこき使われ駆除される
ネズミたちの製造所である。そこで教えられる「知識」や「技術」や
「教養」は、犬を繋ぐ鎖であり、ネズミを取る鉄の歯である。


……そして、【地下大学】が始まる。

そこで語られるのは、鎖を切る「知識」であり、鉄の歯を砕く「技術」
である。教養主義を破壊する「教養」である。

それは、対抗シンポジウムを、大学の外へ、街へ、夜へ、押し開く試みである。
かつてソ連支配下の東ヨーロッパに、ヤン・パトチカたちの地下大学があった。
デリダたちの「条件なき大学」の試みがあった。
今、韓国に「スユ=ノモ」があり、ラテン・アメリカにはノマド大学がある。

【地下大学】は、呻きが声になり、声が歌になる、その一歩手前に踏みとどまるだろう。
なぜなら、歌は奪われているから。
【地下大学】は、夜の街、その泥沼を彷徨うTAZ(一時的自律空間)となるだろう。
なぜなら、場所は奪われているから。