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May 24, 2011

安波と高江の関係、地元ってなんだ?

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沖縄タイムスが報道した、普天間トンデモ安波移設計画の航空写真。「安波」と報道されていて、確かに国頭村安波地区のことがらで、安波区で今日24日に話し合いが持たれるのだけれど。そしてまずは「地元」の意見が尊重されるべきと多くの人は感じて固唾をのんで見守っているような雰囲気があるけれど。

ちょと待って。この航空写真、大事なところが見えないように切り取られていないか。

村境を挟んですぐ隣の東村高江ヘリパッド問題のGoogle Map航空写真と見比べてみた。
(高江のblogの右メニューにリンクが貼ってある)
あ、れ、れ。これって殆ど高江!?

報道によれば、対象とされている土地は、過去に北部訓練場から返還されて農地改良された土地。
いま、半分返還の話が出ているのに、用途も明かされない新しいオスプレイパッドの計画を押しつけられ、なおかつ、すでに返還されたはずの土地に、普天間飛行場の代替!?2500-3000メートルの滑走路!?

これは安波区民だけの判断が優先されるような問題ではないだろう。どうしてまた、小さな集落に重圧を押しつけるような構造を黙認するのか。

沖縄県中から、反対!反対!

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安波区 2500メートル滑走路想定普天間代替:揺れる安波区、対立懸念も
『沖縄タイムス』2011年5月23日。

May 18, 2011

安波をみんなで支えよう!

普天間飛行場の代替地を、国頭村安波地区に、というトンデモプランで、人の暮らしをかき回すだけの政治屋には、うんざりだ。でも、安波の人たちがバチッと反対できるよう、みんな見ている、支えていると、いろんなかたちで表明しましょう。新聞報道は「高江の現状」ブログにあります。
http://takae.ti-da.net/e3558394.html


5.7原発やめろデモ!!!!!弾圧救援会

http://57q.tumblr.com/
賛同グラフィック!.jpeg

ここらあたりで、釜大弾圧反撃集会

<<反撃集会開催します>>

「釜ヶ崎大弾圧反撃集会」のお知らせ
内容 :住民票運動の映画上映、拘留中の4人からの獄中アピール、裁判経過と今後の公判に向けての闘いかたについて報告等。
日時 : 5月20日(金)午後6時開場 6時半開始
場所 : 阿倍野区民センター小ホール
(地下鉄谷町線阿倍野駅スグ)
大阪市阿倍野区阿倍野筋4-19-118
主催 : 4・5釜ヶ崎大弾圧救援会
連絡先  NPO法人釜ヶ崎医療連絡会議
(06-6647-8278)

 現在も4人の仲間たちが保釈却下され大阪拘置所に勾留され続けています。
やっと統一弁護団も結成され、救援会とともに私たちも公判に向けてやるぞ!
と体勢を再度立て直して挑んでいます。


面会に行くたびに(週三回のペース)勾留されているレオの頭の髪の毛がぼうぼうになってきて、わずか10分間という短すぎる面会時間でどれだけ本人への励ましになっているのか不安でもあります。とにかく、外のことは任してとつたえてきました。本人は「元気だ!」といってはくれますが、絶対にしんどいし、勾留が長い、長すぎます!弁護士に話を聞くと公判まで最低2-3ヶ月は待たないといけない。そうなるともう夏に突入してしまう。いつまでこんな不当な勾留を続けるんだ!西成署・検察・裁判所(警察の言いなり、公平な判断はどこぞに忘れてきたか)がやりたい放題に権力をあからさまに行使してくる。

このブログを見ていただいている皆さんには、一日も早く私たちの仲間が帰ってこれるために、この釜ヶ崎のことを他の仲間に知らせてください。そして、不当勾留と、レオが押収された250本のテープを一日も早く取り戻せるよう、こうした警察の暴挙を許さないぞとともに声を挙げていただきたく思います。どんな形でも構いません、賛同のメッセージいただければすぐレオに伝えます。集会にも来てください、みんなで顔つき合わせてそれぞれの思いを話しましょう。面会には平日であればいつでもいけます(午前8:30~12:00、午後13:00~16:00)。ただ、面会は一日一回だけで、誰かが先に面会に来るとその後に来た人は追い返されます。事前に救援会(06-6647-8278)にこの日行きたいと連絡をください。

今後も継続して面会に行きつつ「一人じゃないよ」とエールを送っていきたいと思います。

どんな形でも構いません、これからも皆さんからの心強い支えとご協力のほどよろしくお願いします。

レオは獄中で、これまでの住民票運動・裁判の資料を読み返しながら公判が始まる前にこちらからどのように反撃していけるか作戦も練ってくれています。また釜ヶ崎を舞台にした映画のシナリオも書き綴っています。

レフヒヨ的

沖縄までたどり着いた人たちのため手のひらサイズの情報を共有していこうというブログ。
レフヒヨ http://refuhiyo.ti-da.net/

公的機関や大きな看板を掲げるNPOとはまたちがう、レフヒヨ的存在のよさがある。

OAM5月20日中村衛さん(琉球大学准教授・地震学)

OAM(沖縄オルタナティブメディア)
http://oam0.blog75.fc2.com/
沖縄でも起こりうる地震と津波に備えよう
「ナマ(今)とぅびぃん! オルタナ・クール」第13回予告
日時:5月20日(金)19時~21時
場所:カフェcello (那覇市泉崎)
http://www.tabinchu.net/spot/spot_detail.aspx?pSpotId=100569
(通常営業中に店内から中継します。トークを直接お聴きになりたい方のご来店歓迎です!)
○OAMダイアログ
タイトル:沖縄でも起こりうる地震と津波に備えよう
ゲスト:中村衛さん(琉球大学准教授・地震学)
地震が起こらないといわれてきた沖縄だが最近はそうでもない。沖縄があるユーラシアプレートに、太平洋側のフィリピン海プレートが沈み込む同海溝は、巨大地震を引き起こす恐れがある。ゲストの中村准教授の予測によると、沖縄本島沖の琉球海溝を震源とするマグニチュード(M)8・5の地震が発生した場合、東海岸の広い範囲で20メートルを超える津波が発生し、5階建ての建物に相当する標高15メートルの地域まで、浸水する危険があるという。

M8・5で東海岸津波20メートル 琉大准教授予測
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-05-10_17591/

「ネットワ―クで作る放射能汚染地図 」

NHKで放送された「ネットワ―クで作る放射能汚染地図 」
1. http://youtu.be/BUltgqsTTGg 
2. http://youtu.be/J7dfoqCj5BA
3. http://youtu.be/6H30i_jI_Ys
4. http://youtu.be/bUA6BueVBR8
5. http://youtu.be/lX-in2-KisA

http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2011/0515.html (番組HP)

May 16, 2011

砂漠0号

砂漠0号_read

May 14, 2011

「もう終わりにしようじゃないか」

画廊沖縄では国吉和夫展。
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國吉和夫展−Farewell,Military!「もう終わりにしようじゃないか」− 
くによし かずお(写真家)。1946年沖縄市生まれ。1970年に琉球新報社入社。報道カメラマンとして活躍してきた。特に在沖米軍の軍事訓練に肉薄し、そのリアリティー溢れる写真は注目された。1984年「観光コースでない沖縄」共著(高文研)、1987年 写真集「基地沖縄」(ニライ社)、1995年「これが沖縄の米軍基地だ」石川真生と共著(高文研)、2000年「琉球グスク群」(琉球新報社)などの写真集を出し、現在はフリージャーナリストの写真家として活躍中。また、個展やグループ展でもスーパーショットの作品を発表し、島の内側から軍隊とその存在理由を問い続ける。基地の内外で行われている米軍の演習、自衛隊や海外での合同演習など、一般の人びとの日常生活では想像できない狂気の風景が我われの暮らしの隣で展開されている。島を侵略し65年も寄生し続ける「軍隊」、この暴力装置を今日の我われはどのように受けとめるべきか?今展は國吉和夫氏の写真作品から、その糸口を見つけたい。

「テチュリのおばさんたちが炊いたごはんは国家暴力に勝るのだ」


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「韓国反基地、版画に託し イ・ユニョプさん」『沖縄タイムス』2011年5月13日。
 公権力と闘う韓国民衆の姿を木版画で表現した版画家イ・ユニョプさんの展覧会「ここに人がいる」が、宜野湾市の佐喜眞美術館で開かれている。展示作品を代表するのが、2005~07年、平澤(ピョンテク)米軍基地建設のために土地が強制収用されたテチュリ(大秋里)での反基地闘争を描いたもの。闘争の現場で民衆とともに生活しながら制作するイさんの木版画は力強く、民衆への愛情がときにユーモラスな姿で表れている。同展は6月27日まで。

タイムスで佐喜真美術館のイ・ユニョプ展が紹介されてた。木版画は反基地抵抗運動にとてもよく似合う!

5月19日宜野湾わんだほーなラインナップ

タイトルが長くてふふふってカンジだ、このタイミングで佐藤学さんのアメリカ動向分析も楽しみな以下転載。



5.19市民集会(SACO合意から15年、許すな普天間基地の固定化と辺野古移設を!5.19市民集会)
・とき:5月19日(木)午後6:30~8:30
・ところ:JA宜野湾ジュビランス(宜野湾市民会館向)
≪内容≫ 
(1)基調講演:佐藤学氏(沖国大教授)
(2)稲嶺進名護市長あいさつ
(3)安里猛宜野湾市長あいさつ
(4)米軍軍人軍属の交通事故に関する地位協定上の問題点について(報告)
(5)辺野古、高江現地報告、決議
 会場カンパあり
主催:基地の県内移設に反対する県民会議

たとえばマイ・イシュー「ナイトメアもううんざり」

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5月15日をどう(やり)過ごすか。梅雨の晴れ間だし、いっちょー出かけてみるか。

来る5月15日(日)、39回目の「復帰の日」です。今年も5・15平和行進が開催されます。
 例年は県外からもたくさんの団体・グループが参加し2日にわたって3コースを行進していましたが、今年は震災のために規模を縮小し(例年の参加団体は被災地支援にまわっているので)、県外からの参加はほとんどないようです。
 そんな今年の平和行進への、勝手に(!)参加よびかけいたします。それも、マイ・イシューで参加しよう、というよびかけです。「一からデモ申請して主催するのは大変…」というヘナチョコでも、この平和行進と一緒にマイ・プラカードかかげて歩くならできるし、グループでまとまって参加したらアピール力も増すでしょう。長年行われてきた伝統ある平和行進という先輩の胸を借りて、
「高江ブロッコリーの森を守ろう!」
「反原発!」「沖電は原発研究をやめろ!」
「思いやり予算は被災地へ!」
「泡瀬干潟の埋め立てNO!」
などなどと、それぞれの声をあげたら素敵です。

マイ・プラカード、マイ横断幕、鳴り物OKです(確認済み)。コース途中からの参加もOK。
ちなみに、「高江」「反原発」で一緒に歩く方を募集します☆緑のアフロかつらもありますので、必要な方はご一報ください。
下記に、平和行進の要項を貼り付けます。

********(http://www.peace-okinawa.net/)
5・15平和行進および平和とくらしを守る県民大会

開催日:2011年5月15日(日)

09:00~09:20 5・15平和行進出発式(会場:宜野湾市役所)

【普天間基地包囲コース】
北ウイング
09:30 出発 → 普天間基地第3ゲート(0.7km) → 普天間三叉路(1.4km) → 伊佐交差点(3.8km) → 大山交差点(4.7km) → 真志喜・北(5.8km) → 歓海門(6.5km) → 11:30 県民大会会場到着(7.1km)

南ウイング
09:20 出発 → 宜野湾小学校前(1.9km) → 長田交差点(2.8km) → 沖国大正門(3.5km) → 普天間基地第2ゲート(4.1km) → 真栄原交番(5.1km) → 上大謝名(5.8km) → 森川公園(6.6km) → 真志喜・北(6.9km) → 歓海門(7.6km) → 11:50 県民大会会場到着(8.2km)

12:30~13:30 復帰39年 5・15平和とくらしを守る県民大会
       会場:宜野湾海浜公園屋外劇場

QABも応援するぞー!

5月11日Qリポートが、沖縄の「原発労働者」を取り上げていました。QABのサイトで動画ぜひご覧下さい。
先月県内大学で講演された樋口健二さんも登場しています。
琉球朝日放送「ステーションQ」5月11日 Qリポート
Qリポート「原発点検労働者の実態」
qreport.tiff

三上さん放送ウーマン賞おめでとう!

5.7原発やめろデモ!!!!! 弾圧救援応援!!!

d0017381_136171.jpeg5.7原発やめろデモ!!!!! 弾圧救援会を応援する転載!
5.7原発やめろデモ!!!!! 弾圧救援会 声明文
 2011年5月7日、東京・渋谷で行われた「5.7原発やめろデモ!!!!!」では、 15000人を超える参加者を集めるデモ行進がありました。たくさんの人が、そ れぞれのスタイルで、「原発はいらない」を表現する素敵な行動でした。しか し、警察は大量の機動隊を配置して、デモを妨害し、大量の参加者を細かく分 断してしまいました。雨の中、デモ行進は出発だけで3時間もかかってしまう あり様でした。
また、機動隊は隊列を取り囲んで身動きが取れないようにしました。他にもま だまだひどいことがあるのですが、ここでは書ききれません。参加者がネット 上で様々な立場から異様さを指摘しています。警察の妨害がなければ、デモは もっと自由であったはずです。

・逮捕について

 そんな中、4名の参加者が法的な根拠もなく警察に連れ去られました。うち 2名はその日のうちに解放されましたが、残る2名は警察の留置場内にいま す。警察は公務執行妨害容疑での現行犯逮捕であると言い張っています。そも そもデモ行進に大量の警察官が割り込み、混乱状態を招いておいて公務執行妨 害とはまったくおかしな話です。むしろこっちが警察を逮捕してやりたいとこ ろです。


・救援会の目的

 このような不当な逮捕について、「絶対におかしい!」と思う人があつま り、急遽この救援会を立ち上げました。救援会は、2人を守り、助け出すこと を目的にしています。弁護士の面会など法的なサポートはもちろん、差し入れ や励ましなどもしていこうと思っています。
 今回、原発反対のデモに参加したことで2人は逮捕されています。社会とそ の価値観が根っこから揺さぶられる一方で非常事態の名のもとに自由が抑圧さ れている今、政府にとって望ましくない主張をしたからです。思想信条によっ て人が自由を奪われるようなことが許されてよいはずがありません。


・2人はどんな状態か、これからについて

 5月9日現在、2人は原宿署と代々木署に、それぞれ留置されています。逮捕 された時に、打撲・擦り傷をおわされたものの、健康状態に問題はないようで す。
 2人は無実の罪で留置されて取り調べをうけています。日本の警察の取り調 べは、弁護士の同席も許さず、密室で行われます。そして、やってもいないこ とを「自白」するよう強要されるのです。2人はそれにも屈せず、黙秘を貫い ています。それが自分や仲間の基本的人権を守る最良の方法だからです。
 検察は、起訴しなくても最大23日間にわたり、逮捕した人を留置場に入れ ておくことができます。それはその人の生活や仕事を破壊するのに十分な時間 です。


・逮捕された2人を助け出そう!

 これまで述べたように、今回の逮捕はデタラメです。一刻も早く2人を助け 出さないといけません。現在、救援会は全力で動いています。しかしながら、 私たちだけの力では十分ではありません。多くのみなさんの助けが必要です。 救援会は以下のことを要請します。


1. 激励メッセージを送ってください
 弁護士が接見を行った時に、みんなのメッセージを見せることができます。 文章や絵などを、画像データで救援会のメールアドレスに送ってください。

2. みんなの声を広めよう
 今回の不当弾圧は、「反原発」の運動の委縮とイメージダウンを狙ったもの です。逮捕がデタラメだということを、ドンドン広めてください。メディア関 係者の人は、どんどんマスコミで発信してください。

3. 救援カンパをお願いします
 弁護士費用をはじめ、救援活動には多額の費用が必要となります。どうかカ ンパをお願いいたします。郵便振替用紙に「5.7原発やめろデモ!!!!! 弾圧救 援会」とお書きいただき、以下へお振り込みください。

ゆうちょ振替:
 口座番号:00140?2-750198 口座名称:ミンナノキュー
 他銀行からの振込の場合:
 019(ゼロイチキュウ)店 当座 0750198


連絡先:
 東京都港区新橋2-8-16石田ビル5階(救援連絡センター気付)
 tel:03-3591-1301 / fax: 03-3591-3583

メールアドレス:
 57nonukyuen@gmail.com

May 04, 2011

5月の辺野古・高江カー情報

tateya.jpg平和市民連絡会より辺野古・高江への支援行動(送迎車)の送迎日程
<5月の予定>
9日(月) 3名 12日(木) 5名 13日(月) 5名
14日(土) 5名 18日(水) 5名 19日(木) 3名
20日(金) 3名 (辺野古行き)
21日(土) 5名
25日(水) 3名(辺野古行き)
26日(木) 5名 30日(月) 5名 31日(火) 3名

1.送迎車は、那覇インター前バス停で待機しています。
2.同バス停を9時に出発して、同乗者の希望により高江・辺野古まで行きます。高速内のバス停での途中乗降車も可能です。
3.同乗希望者は、必ず城間(080-1782-6598)または長嶺(090-2712-6486)へ事前に連絡して下さい。
4.沖縄平和市民連絡会では、この行動の定期化のため、カンパを募っています。郵便局にて、カンパの宛先は、『(口座番号)01710-5-88511』『(加入者名)は平和市民連絡会』『通信欄に辺野古・高江行きカンパ』と記入ください。



※右画像は、ともだちが反原発デモのために準備したプラカード(「トモダチ」ってホントに使いにくくなっちゃって迷惑だなーもう)。

ウィキリークスでぽろぽろとはがれ落ちる嘘、のあとに露見するのは外交防衛官僚の立ち位置

以下、Asahi.comのウィキリークス日本関連公電の報道から。
米軍グアム移転費水増し 日本の負担軽減装う 流出公電

これまでも、沖縄県などが実数は約1万2千人だけだと指摘。「ロードマップによる移転でこれだけ負担が減る」とされた人数は誇大と批判してきた。国会でも取り上げられてきたが、日本政府は確認を拒んできた。
 今回、沖縄県などが指摘していた実態に近い数が米外交公電に記されていたことがわかったことで、その疑念が裏付けられた形だ。

不信の官僚、「米は過度に妥協するな」〈米公電分析〉2011年5月4日19時18分。

 外務省の斎木昭隆アジア大洋州局長(当時)は鳩山内閣発足直後の09年9月18日、訪日したキャンベル国務次官補に対し、政権首脳らは日米対等の関係を訴えるが「既に対等なのに何が念頭にあるのか分からない」「民主党は官僚を抑え、米国に挑戦する大胆な外交のイメージを打ち出す必要を感じたようだ」と分析。「愚か」と批判し「やがて彼らも学ぶだろう」とみていた。

 薮中次官も同日、キャンベル氏に対し「国内には日本が対等に扱われていない、という感覚があり、民主党はそれを政治的に利用した」と解説している。

 官僚らを特に懸念させたのは普天間問題だった。
 同年10月12日、国務、国防総省双方の当局者を率いて訪日したキャンベル次官補らが、長島防衛政務官らも交えた普天間問題での協議に臨んだ。

 その直後、長島氏のいない非公式な昼食の席で、高見沢将林・防衛政策局長が「米政府は、民主党政権に受け入れられるように再編パッケージに調整を加えていく過程で、あまり早期に柔軟さを見せるべきではない」と助言した、と公電は記している。

 中堅幹部の間では、そうした物言いはもっとあからさまだった。
 在日大使館の政務担当者が同年12月10日に、日本政府の国連代表部で政務担当を務める参事官ら3人の外務官僚と会った際の会話を記した同月16日付の公電がある。この記述によると、外務官僚らは「鳩山政権の普天間移設問題での対応と政治利用」への不満を述べ、「米政府は普天間移設問題では民主党政権に対して過度に妥協的であるべきではなく、合意済みのロードマップについて譲歩する意思があると誤解される危険を冒すべきでもない」と強調したという。

日米、米軍グアム移転で暫定合意〈1〉米公電訳
日米、米軍グアム移転で暫定合意〈2〉米公電訳


ちなみに、高見沢将林とはあの「ミスター・タカミザワ」。
「配備念頭に日米協議 普天間代替オスプレイ」『琉球新報』2009年4月21日。

 米軍普天間飛行場の移設返還などを定めた日米特別行動委員会(SACO)当時、防衛庁の交渉担当者だった運用課長で、現防衛政策局長の高見沢将林氏は20日、垂直離着陸機MV22オスプレイの普天間代替施設への配備を念頭に、SACO最終報告直前まで米側と調整していたことを明らかにした。琉球新報社の取材に答えた。さらに高見沢氏の情報と明記した当時の米側文書では、具体的な配備に言及した上で、地元からの問い合わせを想定し配備計画に明言しない答弁を日米間で調整していたことも明らかになった。日本政府はこれまで将来的配備の可能性には言及していた。交渉当事者がオスプレイ配備に関する協議を認めるのは初めて。
[中略]
―文書にある「ミスター・タカミザワ」とはあなたか。
 「私でないと言うのは難しい」

5月11日大宜味村憲法講演会

お!幸三センセーのトークが聞けるよ!



大宜味村「憲法九条を守る会」主催
憲法講演会

日時 2011年5月11日(水)午後7時から
場所 大宜味村塩屋公民館
主催 大宜味村「憲法九条を守る会」
演題 「日本国憲法について」
講師 北島幸三氏(名護市立 東江中学校教諭)

「たかえくぼ」~マチでつながるタカエのこと~

●5月8日(日)
◎第一部
路上ライブ
場所:トランジットマイルの国際通り高良レコード店前
時間:午後1時~4時
出演者:石原岳、halcony、杏里/運天修、カオリ、独りジェロニモレーベル、具志堅ファミリー
※雨天時はBAR土にて。

◎第二部
上映会とゆんたく会
「基地が来ると住民の生活はどうなるのか」
場所:BAR土
時間:午後5時オープン、6時スタート(8時くらいまで)
※ワンオーダーにご協力お願いします。軽食出ます。

このイベントの後5月14日には「たかえんそく」を企画しています。
実際に現地に行って、高江の良さや現状を知って欲しいと思います。
詳細は後日ブログでもお知らせします。
ブログアドレス
http://takae-yumenowa.seesaa.net/

2007年7月から今日まで東村高江では、米軍ヘリパッド建設に反対する
座り込みが住民を中心に続けられています。
豊かな森の中にある高江の集落を取り囲むように、6つのヘリパッドがつくられ
ようとしており、完成・運用が開始されれば高江で安心して暮らすことは不可能となります。
昨年末から今年2月にかけて沖縄防衛局が大勢の作業員を動員して断続的に
建設作業を強行しました。現場は連日騒然とし、作業する側も抗議・説得する側も
心身ともに疲れるものでした。
ただ2月最後の日は、ちょっと様子が違いました。たくさんの支援者が駆けつけて
くれたおかげで、強引な作業はなく、話し合いにも応じてもらえました(結果は平行線でしたが…)。
たくさんの人が、現場に応援に来てくれることがとても大事なのです。
さて、3月~6月は森の希少動物の繁殖期間ということで、「本格的な工事は控える」
期間ということになっています。
比較的高江が落ち着いている今、マチに住んでいる私達は何をしよう?
「高江の状況を知って欲しい」
「7月からの工事再開の時にはもっと沢山の人に支援に来て欲しい」
「高江の豊かな自然や素敵な人達を知って欲しい」。
大事なことだし真面目な話もしたいけれど、眉間にシワを寄せるんじゃなくて
出来れば楽しくやりたいと思います。
マチに住んでいる沢山の高江を知らない人とつながりたい、と二部構成のイベントを
企画しました。日曜日の午後、那覇の街でお会いしましょう。