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June 29, 2011

合意してない的、高江座り込みトラノマキ/トラノアナ

唐突に座り込みが24時間体勢になった高江。ついに7月の工事期間を迎えた高江。ぜひ、ぜひ、座り込みに駆けつけてほしい。そこで、合意してないピープルによる4年間の高江の山の座り込み(と辺野古の海の座り込み)体験から、メモを作ってみました。
「現場に行ったことがないからちょっと心配」というあなた、高江への行き方や座り込みに役立つ持ち物など以下を参考にして下さい。
「なーにへっちゃらさ、こちとら百戦錬磨の座り込みのエキスパートよ!」というあなたも、できれば、ちょっとだけ、前のめりな姿勢で突っ込む前に、参考にしてもらえるとうれしい。


<最新状況やヘリパッド問題について>
-現場の最新の様子については高江ブログをチェック
 http://takae.ti-da.net/
-高江ってどんなとこ、何が起こっているのか、知るにはオフィシャルパンフVoice of Takae
 http://nohelipadtakae.org/files/VoT2008June.pdf
-高江座り込みガイド
 http://nohelipadtakae.org/files/takae-sit-in-guide2.pdf
 行き方MAP、持ち物のヒントなどあり。これらの手書き原稿のパンフレットそれ自体が、どのような人たちがこの直接行動を行っているのかを表現して余りある。

-ゆんたく高江
 http://helipad-verybad.org/
 東京でのアクションを展開してくれる高江サポータ。高江問題の情報も充実。とくに「北部訓練場の返還とヘリパッド位置の変化図」は高江のテントを訪れた人への解説で重宝している美しいイラストレーション。

-辺野古浜通信
 http://henoko.ti-da.net/
 座り込みの先輩、辺野古の状況をピッチ走法で伝えるメディア。高江への呼びかけでも大いに助けてくれています。いつも有り難う。

-現状ヘリパッドと建設予定地マップ
うわー、もこもこしてんなー、山、とか。ヘリパッド今でもこんなにあるのに、まだつくる気か、とか。ヘリパッドって山にぽっかりあいた空き地だけど、この上空を縦横無尽に飛べば、点ではなく面として環境問題考えないとおかしい、とか。この前飛び出た安波案って殆ど高江じゃないか、とか。航空写真からいろいろ見えてきます。

-東村のお天気=yahooピンポイントお天気とか
http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/47/9120/47303.html
-台風情報=今年は多そうよ。ウェザーニュース http://weathernews.jp/typhoon/とか、JTWC(米海軍のやつ)http://www.usno.navy.mil/JTWC/とか。


<持ち物について>
-自分の食べ物・飲み物は持参しよう(マイカップ・マイ水筒・マイ箸とか素敵がられる)。
-そして余ったもの、ゴミは持ち帰ろう(持参した食料が余ったからと言って何でもかんでも置いて帰られても・・・ね)。
-熱中症対策(帽子、タオル、日よけ、日焼止め、ナトリウム補給しながら水分補給!日射しは強いので油断すると火傷のような日焼けに。)
-虫対策(虫除け、虫さされ薬。ブヨ、ヌカカ、ヤマダニとかすごい。大自然がこだましているぞ!)
-雨対策(山の天気は変わりやすい。高江は降ればどしゃぶり、ざぶざぶ雨が降るぞ!)
-懐中電灯(夜は真っ暗くらのすけ。ハブが出るので足下注意!)
-自分の荷物は自己管理で。

<電話について>
-ソフトバンクは電波ナシ。高江でiPhoneは楽器として活躍。
-AU、DOCOMOはN1付近で殆ど電波ナシ。
-スマホ対応の外付け増設アンテナはまだないようです。

<交通について>
-名護-高江間のバス(73番川田線)は1日3便(名護バスターミナルTEL 0980-52-2504)
-座り込みの現場じたいが広範囲に分散しているので、マイカーやレンタカーでの相乗りを推奨。
-平和市民連絡会は、ボランティアで辺野古・高江カーを出しています。毎月の予定は、月末から月初めくらいに辺野古BLOG、高江BLOG、この合意してないBLOGにも掲載されるのでチェックしてみてください。
問い合わせ:城間(080-1782-6598)または長嶺(090-2712-6486)

-西海岸ルート:
58号北上→大宜見村塩屋湾の大宜見中学、ファミマを過ぎて県道9号を東向け右折(道路標識アリ)
塩屋湾の橋を渡って331号→東海岸側に出たところが東村平良、左折。
県道70号、あとは延々とこの道を北上。左手に高江共同店が見えたらあと1kmでN4テント到着!
-東海岸ルート
329号北上→途中で辺野古テント村にもぜひ。高専のところで交差点を海に向けて右折すれば辺野古社交街、テント村へ
二見交差点から右折して331号へ。交差点手前に、トンネルと陸橋で大浦湾を超える直線コースのバイパスが開通。
カヌチャベイ、慶佐次のヒルギ林など通過して東村平良、道なりに直進するとそのまま県道70号。あとは延々とこの道を北上。左手に高江共同店が見えたらあと1kmでN4テント到着!
-西海岸ルート最後のコンビニは津波のファミマ。最後の給油所は東村平良。
-東海岸ルート最後のコンビニは辺野古のファミマ(トイレ、ATMあり)。最後の給油所は東村平良。

<宿泊について>
1)車中泊、テント泊など現場で夜を過ごせる助っ人は、ぜひ宜しくお願い!
 テント・寝袋持参で。車内に蚊帳をつってみたら、けっこう快適!との報告あり。
 高江の満天の星空と蛍、涼しい山の風、突然降ってくる雨、明け方の野鳥の声、これらを体験しない手はない!

2)近隣の宿など(料金や条件など自分で調べて予約してね)
 体験民宿「島ぞうり」(東村平良、高江まで車で15-20分)
 http://www.tutuji.jp/~simazouri/
 東村字平良54-1
 TEL 0980-43-3655 FAX 0980-43-2727

 やんばる学びの森(国頭村安波、高江まで車で15-20分)
 http://www.atabii.jp/
 国頭村字安波1301-7
 TEL 0980-41-7979 FAX 0980-41-7980

 カナンファーム(東村平良、以前マリンガーデンのあったとこ)
 http://www.canaan-farm.com/
 東村平良863-2
 TEL/FAX 0980-43-2468

<買い物環境>
-高江共同店あり。ぜひ利用して欲しいけど、開店時間や品揃えなど慣れないうちは、必要なものは準備して行きましょう。
-最寄りのコンビニは大宜見村の津波(車で30分くらい)
-最寄りの大都会は名護市(車で小1時間くらい)

<高江に着いたら>
-N4テントに立ち寄ろう。
-座り込みポイントや、トイレ、自分の滞在時間など相談・確認して、座り込みに入ろう。
-長期にわたる24時間体勢を、何とかやりくりするためには、みんなの協同と連携が肝心!

<高江の座り込みは、非暴力直接行動>
座り込みは、非暴力や直接行動のことについて深く考え、体験する素晴らしいチャンス。
参加する人たちの理想やスタイルは、とても多様性に富んでいるし、歴史や経験に裏打ちされて選択された方法がある。そして、今日の現場体験で、変わっていくものでもある。
異論も違和感も、ゆっくり話し合いながら、高江らしい高江でこそ可能な非暴力のスタイルを、日々更新しながら考案しているところ。そこに、自分らしく参画して下さい。

<状況は変わりやすい>
その日の現場の現実を受けとめよう。
なーんも起こらないときもあるし、トンデモないハプニング続きの日もある。
前のめりで乗り込んでも、何も起こらなかったら、平穏無事を喜び合いましょう。
トンデモ状態になったら、冷静に。いやだなと思ったら回避しましょう。
座り込みポイントは複数箇所あるし、少ない情報を元に変化する状況にドタバタ対応している。
テントの当番は毎日交代するから、様々な個性がある。
矛盾したり一貫性がなくなったり、バラバラな指示をされた気がしたりするかもしれない。
それらを含んだ上で、サポートして欲しい。

<現場の撮影について>
写メやスマホ、カメラの撮影、twitterやyoutube、U-stでの「拡散」は、高江の現状を広く知ってもらい業者に無茶をさせないツールだが、むやみやたらに撮影されることを望まない座り込み参加者もいることを理解して、上手に使って欲しい。何しろ、前代未聞の、国による民事訴訟というSLAPP訴訟が進行中の現場でもある。また、沖防が証拠を記録しようと向けているカメラ、無言のカメラ暴力に強迫され続けている。
でも、それだけではない。
あなたの目の前にいるのは、無感情な被写体ではない。
「迫真の現場」を押さえようとギラギラしていないか。微笑ましい可愛いからと、拒否できない子どもを、カメラの暴力に晒していないか。
「写真や動画、撮影してもいいですか」「これ、ネットに上げてもいいかな」「自分のやっているこういうblogで紹介してもいいですか」「大袈裟に言えば世界中の人に顔が出ちゃうことになるんだけど大丈夫かな」と、まずは目の前の人とコミュニケーションを尽くして欲しい。ネットで広めるのはそれからでも充分でしょ。また、「ちょっとやめて欲しいな」「撮らないで」「ネットはちょっと勘弁してほしいな」と拒否できる雰囲気づくりに、一緒に協力して下さい。

<ハラスメントについて>
人がたくさん集まれば、ハラスメントもある。セクシュアル・ハラスメント、パワー・ハラスメント、比較的新しい言葉が、カタカナで出てくるのには、それなりの理由がある。これまで、なかなか言い出せない説明しにくい関係だったからだ。職場で、学校で、家庭で、ようやく理解されるようになってきたこの言葉。運動の現場もまた、同じように、ハラスメントについて理解を深めたい空間だと思う。泊まり込みの24時間態勢となれば、なおさら。
我慢しないで「いやだな」「やめて欲しいな」と言えるのびのび安心な空間、指摘されたら「ごめんなさい」と認めて距離を置ける余地、そういう環境を、みんなでつくっていきましょう。困ったときは独りで悩まずに、長期化させずに、まずは相談できそうな人を探そう。困っていそうだなと見えたら、相談を受けとめられる人になれるよう準備しよう。

<無理をしたら誰も喜ばない>
体調が思わしくないな、何か気持ちがのらないな、と感じたら、すぐに現場を離れよう。そして、元気になってから、また、座り込みに来よう。
とくに遠方からの参加で、数日から長期で泊まり込みの座り込みを決意・計画して高江に来ると、「せっかく来たのに」との思いが募る。自分だけ現場を立ち去ることが、心苦しく感じられたり、後ろ髪を引かれる思いにさいなまれたり、するかもしれない。でも、そんな時に無理をして踏みとどまっても、誰も喜ばないからね。いったん現場と距離を置くことは、とても有効。回復して元気になった仲間と、にこにこ再会したいからね。

業者や防衛局と対峙させられていやだな、怖いな、と感じたら、迷わず逃げよう。みんな弱い。でもその弱さによって、国の暴力を目に見えるようにしていくのが、座り込みじゃないだろうか、と思います。怖いと思う感情を押し殺して「恐怖を克服しろ」と圧倒するのは、軍隊の兵士に対するやり方と同じになってしまう。そして、怖いと言い出せない空気に支配されて対峙させられているのは、防衛局員や業者に雇われた人たちも同じだから。「逃げていいよー」とメッセージを送ろう。みんなで逃げよう!

<高江を離れても「現場」は創り出せる>
思いが募っても高江に行けない理由はたくさんある。休めない仕事、高い交通・宿泊費、自分が支えている家族、自分が必要とされている環境・・・。
そんなとき自分の生活を犠牲にして高江に全身全霊を捧げてしまっては、いけない、と思う。
そして高江は運動の現場だが、運動のためだけの空間ではない。当然のことながら、まず第一に、そこに暮らす人たちがごく平凡に日々の暮らしを営んでいる場所だ。
まずは、自分の暮らしをこなして、そこから生まれるほんの少しの余裕(時間やお金やアイディア)が生まれたら、それを高江にカンパして下さい。そして、もう少しの余裕が出来て、休みも取れたら、座り込みに参加する計画を建ててみて下さい。

いっぽう、抗議の電話や、議員への要請、東京の街頭や、ネットでの呼びかけも、座り込みと並ぶ重要な「現場」だ。これ無くして、座り込みだけでは、基地建設は止められない。政治の現場に影響を与えるアクションが、いつでもどこでも高江の「現場」を創出している。
そこで、遠くに高江の「現場」をつくりだしている人びとの(と)サイト。たとえば・・・
●ゆんたく高江:東京にぽっかり出現する高江空間!
http://helipad-verybad.org/
●沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会/新宿ど真ん中デモ:コレデモカというデモ力(これでもかというでもぢから)
http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/
●セイピースプロジェクト:関東圏の大学生たちのNPOが高江を継続して支援しています。
http://www.saypeace.org/
●京都で高江について考えるデモみたいなのをやるために集まったひとたち
http://d.hatena.ne.jp/takaedemo/
●一坪反戦地主会関東ブロックと辺野古実:ご存知!気骨溢れるオトナ達!
http://www.jca.apc.org/HHK/
●沖縄講座:沖縄の自立解放闘争に連帯し、反安保を闘う連続講座っていう正式名称くらい活動歴も長い!
http://www7b.biglobe.ne.jp/~okinawa-koza/

継続的・断続的、ほかにも個性あふれるアクションがたくさんあって紹介しきれないけど。まだまだ増えていくと思います。


<参考>
●酒井隆史『暴力の哲学』河出書房新社2004年。
マーティン・ルーサー・キングJr.やマルコムX、ガンディーなどを登場させながら、暴力と非暴力について考えている本。
●向井孝『暴力論ノート:非暴力直接行動とは何か』(増補版)「黒」刊行同人2011年。

●フェミニスト+クィアユニットのサイト
 http://femqueerunit.wordpress.com/
「社会運動に関わる人と心のケア」、「より安全な空間ポリシー」、「息の長い運動のための、運動におけるバーンアウトを回避するためのヒント」 など読み物満載。上記を挿画付きでまとめたイルコモンズのふた。「持続可能なアクティヴィズムとバーンアウトを避ける方法」もグッド。http://illcomm.exblog.jp/8604879/


●これまでの合意してないプロジェクト内、高江関連記事はサブジェクトtakaeで
http://okinawaforum.org/disagreeblog/takae/

June 23, 2011

6月25日無理だよオスプレイ!パレード

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台風のため予定変更!
6月25日、本日予定されていた「無理だよオスプレイ!高江に行こうパレード」@那覇、荒天のため延期します。判断が遅くなり申し訳ありません。今日のパレードは延期ですが、来月7月の開催に向けて、支援者が集いアイデアを出し合う「高江パレード★ミーティング」を開きます。本日(6/25)20時から浮島通り「柏屋食堂」にて。高江に行ったことはないけれど気になる…という方も、夕食がてら、お気軽にご参加下さい。
お問い合わせ先 たかえくぼ sachi8refuhiyoあっとyahoo.co.jp
※パレードは延期ですが、今日18時から那覇の三越前辺りで、雨に濡れないように(来れる人だけ、小規模で)高江アピールをします。そのまま商店街のアーケードを通り、柏屋に行く予定です。


やんばる北部の東村、高江に、米軍ヘリの訓練施設(ヘリパッド)が新たに増設されようとしています。
ヘリパッドが完成したら、オスプレイ(事故多発の機種)の離着陸訓練に使われると言われています。
高江区の住民たちは、ヘリパッド建設に反対し、4年間座り込みを続けています。先週からは24時間体制で座り込みをしています。

このままではヘリパッドが完成してしまいます。
いま、沖縄中の関心が必要です。

6月25日(土)
「無理だよオスプレイ!高江に行こうパレード」@那覇
18時ころ集合場所…沖縄県庁前広場(支援者による高江の近況報告タイム有り)
19時ころ出発、国際通りを(音楽とともに楽しく)歩く。牧志公園で解散。
※7月3日に東村で「ヘリパッドいらない・座り込み4周年報告会」が住民の会主催で開催されます。今回のパレードは報告会の告知を兼ねています。
高江を応援している人、やんばるの森を守りたい人、平和な暮らしを大切にしたい人…皆のアイデアを集めた手作りのデモです。お気軽にご参加下さい。
※※雨天中止です!
お問い合わせ先「たかえくぼ」sachi8refuhiyoあっとyahoo.co.jp

June 22, 2011

6月23日をどう過ごすか、抗議でしょここは。

20110622103902.jpg2005年から2006年、合意してないプロジェクト誕生の背景となった、あの頃にくりそつな、新聞の1面。並んでいる顔と政党が入れ替わったのにorだけ。怒り心頭な朝のひとときを過ごしていたら、平和な市民からの連絡が来た。
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会員・友人の皆様へ
沖縄平和市民連絡会事務局
6/23菅首相来沖に抗議行動への参加要請(緊急)
マスコミによると、沖縄全戦没者追悼式に参加のため、菅首相が日帰りで来沖すると報じられています。
昨日(6/21)、2プラス2で沖縄への基地押しつけを決定したばかりの日本政府の頭目としての菅首相、公約を破り辺野古回帰を決めた民主党政権。どの面を提げて、沖縄全戦没者の前に出るというのだろうか・・・
緊急ではありますが、抗議の意思表示をしたいと思いますので、下記のとおりご結集下さい。

・とき:2011年6月23日(木)10時頃~
・集合場所:摩文仁の平和記念公園入口付近
・横断幕、プラカード等を各自思い思いに持参下さい。
*なお、午後からは魂魄の塔横で開催される国際反戦沖縄集会に参加しましょう。

June 21, 2011

高江ヘリパッドお断り! 辺野古新基地お断り! 7.1防衛省ど真ん前デモ

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高江ヘリパッドお断り! 辺野古新基地お断り! 7.1防衛省ど真ん前デモと、7月1-3日一斉アクションの呼びかけ。ぱわほーやね、いつも。

ヘリパッドいらない座り込み4周年報告会

takae4thanniversmall.jpg

日時:7月3日(日) 13:00~16:00
場所:東村農民研修施設(村営グラウンド向かい、公民会2F)

13:00~14:00は音楽イベント
出演:ユール&アミナ(西アフリカ伝統音楽と踊り)
   知久寿焼
   高江婦人会フラ(フラダンス)

14:00~16:00は報告集会
講演:前泊博盛(沖縄国際大学教授)
   ヘリパッドいらない弁護団
   真喜志好一(建築家)


あの日からもう4年もたってしまいました。その間、高江ではたくさんの新しい命が生まれました。子どもたちのためにも美しいやんばるの森を守りたい。危険な戦争の訓練はしないで、ヘリパッドは作らないで、と言い続けてきました。それでも計画は見直されることはありません。
 今年1月2月は本当に大変でした。毎日のように、防衛局員・作業員がこの静かな村にやってきてヘリパッド工事を強行しました。仕事も家事もそっちのけで止めようとしたけれど、工事は進み、森の木は切り倒されました。県民同士を争わせその悲しみを上から見て笑っている人たちがいます。7月から工事は再開されます!(あの日々がまた来るなんて・・・)。オスプレイ(事故多発の機種)がついに来年、沖縄に配備されると発表されました。
 これは高江だけの、東村だけの問題ではありません。
やんばるの、沖縄の、地球の未来をみんなで語り合いましょう。
命継ぐために。

主催:ヘリパッドいらない住民の会
TEL&FAX 0980-51-2688
http://takae.ti-da.net/

June 11, 2011

7月は京都も暑いだろうに・・・。

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6月13日北沢くんを丁重にお出迎え、か。ニュースに注意!

皆さんへ
辺野古新基地建設を許さない市民共同行動
北沢防衛大臣の来沖への抗議行動の案内(緊急)
今日(6/10)の対県交渉は20名の参加がありました。参加者の皆さんお疲れさまでした。
交渉の中で、今日、知事がハワイからの帰り、成田から防衛省に直行して、「オスプレイ配備反対」を言うことが明らかとなりました。そのこととの対応もあり、交渉は担当課の二人の課長の対応となりました。交渉後の参加者の集まりで、北沢来沖については「アリバイ作りの来沖にいちいち抗議の行動をとる必要はない声明を発表して無視せよ」との意見が大勢でした。ただ県民会議では「抗議の統一行動を行う」との確認でしたので、他の団体の動向も確認しようとなりました。沖縄平和運動センターでは、北沢大臣が13日(月)朝7時30分に県庁で知事会談があるとの情報があり「朝7時に県庁入り口に結集せよ」との指示を出したとのことでした。「2プラス2」に向けてのアリバイではあっても、アメリカに沖縄は「反対」との意思表示をする意義は大きいとのことでした。
平和市民連絡会・市民共同行動でも、予定どおり抗議の行動を行うことにしました。早朝の行動ですが、沖縄を愚弄するものどもを許してはなりません。結集しましょう!

集合:6月13日(月)7時~。県庁正面玄関前
※北沢がこない場合は中止。会談日時変更の際はその1時間前集合とします。二ュースに要注意!

被ばく労働を廃止して原発を止めよう!

2011.6.11 福島原発事故緊急会議(申入れプロジェクト)
詳細 http://2011shinsai.info 賛同 contact@2011.shinsai.info
tel:03-6424-5748/fax:03-6424-5749(ピープルズ・プラン研究所気付)

被ばく労働を廃止して原発を止めよう!
  ーーーーーー「電力総連」への申入れに賛同をお願いします

原発を止めるには、原発を動かす仕組みを変えるしかない。「原発モウカッテし
かたがない!」「受け入れないと生きていけない!」「放射能コワクナイ!」
「原発ベンリ!」・・・これらどうしても変えなきゃいけない仕組みのひとつに
「被ばく労働」の仕組みがある。
(続きは以下で・・・)

この40年のあいだ、毎年6~7万人が原発で働き被ばくしてきたが、その9割
は下請けの「協力会社」に雇われた非正規労働者だ。電力会社の正社員じゃな
い。地元にそれしか仕事がなかったり、配管や電機の仕事で長い間食ってきた
り、だまして連れてこられたり、とにかくいろんな事情で被ばくしてきた。これ
を隠して原発は動いてきた。放射能を貧乏人に吸わせて原発はクリーンになった。

だから危険を貧乏人に押し付ける仕組みを変えれば原発は止まる。現場で声を上
げる仕組みがあれば原発は止まる。きちんと電力会社と交渉できれば、原発で働
く非正規労働者に労働組合があれば、原発は止まる。

実は正社員の労働組合はある。その連合体が「電力総連」だ。何を間違ったかこ
れまで原発建設の推進役だったけど、福島原発の事故で変わるかもしれない。電
力総連が現場の労働者の権利と健康を守る立場に立てば、原発は必ず止められる。

そこで私たちは、①福島原発の労働実態にかかる情報開示、②非正規労働者の待遇
改善、③原発に関する「基本認識」の白紙化再検討、を電力総連に申し入れよう
と準備している。

ぜひこのアクションに賛同し、連名してほしい。私たちの命と安全は、他ならぬ
福島原発での労働に委ねられている。原発事故の収束と今後数十年を要す全国規
模の原発廃炉には、のべ数百万を超える貧乏人が駆り出され、被ばくしなければ
ならないという。他人事じゃない。いますぐ電力総連を動かして原発を止めよう!

2011.6.11 福島原発事故緊急会議(申入れプロジェクト)
詳細 http://2011shinsai.info 賛同 contact@2011.shinsai.info
tel:03-6424-5748/fax:03-6424-5749(ピープルズ・プラン研究所気付)

*「緊急会議」では、作業員に配布する安全ハンドブックの作成、労働相談や裁
判支援の準備を進めているほか、原発労働の問題に特化した院内集会開催も検討
しています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

電力総連への申入書
全国電力関連産業労働組合総連合;会長 種岡成一 様                     福島原発事故緊急会議

福島原子力発電所の深刻な事故に対する、長期かつ困難な努力に敬意を表します。

同時に、事故補償のためとして東京電力の社員・労働者に20%の賃金カットやリストラの動きがあることに関し、企業の経営責任を役員以外の社員・労働者に転嫁することに反対の意を表明します。そのうえで、様々な労働組合・労働関係団体・社会運動団体、そして個人からなる私たちは、以下のように考えます。

東京電力・清水社長は福島第一原発1~4号機について「廃炉」の方向性を打ち出し、また中部電力においても浜岡原発全炉の運転停止が実施されたところです。このかん原子力発電に関しては、原料の採掘から廃炉・廃棄物処理に至る全ライフサイクルにおける危険性が広く認識され、また安価な発電方式ではないことも明らかになってきています。今回の激甚事故と社会の全域にわたる被害の膨大さを考えるに「クリーンなエネルギー」でないことは明白です。

電力総連は原発推進のため、自ら政府・政党・マスコミに働きかけ、労使一体となって国民的な合意形成を目指してきました。しかし福島原発事故が暴き出した事実を正面から受け止めるなら、電力総連の「基本方針」の見直しが求められる情勢ではないでしょうか。

また事故現場ではすでに数名の方が亡くなり、重い内部被曝をしている労働者も発生しています。また厚生労働省も懸念するような、不当・不法な短期労働者の募集・求人・契約が行われている実態があります。危険に晒されて働く東電・関連会社の社員、とりわけ最も弱い立場にある非正規・未組織の短期雇用労働者の権利と健康を守るため、電力総連として電力会社に対し要求を強める必要があると私たちは考えます。

以上のような認識から、いくつかの質問と申入れを行います。真摯にご検討されるとともに、私たちとの間で継続的な討議の場を持ってくださるようお願いいたします。
                ―記―
1. 福島第一原発における労働実態および労働者保護について(質問)


①「3・11」以後の東電、関連会社従業員、数次にわたる下請け労働者の人数、企業名、雇用形態、労働環境に関する情報と、それに対する電力総連の見方や対処について

②地震・津波と原発事故への対応において死者や被曝者が発生していますが、それに対する電力総連の見方や対処について


③死亡災害があったにもかかわらず、労働基準監督署の立入り調査が行われていないと聞きますが、東京電力による届け出の状況と、電力総連の対処について


④厚生労働省より労働者募集や求人申込み、労働契約締結に関する要請書が出され(5月13日付)、特に東京電力に対しても要請が行われています。実態調査や違法業者の摘発が急務と思われますが、電力総連としての認識と対処について

2. 非正規・未組織労働者の待遇改善にかかる申入れ


①原発を有する電力会社10社に対し、下請けや短期雇用労働者の電力会社による直接雇用と、電力会社正社員並みの健康管理、事前研修や教育訓練を徹底させるよう求めること

②同じく、電力総連として被曝した労働者の労災認定、雇用責任・損害賠償責任の追及に関し支援・連帯行動を行うこと

3.電力総連の「基本認識」に関する要請

連合の原発推進政策「凍結」も踏まえ、電力総連が「基本認識」(「原子力政策大綱決定にあたって」2005年10月14日)を白紙に戻し、再検討されることを要請します。

6月12日オスプレイとんでもない

~オスプレイの配備、とんでもない。~“論外”辺野古アセス
日時:6月12日(日) 午後4時30分~
場所:北谷町商工会館 (国道58号線から国体道路に入り、信号二つ目左側)
(資料代:500円)
報告者:桜井国俊(沖縄大学教授)
    辺野古アセスは「断じてアセスではない」
   :真喜志好一(建築家)
    日本政府が隠し続けたオスプレイ配備計画

どうも、防衛省は戦争を「災害対応」といい、国際紛争を「国際支援」というようだ。防衛省は、2010年末に策定した防衛大綱と中期防計画で「南西諸島」に部隊配備を掲げている。またまた、沖縄を「捨て石」にするつもりか。今年6月21日、日米安全保障協議委員会「2プラス2」で、普天間代替施設の位置や工法が合意され、辺野古アセスの評価書が県知事に提出されるもようである。
 しかし待てよ。位置や工法の合意は、環境影響評価の「方法書」という、まったく初期段階のことではないか。さらに、使用する航空機がオスプレイであり、方法書、準備書の段階では全く示されていないものである。
 いまや県民の意志は、辺野古移設の拒否であり、普天間の即時閉鎖だ。さらに嘉手納基地への統合には、明確に反対している。昨年に引き続き日米合意を、今年も強引に押しつけてくる政府に対して、私たちの闘いを強化していくため、このたび緊急学習会を計画しました。
ご多忙の中ですが、多くの皆さまのご参加を呼びかけます。
主催:沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団
連絡先:090-1946-3181



OAM(沖縄オルタナティブメディア)
http://oam0.blog75.fc2.com/

OAMでは下記シンポジウムをUst中継します。登壇者の一人真喜志好一さ
んには以前番組出演していただきました。この過去のライブ映像と併せ
ぜひご覧下さい!

オスプレイ配備 脅威の背景
http://oam0.blog75.fc2.com/blog-entry-279.html

屋嘉比収の仕事展+plus

yakabisan.jpg
屋嘉比収の仕事展
「記憶を「継承する」ということは、「学びなおす」ということだ。」
 近現代の思想史を拠点として、沖縄の「土地の記憶」に根ざしながら社会に問いを発信し続けた
屋嘉比収(沖縄大学准教授・2010年死去)。彼が著し、親しんだ書物を通じて
私たちの過去・現在・未来を「学びなおす」可能性を探ってみたい。
会期:2011年5月30日~2011年6月30日
会場:沖縄大学図書館  1階 展示書架コーナー
主催:沖縄大学図書館
協力:戸邉秀明(東京経済大学専任講師)・我部聖(本学非常勤講師)
   若林千代(本学准教授/監修)
問い合わせ  
TEL:(098)832-5577 e-mail:library@okinawa-u.ac.jp


屋嘉比収の仕事展+plus
ライブラリー・トーク

日時 6月23日慰霊の日午後3時半スタート
会場 沖縄大学図書館(フリースペース)
ゲスト 宮城晴美さん(沖縄女性史)
    渡久地健さん(地理学)
    新崎盛暉さん(沖縄現代史)

本土の人間は知らないが、沖縄の人は・・・

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矢部宏治(文)、須田慎太郎(写真)、前泊博盛(監修)『本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること:沖縄・米軍基地観光ガイド』書籍情報社2011。
ここfirestorageサイトからDLできるし、巻末の著作権表示、「本書に収録された写真は、営利地形以外の使用については使用料無料とします」とある。パブリックドメインに投げ込まれた重要な文献。

J-Fissures in the Planetary Apparatus

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J-Fissures in the Planetary Apparatus
が、アドバスターズに紹介されていた。

June 10, 2011

6.11 from OK

20110603190727.jpg沖縄の6.11の過ごし方。二つ情報をゲットしたので以下に。

1)9時~キリ短にて「ミツバチの羽音と地球の回転」(4回上映)
(※1回目の上映後、校内でやります。
11時半~岩上安身チャンネル沖縄から中継(カクマクシャカ、三宅洋平、KEN子ほか)

2)6月11日@那覇こどもパレード「げんぱつまちがいせんげん」
県庁前18時集合。
県庁前→牧志→県庁前をベビーカーの速度で歩きます。(パレード後も何かする予定)
ちびっこカモン!
(雨天中止です)

(ちなみに画像は、会期延長のおかげで行けたイルコモンズ監修「アトミックラウンジ」アーカイヴ+デモ@「路地と人」で展示されていた、Life in the European Theatre。そうそう!知ってたんだよね、このコンピアルバム!という感じで、原発について問題化したあれやこれや、作品に再会することができた、良い展示でした。で、無性に聞きたくなった。クラッシュも、ジャムも、スペシャルズも、マッドネスだエコバニだ、アンダートーンズ!おー、ピーター・ゲイブリエルにストラングラーズ、ど、ドアーズもか!てな調子で。ビニル版しかないしかも廃盤かと思っていたら、いるところにはいるねぇ。)


3)6.11脱原発100万人アクション・オキナワ
日時:6月11日14:30~17:00
場所:那覇市牧志沖縄県 那覇市ぶんかテンブス館前広場(国際通
り沿い 沖縄三越斜め向かい)
主催:6.11脱原発100万人アクション・オキナワ
問合せ:0988634776(FAX兼)
脱原発100万人アクション Email:nonk611oki@yahoo.co.jp


脱原発への思いは遠く離れた沖縄も同じ・・・沖縄からも原発いらない!の声をあげよう
全国と連動して脱原発へのアクション!を那覇から起こします!!沖縄に住む方、原発問題に関心のある方、被災地から沖縄へ移住・避難されてきた方、何かしなきゃと感じてい方・・・ 6月11日那覇ぶんかテンブス館広場に集まれ~沖縄からは「3.11福島原発事故を忘れないために行動する」「沖縄で導入が検討・研究されている中小型原発をやめさせる」「私たちの未来のために安心な自然エネルギーを選ぼう」を大事にしていきたいと思います!
6月11日(土) 
 14:30~17:00 「街頭アクション!」
・あなたの好きな脱原発ポスター「いいね!」投票
・みんなの思いを伝えよう
・脱原発署名・チラシ配布・パネル展示・・・
☆持ち物:アツい思い(このアクションへの)と冷たい飲みものなど
音楽・イラスト・パフォーマンス・かぶりもの・プラカード・Tシャツ・おしゃべり…。あなたの得意分野で「脱原発!」を楽しい感じでアピールしよう★心よりお待ちしておりマス!ツイッター見てね☆取り組みアイデア・メッセージなど送ってみんなで盛り上げよう!よろしくです

6月12日(日)
14:00~16:00 「ホントの事もっと知りたい・・・原発関連映像会」
場所:那覇市NPO活動支援センター 会議室   
☆両日とも参加無料☆
尚、11日はOAM(沖縄オルタナティブメディア)がUSTREAM中継を予定しています。お楽しみに。
OAM(沖縄オルタナティブメディア)
http://oam0.blog75.fc2.com/

6月辺野古・高江カー(遅くなったけど)

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平和市民連絡会による辺野古・高江カー案内。
4日(土)-5名 8日(水)-3名 9日(木)-5名
11日(土)-5名 10日(金)-3名 14日(火)-5名
15日(水)-3名 16日木)-5名 17日(金)-5名
24日(金)-3名:辺野古行
28日(火)-5名 
30日(木)-3名:辺野古行


1.送迎車は、那覇インター前バス停で待機しています。
2.同バス停を9時に出発して、同乗者の希望により高江・辺野古まで行きます。高速内のバス停での途中乗降車も可能です。
3.同乗希望者は、必ず城間(080-1782-6598)または長嶺(090-2712-6486)へ事前に連絡して下さい。
4.沖縄平和市民連絡会では、この行動の定期化のため、カンパを募っています。
郵便局にて、カンパの宛先は
(口座番号)01710-5-88511
(加入者名)は平和市民連絡会
通信欄に「辺野古・高江行きカンパ」と記入ください。