« January 2011 | Main | March 2011 »

February 24, 2011

なぜ直接行動を

takaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpg

sugukaeru.jpg「なぜ直接行動を、なぜ坐り込みやデモ行進などを。交渉というもっと良い手段があるではないか」と、あなたがたが問われるのはもっともです。話し合いを要求されるという点では、あなたがたはまったく正しいのです。実に、話し合いこそが直接行動の目的とするところなのです。非暴力直接行動のねらいは、話し合いを絶えず拒んできた地域社会に、どうでも争点と対決せざるをえないような危機感と緊張をつくりだそうとするものです。それは、もはや無視できないように、争点を劇的に盛り上げようというものです。緊張をつくりだすのが非暴力的抵抗者の仕事の一部だといいましたが、これは、かなりショッキングに伝わるかもしれません。しかし、なにを隠しましょう、わたしは、この「緊張」ということばを怖れるものではないのです。わたしは、これまで暴力的緊張には真剣に反対してきました。しかし、ある種の建設的な非暴力的緊張は、事態の進展に必要とされています。」

マーティン・ルーサー・キングJr. 「バーミングハムの獄中からの手紙」『黒人はなぜ待てないか』みすず書房1965。

ametaiQ.jpg


February 23, 2011

直接行動の創造性を

takaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpg

「恐怖によって求心性の磁場をつくりだす主権を拒絶する力。残酷の組織化とエスカレーションを可能なかぎり回避するものとしての。そして、そこに非暴力直接行動があらたに位置づけられるのかもしれない。国家と主権が折り重なった時代の終わりとともに、直接行動あるいは直接活動の創造性をどこまでおし広げられるか、そこにもしかすると、いまという時代の核心がかけられているのかもしれません。」
酒井隆史『暴力の哲学』河出書房新社2004。

201102230710000.jpeg

February 21, 2011

「かめだいすき」と日替わりうさぎと、「かまいもだいすき♥」。

takaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpg

NEO DADAKKO の日替わりうさぎ、最後の1つをアップできずに日々の暮らしに追われる毎日でした。「かめだいすき」とは、高江のヘリパッドいらない子どもたちが描いた看板のなかにあったことば。日替わりNOうさぎも、ヤマガメの背中にのっかって、そのように表明しております。
takae-nousagi-4.jpeg
そして、もの喰う人びとであるわれわれとしては、「かまいもだいすき♥」
以下、お知らせです。うふふ。本日です。高江に急げ!



さてさて、あの、西表島祖納部落の酋長さん(公民館長)・石垣金星さんから、
「高江のみなさんに西表のカマイ(イノシシ)パワーを」ということで、
猟解禁の季節となったカマイが、海を渡ってきます!
南風原の自然食レストラン「やさい畑」の照屋久子さんが調理して、
カマイ鍋大会を、高江にて開催します。
日程は2月21日(月)
座り込み・防衛局と対峙中なので、時間は未定というか流動的ですが、
この日お昼か、防衛局にお引き取りいただいたあとに、
こころの底からあたたまる、西表のカマイをみなさんでおなかいっぱいいただきましょう☆
かまい大好きー。

小帝都ポリスにはチューを!

d0017381_2145615.jpegでーじなっとーん。小帝都あたりじゃ、大帝都から派遣されている植民地役人の家を死守するのが、ポリスのお仕事らしい。詳細はイルコモblog、もとい、ちびこもサイト(ありゃー!?)における[イルコモンズ・ディストロ&リークス] [2011-02-19]を。
救援の詳細はアメたいきゅーを。
小帝都ポリスには不服従のチューを。

田ノ浦も手をつなぐぞ!

届いたおしらせ、大急ぎで転載



田ノ浦が危ない!緊急です!
21日深夜2時すぎに、200人~300人ともいえる、
数えきれない程の作業員、警備員、中国電力社員が田ノ浦に来ました。

現在は、祝島島民や、全国から集まった人の、懸命な抗議にもかかわらず、
田ノ浦の浜に百数十人の作業員が入り、資材が運び込まれている状況です。

海上からも、毎日動かされる主な作業台船が深夜2時前に田ノ浦に向け出港。
他にも複数の作業台船が向かって入る様子です。

こちらから現在の海上、陸上の様子を見ることが出来ます。
http://amba.to/fqeziG

夜中の3時半の様子は
http://bit.ly/dTInRW

夜明けとともに、作業は一旦中断、陸上の中継は途切れています。

各方面への丁寧な連絡、抗議をお願いします。

【STOP上関原発アクション】その1~みんなの声を届けよう!~

『原発ではなく、持続可能な発電方法にしてください!』
中国電力 本社
TEL 082-241-0211
FAX 082-523-6185
上関原発準備事務所
0820-62-1111

『埋め立て免許を取り下げてください!』
山口県知事への提言
TEL 083-933-2570
FAX 083-933-2599
メールフォーム
https://cgi01.pref.yamaguchi.lg.jp/gyosei/koho/chiji-teigen/3teigen.htm

『応援しています!町だけで決めないで』
上関町役場
0820-62-0311

『持続可能な政策を!経産省の船が現地に来ています』
経済産業省
資源エネルギー庁 電力・ガス事業部
原子力発電立地対策・広報室
03-3501-1873

『地球環境を守ってくれて感謝します!田ノ浦は日本が世界に誇る宝です。どうか守ってください』
環境省
https://www.env.go.jp/moemail/

『現地には活断層がいっぱい!近くには家があり、対岸の祝島からは逃げ場もありません』
原子力安全・保安院
https://wwws.meti.go.jp/nisa/index.html

【STOP上関原発アクション】その2~100万人で届けよう!~

上関原発計画の中止を求めた署名が現在90万筆以上集まっています!
100万筆を目指しています。ご協力よろしくお願いします!

署名用紙はこちら→http://shimabito.net/syomeipdf2009.pdf
集約日は延長しているのでそのままお使いください。
お手数ですがFAXか郵送をお願いしています。

2月23日院内集会

takaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpg

    JUCON(Japan-US Citizens for OKINAWA Network) 、WWF-Japan
  ◆◇◆ 沖縄米軍基地問題 緊急院内集会のお知らせ◆◇◆

      生物多様性を破壊し、住民の暮らしを脅かす
沖縄県東村高江の米軍ヘリパッド建設を中止させよう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 政府・防衛省は、沖縄島北部の生物多様性豊かな「やんばるの森」の一部であり
160人の住民がすんでいる高江の集落を取り囲むように、6か所の在沖米国海兵
隊のヘリパッドを建設しようとしています。現在、沖縄防衛局により、地域住民
の反
対を押し切って、力ずくで工事が進められています。
 世界自然遺産の登録基準を満たす生物多様性の宝庫を破壊し、米軍演習によっ
て今も被害を受けている地域住民の生活を、さらに爆音と墜落の危険にさらす米軍
ヘリパッドの建設強行は、決して許されるものではありません。
 政府に、工事の強行を速やかに中止し、ヘリパッド建設計画の撤回を求める緊急
集会、記者会見を開催します。

 ぜひ、多くの皆様のご参加をお願いいたします。

◆日時  2011年2月23日(水)12:00~13:00

◇場所  参議院議員会館 B-104会議室
    (100-8962 東京都 千代田区 永田町2-1-1)
      アクセス:http://bit.ly/4K4qJY

◆主催: JUCON (JAPAN - US Citizens for OKINAWA Network )
WWF-Japan

◇内 容:
1、 高江の現状報告
2、. 環境団体からの声明と発言
     WWFジャパン、グリーンピース・ジャパン、日本自然保護協会、
     日本野鳥の会、日本環境法律家連盟(JELF)
3、平和団体からの声明と発言
     JUCON (Japan - US Citizens for Okinawa Network )、US for
Okinawa、
     「沖縄に基地はいらない!」全国同時アクション、WORLD PEACE NOW、
     ゆんたく高江、他
4、米国市民団体からの声明について
  Network for Okinawa(NO)
5、.国会議員からの発言
6、.質疑応答

なお、同日午後に、防衛省への申し入れ行動も予定しています。

◆当日に関する問い合わせ:
  花輪伸一(WWFジャパン)090-2452-8555
  野平晋作 (JUCON) 090-6015-6820

* JUCON (JAPAN - US Citizens for OKINAWA Network)とは・・・
  米軍基地問題に取り組む日米の市民・NGOのネットワーク。普天間基地の
  閉鎖・撤去と、沖縄県内に新しい代替基地を作らせないこと、美しい沖縄
  の海や自然を守ることを目的に日米の市民が結集。
米国側パートナーはNetwork for Okinawa(NO) http://closethebase.org/
***********************************************************
日本環境法律家連盟(JELF)事務局  三石 
愛知県名古屋市中村区椿町15-19-2F (453-0015)
TEL:052-459-1753  /  FAX:052-459-1751
mail : jelf@green-justice.com / HP : http://www.jelf-justice.org
====================================
「美ら海・沖縄に基地はいらない!」キャンペーン http://jucon.exblog.jp/
JUCON (Japan-US Citizens for Okinawa Network) 事務局
************************************************************

February 14, 2011

日替わりNOうさぎ、頑張る

takaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpg
201102141143000.jpeg201102141117000.jpeg
ただいま高江、雨のなか頑張っています。そこで、NOうさぎも参加!
takae-nousagi-6.jpeg
抗議と応援要請の電話やFAXも、宜しくお願いします。
1)内閣、防衛省、防衛局に抗議をお願いします。
 *沖縄防衛局 098-921-8131  *防衛省03-5366-3111  *内閣官房 03-5253-2111
2)県知事、東村村長に工事即時中止・建設反対表明を要請して下さい。
 *沖縄県知事公室 TEL:098-866-2460 FAX:098-869-8979
 *東村役場 TEL:0980-43-2201 FAX:0980-43-2457
3)あなたの応援している、沖縄県議会と市町村の議員・政党に工事即時中止・建設反対決議を採択するよう申し入れてください。
4)全国のあなたの市町村で、反対決議を採択するよう働きかけて下さい。

February 13, 2011

日替わりNOうさぎとビラまきピエロ

takaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpg

takae-nousagi-5.jpeg

そう、君にも出来る事は、沢山あるある!ピエロになってビラを配ろー。



えーと、高江が相変わらず大変なので、★那覇でも高江を広めようキャンペーン★を勝手に実施中です。
近く、2件ビラ配りの予定があります。皆さま、ご都合つく日にぜひご参加ください!

★一つめ
「高江のこと知ってほしいの☆バレンタイン大作戦!」
日時:14日月曜日(明日!)、17時より1時間くらい。
場所:県庁前交差点
内容:リボン付きのチラシと気持ちを配ります!(老若男女問わずご参加ください!)

★二つめ
「ピエロが来るよ!高江道ジュネー」
日時:17日(木)、19時半より1時間くらい
場所:国際通り練り歩き(計画中…集合場所は追って連絡します!)
内容:ピエロさんも高江を心配してます!ビラ配り手伝ってくれるって!でもしゃべれないので、言葉で高江のこと説明してくれる仲間を募集中です…プリーズ・ボイス!

またもゆるゆる企画なので、助っ人大募集します!奮ってお助けください!

February 12, 2011

日替わりNOうさぎ

takae-nousagi-3.jpeg
おー、ミッ★ィー、気を取り直して、「いま、ここ」から出来るアクションを発明した模様。その調子で、以下にもお手紙FAXを書いたり、お電話してみよう!
1)内閣、防衛省、防衛局に抗議をお願いします。
 *沖縄防衛局 098-921-8131  *防衛省03-5366-3111  *内閣官房 03-5253-2111
2)県知事、東村村長に工事即時中止・建設反対表明を要請して下さい。
 *沖縄県知事公室 TEL:098-866-2460 FAX:098-869-8979
 *東村役場 TEL:0980-43-2201 FAX:0980-43-2457
3)あなたの応援している、沖縄県議会と市町村の議員・政党に工事即時中止・建設反対決議を採択するよう申し入れてください。
4)全国のあなたの市町村で、反対決議を採択するよう働きかけて下さい。

名護市西海岸の東江(あがりえ)では海のひんぷんがじゅまるが

お知らせ転載



高江・辺野古も大変な状況ですが、名護市東江(あがりえ)海岸も大変です。
東江海岸に砂が投入されようとしています。
今までの経過の詳細は
http://teamzan.ti-da.net/
http://ari3tsu.ti-da.net/c163297.html
をご覧ください。

世冨慶のローソンから海沿いへ入ってすぐの場所なので、寄れる方は寄ってみてください。

賛同いただける方は
沖縄県北部土木事務所 0980-53-1255
電話をして思いを伝えてください。

オバマ大統領宛署名はじまる

takaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpg

Stop building USmilitary helipad and save the Okinawa forest!

Dear Mr. President Obama,
オバマ大統領 様
Okinawa people need your help.
沖縄の人たちに貴方の助けが必要です。

Japanese government starts destroying the forest for
building the US helipad, without investgation of
Redlisted animals. Please tell Mr. Kan to stop
destroying Okinawa forest.
日本政府は米国のヘリパッドを建設するために森を破壊
し始めています。レッド・リストに指定された動物の調査を
することなくです。どうか菅さんに沖縄の森の破壊を
やめるように言ってください。


翻訳は薔薇、または陽だまりの猫blogより。

なぜ大帝都の大統領に「お願い」しないといけないのか、とか。
ヘリパッドとは詐術でオスプレイパッド建設なのだが、とか。
必至で森を守る高江の人びとのために言及された言葉は末尾のたった30ワードだけか、とか。
言いたいことはいろいろあっても、だからなんだ?!っつーの。
署名しない理由にはならない。出来ることは何でも試みて、あらゆる手を尽くそうじゃないか★

提案)オプションのコメント欄を利用しよう。
Not helipads, but OSPLAY PADs (6 new Landing Zones for V-22 Osprey) are going to be constructed, without compliance, without public information, without any consent of Okinawan People.
(ヘリパッドじゃなくて、オスプレイバッドが建設されようとしている。法を遵守しないし、情報公開もなし、沖縄の人の合意もないぞ。)

英語サイトだからって英語で書けなきゃいけないワケじゃない、ハズ。もう65年以上の蜜月を過ごした日米関係なんだから、日本語判るハズ。たぶん。。。
YAMETE! OSPREY PAD!
IRANAI! BEIGUN KICHI!

どげんですかね。


February 11, 2011

日替わりNOうさぎ

takae-nousagi-2.jpeg

たいへんだ!うさ★ちゃん。我慢は運動によくないよ。
ケーキ食べて元気もりもり、デモに出かけよう!

9abe76d8fba7b1f4efb1b5eeee9bd058.jpeg

大阪で志賀ちゃんが!広島でシャリバリが!

「ワンダーウォール・キャンペーン」などで世界のハートを熱くするあの志賀ちゃんが、るー大占拠キャンプにもいち早く応援メッセージをくれたあの志賀ちゃんが、大阪で高江のアピールをしてくれた模様。「高江路上文庫IN酔っ払い天国」のレポートIRAのblogで読めます。
takae_shiga_01.jpegtakae_shiga_02.jpeg
こんなフライヤーもお目見えしたらしい。ハーピーデザインとコラボした手書きフライヤーは、妙に説得力があり。saitoonさん作の、儀間比呂志さんの版画や、森口豁さんの「さよならアメリカ」展の写真がコラージュされた沖縄島は、心に迫るものがあり。

そして広島からはシャリバリ地下大学の「直結」メッセージもリリースされていた。昨日、ナニモノかが自分とこのドアの足下にそっと置いて立ち去っていったようだが、確かに落手しました。
chokketsu2011feb.jpg手書きの即応性というか、両者に通ずるなにかただならぬ血脈を感じるわけですが、それにしてもこの手書きの妙。しかも薄っぅーいっつーの。
ということで全文タイプアウトしてみましたので、お読み下さい。

「高江ピープルズへの直結(チョッケツ)声明」

 私たちシャリバリ地下大学は、沖縄防衛局による高江でのヘリパッド建設関連工事の再開に断固抗議する。
 年度末の予算消化だかなんだか知らないが、作業者たちが些末な業務に過ぎないと思ってやっているやっつけ仕事が重大な結末をもたらすことを、工事を行っている人びとは肝に銘じておくべきだ。
 高江の住民の生活を破壊するということだろ?そんなことは承知でこの仕事をやっている。とおっしゃるのであれば、私たちはそれだけではないと答えるしかない。そんなこと承知でやっているのならば、そんなに格好をつけたって、このような嫌な業務は割に合わないことを早めに悟っていただきたい。サラ金で調達した金でパチンコ一発逆転を狙うより割に合わない。

 どのような労働を選ぼうが、それはその人の自由だ。しかし、労働を放棄するのも、その人の自由だ。つまり、労働を放棄するという、労働そのものに異議を申し立て、そのことの意味を、それが何故なされなければならないのかを問う、労働に対するもっと崇高な態度を、やっつけ仕事を重ねれば重ねるだけ失うことになる。それに労働を放棄するというのは、誰もが思っていると思うが、とてもすがすがしいものだ。自由だ。
 人間はこの自由を手放してはならないのではないか?やっつけ仕事は自由を失うことに加担するから重大なのだ。労働を投げ出し、逃げだし、放り投げ、問うことの自由から。

 それでも働きたい人は、まぁいいだろう。私たちはともに自由を分かち合える友人たちとの直結について語ったほうが美しい文章になるだろうから、そうする。

 私たちは高江のテントで座り込んだ。現代の戦争という人間の身の丈にとうていあっているとは思えない狂った業務などまっぴら御免だからだが、同時にこの狂った業務をサボタージュし、拒否し、労働の放棄を共有できる仲間がいるからだ。事実、私たちはテントで不埒にも大爆笑しながら座り込み抗議していた。高江はシャリバリ地下大学にとって、労働の放棄という崇高な自由を分かち合える大切な場所なのだ。それは、たとえ建設工事を中止させ、座り込みのテントが撤去されても変わらない。高江にいる仲間たちを、高江で、どのような形であれ、そらく酒盛りをしながらそのことを謳歌することは変わりない。このような素晴らしき労働の放棄の時間を私たちと共に過ごしてくれる人びとの生活を、その多様性・多数性を制限することを私たちは許さない。その制限が戦争によるものならば、なおさら、許さない。ここに改めて高江の人びとへの友情を大爆笑をもって表明します。

2011.2.5 シャリバリ地下大学

February 10, 2011

日替わりNOうさぎ

takae-nousagi-7.jpeg

あ、日替わりじゃないって(^_^;)・・・

February 09, 2011

高江、お出かけ前に

takaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpg

●QABの映像で現場の入り乱れる様子が掴める。お出かけ前に予習をどうぞ。
QABfeb082011.jpg
高江の現状blogで、毎日の状況が説明されている。
また目取真俊さんblog「海鳴りの島から」には、N1の様子を中心に写真報告が上がっていて判りやすいと思う。

●GP的現場観察眼に従えば・・・。
1)オキボたちは白っぽいおそろいの作業服とメット。
もちろんこのオスプレイパッド工事の当事者。県道を整列して行軍してくる、もはや軍隊化した公務員の皆さん。自分のアタマとココロでは考えないよう教育されているので、上司からの命令のみに傾聴し、自分に責任はないと思っている。
オスプレイ配備を隠してヘリパッドだ移設だと嘘をつき、自己流のエセアセスをして環境保護に配慮した風を気取っているが、N1で進行中の山道の砂利敷きは、そのエセアセスからも漏れているダメな人たち。N4では森の伐採を強行しているが、貴重植物の移植には失敗したことは隠しておきたいらしく報告をぐずぐず遅らせている残念な人たち。エセアセスはもう4年以上前のもので、その後、N4テント周辺にノグチゲラが頻繁に目撃されたことなどお構いなしで伐採を強行中。
デジビデ・デジカメで黙って撮影しようとするので、お断りしましょう。動画ならカメラに向かって「肖像権を侵害しないでね」と発言しているところを、記録してもらいましょう。そのあとは、プラカードや日傘など手持ちのもので隠れてしまいましょう。

2)緑のヘルメットと作業着の受注業者。
工事を受注した親会社の皆さん。オスプレイパッドの受注からはや4年になるのだから、すでにこの工事がヤバイものであると充分に知った上で工事を請け負っていると言えるでしょう。作業員を雇って工事を強要する現場監督役。沖縄の人を使って沖縄の土地を米軍基地のために差し出すようなことはもうやめないかねー。

3)近頃はニッポンラブな外国の方の熱い視線を集めているニッカーボッカー&地下足袋姿は、N4の作業員。
腰ベルトにバリッとしたプロの道具を下げ、各自、自前の自由ないでたち。山仕事をする山男たちかと思ったら、道なき藪から現場への突入を強要され、帰り道が判らなくなって迷ったりしているらしい、酷い目に遭っている人たち。現場監督に監視されているから、あんまりサボれないけど、座り込みの人の話をよく聞いてくれる。

4)濃紺のおそろい制服を着ているのは雇われ警備員。
たぶん、会社に日当で臨時で雇われたオジサマたち。現場を制圧するための頭数として動員されている。2007年の着工以来、こんな仕事はしたくないと感じている人が多かった。

5)県警の皆さん
沖縄県警だもの!うちなんちゅの味方さー。ってことで、現在のところ、高江の現場で県警の皆さんは非常に紳士的に振る舞っています。もちろん、何かあれば動くために状況を見ているという意味で。だから現場で何かトラブルがあったら、まずは自分の権利が守られている状況か、よく考えて。

6)そう!住民の会弁護団がいるよ。
高江座り込みは国による弾圧SLAPP裁判中でもあるので、頼もしい弁護団が付いています。この年末年始の混乱で現場に駆けつけてくれている。弁護団腕章を付けて登場するらしいから、トラブルのときは頼ってみよう。

7)当たり前の話だが、N4付近は高江の地元の皆さんの生活の場でもある。N1の北には国頭村安波の畑も拡がっている。「今、アタシ、非暴力直接行動しているのだわ!」との気持ちでいっぱいになって、正義感の満足に浸っていると、視野狭窄に陥るので要注意だよ。

●事前に、このオスプレイパッド問題についてがっちり予習して臨むぜ!そして現場で語りかけるぜ!というばあいは、生物多様性ネット沖縄が、昨年6月につくった公開質問状(回答は返って来なかったケド)が、役に立つ。A4用紙17ページにわたるので、プリントアウトして座り込みながら、膠着状態の時間に熟読するもよし。

日替わりNOうさぎはじまる

takae-nousagi-1.jpeg
NEO DADAKKOから日替わりNOうさぎの壁紙配布が始まった!
サイトから大きなサイズをDL可能。

February 08, 2011

正社員も、ジャーナリストも、大学関係者も、花粉症の人も

takaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpg
 平日の日中には仕事がある、月給とボーナスが生活の糧である正社員の皆さん。有給の消化に困っていませんか。この時期、花粉症がツラいという方、やんばるの森で深呼吸しに、あるいは雪国の皆さん、ほんのちょっと春を先取りしに、いかがでしょうか。
 ジャーナリストの皆さん。「現地の人」を取材対象にして追いかけ回し、スペクタクルの瞬間を捉える目的ではなく、「現場」の座り込み体験を題材として、偶然にも居合わせた人と共に座り込み、座り込む者の目線からの記事を書いて下さいませんか。
 大学のセンセイたち、学生たち。時間はたっぷりあります。大学の教室を飛び出して、青空の下、森の開放型教室でみなさんのジンブンを腕試しするチャンス。意見を異にする人ともじっくり語り合うためのことばを持って、お出かけ下さい。
 サイクリストの皆さん、モーターサイクリストの皆さん。ツールドオキナワの難関として知られる、マッスル限界値ピキピキで歯を食いしばりながら通過する、あの場所で起こっていることです。普段、信号のない山道として「峠を攻めるぜ」の勢いでかっ飛ばして通り過ぎている、あの県道で起こっていることです。いちど、ゆっくり走って、座り込みの目的地として、たどり着いてみませんか。
 ひとりひとりの気持ちで、あるいは仲の良い友達と連れだって、座り込みに参加して下さい。できる範囲で、朝から1日過ごすつもりで準備して、到着したらまず現場の様子をじっくり観察し、近くにいる一番クールそうな人に、1日の過ごし方について尋ねてみて下さい。
 すでにまるで軍隊のような沖暴の行軍に対抗するのは、現場にいない偉い上層部のトップダウンの指揮命令に粛々と従うのではなく、自分の思いや信念に従う人だと思います。防衛局は税金を使って人を雇って、100人、200人と増員しているようだけど、人を増やせば増やすほど、困難な気持ちやとまどいを抱えたまま隊列に加えられてしまう人の割合も増えていくということだと思うから。スタイルはばらばらでも、信じるところを共有できれば、手をつなぐことができるでしょう。シール用紙にプリントしたこんなステッカーを、ポケットに、こっそりしのばせて、やんばるの森を守りに来て下さい。
hapisticker1.jpghapisticker2.jpg


アーティストが高江と手をつなぐ方法

takaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpg
このところ、沖暴は、県道沿いのどこからでも、オスプレイパッド建設予定地に向かって、作業員に山の中を歩かせている。すでに山道でもない。ガードレールを跨いでどこからでも隙あらば。で、たくさんの人が集まって県道沿いを埋め尽くすことは不可能に近いけれど、激励の寄せ書きや、バリッとしたメッセージ入り横断幕が、代わりに侵入を思いとどまらせてくれている(そういえば、街頭に掲示された非常に私的な内容の同窓会やお祝いの告知横断幕は、沖縄の風物詩だ)。
 やんばるの森にはまったく相応しくない工事用ゲートの薄汚れたトタンも、見方を変えれば、作品を展示するのに持ってこいの機会到来ということではないか。辺野古の浜にも、隔離癖が着々と進行中。私たちの生活空間を、上から目線で勝手に区切ろうとする隔離癖は、また、抵抗表現の祝祭空間にいかようにも改変可能な壁、ホワイトキューブへの完璧なアンチテーゼでもあるだろう。
 県内アーティスト諸君!RISE UP, STAND UP, PLEASE!
takaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpg

February 07, 2011

現場の皆さんが高江と手をつなぐ方法

takaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpg
高江blogから、「工事作業員のみなさまへ」メッセージが発信された。以下転載する。



このブログを読んでるヘリパッド工事作業員のみなさま、警備のアルバイトスタッフのみなさま

防衛省、沖縄防衛局はヘリパッド工事について住民に対し、納得のいく説明、話し合いを全くしていません。そのゆえに、高江現地では高江住民はじめ全国から多くのヘリパッド工事に反対する人が集まり、話し合い・説明を求めています。

現場は緊張し、大変危険な状態が続いています。
これは、沖縄防衛局が住民に対し、きちんとした対応を怠っているためです。
作業をまじめにすすめる必要はありません。
きちんと報酬はもらってください。
ましてケガなど、絶対にしないようにしてください。
自分たちの土地を人殺しの練習の場所へと差し出す必要はありません。
家に帰ってからじっくり考えてください。

現場ではもみ合いになってます。
「おかしい」と感じたら、作業をやめてください。
上司に「おかしい、こんな仕事はしたくないと伝えてください。」
アルバイト仲間で相談してください。作業員の上司は沖縄防衛局に対し、こんな危険な仕事をさせないよう訴えてください。部下を守ってください。アルバイトスタッフを守ってください。



takaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpg

遠くから高江と手をつなぐ方法

takaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpg
1)内閣、防衛省、防衛局、県知事公室、東村村長にTELやFAX。
 「すぐにやめさせて下さい」と。
 沖縄防衛局 098-921-8131
 防衛省03-5366-3111
 内閣官房 03-5253-2111
 沖縄県知事公室 TEL:098-866-2460 FAX:098-869-8979
 東村役場 TEL:0980-43-2201 FAX:0980-43-2457

2)あなたの応援している、議員・政党にTEL。
 選挙で代表として選んだ人に、責任持ってこの工事をやめさせるよう、
 「今すぐに防衛省、防衛局に要請しなさい」と申し入れてください。
takaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpg

高江で手をつなごう。

takaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpg
高江のblogから。
2月4日・高江.jpeg
2月4日金曜日、沖防と作業員がこんなふうに行軍してきた。
takae2.jpeg
だから2月4日金曜日は、こんなふうに、工事に入ろうとする沖暴と作業員を止めた。
201102071240000.jpg
そうしたら、今、沖暴と作業員は、こんなんなって200人で再び制圧に来ている。
今、高江で手をつなごう。
takaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpgtakaewomamoresmall.jpg

February 04, 2011

TAKAE WO MAMORE!

e2bd1d2d28230845729d1565ebd41871.jpeg

「明日からは毎日来るぞ」とオキボは言った。よし、出発の時間だ。

20110203145353.jpg
今日はお正月。ゆっくり過ごしたい、家族で集まり暖かな食卓を囲みたい日。ああそれなのに今日も今日とてオキボに振り回されている高江の現状は、高江のblogで。 http://takae.ti-da.net/

高江からの話やblogによれば、15台以上の車列で、今日またしても大人数で高江の集落に押しかけた。そして執拗に北部東海岸や西海岸の要所に待機して様子をうかがい、ようやく昼過ぎに姿を消した。

「明日からは毎日来るぞ」と言い捨てて、オキボは帰っていったそうだ。

N4地区では、その後も伐採作業を続けていた業者が夕方17時半ころ、出てきたという。ヤクザのやり方というと任侠道の皆さんに失礼だろう。地域に暮らす人びとに対して国が大規模に戦争をしかけ制圧している。これはちっとも言い過ぎではない。そして、自分たちはレンタカーで乗り付けて、住民と向き合うこともなく撤収し、業者や警備員は金で雇って心を破壊するような作業をさせている。

これらは全て、税金で支払われている。

公務員が「毎日来る」と言ったんだから、明日から本当に毎日来るだろう。

まさに今、工事を止める必要がある。理由も沢山ある。

1)3月から6月いっぱいは防衛局は重機を使わないと自分から公言しているので2月中に出来るだけ工事を進めるつもり。
2)国会や裁判での論戦で世論の注目が高まり反対の声が高まる前に出来るだけ工事を進めたいと焦っている。
3)N1入口の作業道の工事が強行されている。これが出来たら、その先のH地区、山奥のG地区まで工事車両が通行できる布石となる。そうなってから止めるのは大変。
4)N4地区からはチェーンソーの音が聞こえてきている。伐採が始まったということ。アセスもしないで貴重種の森を切り崩している。

普段から気にはなっているけれど、遠いしなーと思って時機を見計らっているなら、今がチャンス!出発の時間だ!
どうぞ、時間をつくって高江にお出かけ下さい。出かけるときは・・・。
*自分の食べ物・飲み物、防寒具など持って。
*出かける前に高江blogで現場の最新情報チェック。 http://takae.ti-da.net/
*自分の体調・体力もチェック。無理をしたら楽しくない!
*特に夜に到着するときは現地に一本連絡あると、現場にいる人たちが安心できます。
 info(あっとまーく)nohelipadtakae.org
*現場には、トップダウンの命令指揮はありません。特にこのところのテンションの高さでは、初めて座り込みに訪れた人へ、細やかに配慮する余裕もないかもしれません。まずは非暴力をよろしく。そして、イヤだな、怖いな、逃げたいなと思ったらすぐに逃げましょう。逆に、向こう見ずの好き放題で「のびのび」を勘違いして暴れられてもそれは「自己責任」では済まず、現場の対決の構図のなかで、住民の会の責任にされる可能性もある(ま、これまでにそんな人は見たことがないんだけど)、そのことを心に留めておいて下さい。慣れないときは、N4テントにその日の当番がいるので、なんでも尋ねましょう。その場面でいちばんクールに、全体を見渡しているなと思える人の様子を、よく観察することから始めてみて下さい。
*オキボは証拠を押さえようとして撮影をしています。これに対抗して現場でなにが起こっているのか伝えたいために、座り込みの側も写真やヴィデオを撮りたい、記録しておきたい気持ちに駆られる。しかし、座り込み直接抗議行動している人たちがみんな、こうした撮影を承諾しているわけではありません。参加している人の気持ちをぜひ汲んで下さい。

非暴力の直接行動とは、武器や権力を持たないひとりひとりが、その弱い存在によって、目に見えない暴力を、見えるようにすることだと思います。

※右画像は、寒い冬の乾燥に、夏の虫さされにばっちり、葉っぱ印のみつろうクリーム。高江共同店で買えます。

電話、FAX、メール、書き込み

20110203143117.jpgおいそれと高江に出かけられないみなさん、各方面への電話とFAX、書き込み、メールはとても有効です。ホントに。やってみて下さい。まさに今、今日、電話をかけて伝える必要がある。理由も沢山あるから大丈夫。

1)オキボは「決まったこと」と繰り返す。この人たちは上司の命令でしか動かない。上司とは、防衛局長<防衛相<内閣総理大臣(植民地内閣総理の上にまだボスがいるんだけどね)。だから、現場で頑張って止めているあいだに、支持命令を下す上司たちに、こんな無謀な工事はやめるようにと声を届ける必要がある。

2)公務員は「地元が受け入れた」と繰り返す。これはウソ。間違っている。オキボがウソ付いてるよと教えてあげて下さい。それでも引かずにおきまりのフレーズを繰り返し主張したら、「あなたの意見ですか、あなたの上司の意見ですか、その回答に責任を持てますか。あなたの名前は。あなたの気持ちはそれでいいの」と聞いてみて。決定が伝わる配電盤みたいな経路の途中にいる人たちにも、自分もまた、この暴力に加担していることに気付かせてあげよう。

3)議員は、直接利害のない案件については、自分からは動かない。決定権者とのパイプラインとなるのが選挙で選ばれた代表の仕事。有権者として工事やめさせて、と伝えなければならない。あなたの議員に仕事をさせよう!

4)マスコミは「反対派」とか言うし「もみあい」スペクタクルしか報道しない(内地のマスコミは何があっても報道しない)。だから、報道すべき価値のあることだと教えてあげなければ。

それでも心配な人、高江blogには「TELしたよー」報告コメントがぼちぼち上がっています。ちょっと勇気がいるなぁというときには、参考にチェックしてみるといいかも。コメント欄をクリックしてながめて、メモしてみて。
http://takae.ti-da.net/

連絡先のリストは、たとえば。
1)内閣、防衛省、防衛局、県知事公室、東村。
沖縄防衛局 098-921-8131
防衛省03-5366-3111
内閣官房 03-5253-2111
沖縄県知事公室 TEL:098-866-2460 FAX:098-869-8979
東村役場 TEL:0980-43-2201 FAX:0980-43-2457 

2)あなたの応援している議員・政党。一票入れた政治家に。
 特になければ例えば国会と県議会をちゃんと動かしなさいと以下に。
 民主党沖縄県連 TEL:098-854-5307 FAX:098-854-5308
         dpjokinawa@ybb.ne.jp

3)われらがゆんたく高江がリストしたメディア編もあるよー。
http://takae.ti-da.net/e3339254.html

※右画像は、山の座り込みに必需品かも!なデンマークからやってきたDr.ヘッケルのポイズンリムーバ。ブヨとかすごいヤツに噛まれたとき素早く、ちゅーっと吸い出す、注射器の逆向きみたいなやつ。沖縄ではメイクマンあたりにも、おフランス産の緑のケースに入ったヤツとかも扱っているらしいぞ。

2月4日OAMで那覇座り込みのインタビュー

沖縄オルタナティブメディア
http://oam0.blog75.fc2.com/
「ナマ(今)とぅびぃん! オルタナ・クール」第5回予告
日時:2月4日(金)19時~21時
○OAMダイアログ
今回は豪華2組のゲストをお招きします。
[中略]
テーマ2:高江がたいへん!(20時~21時)
東村高江を取り囲むように建設が進められようとしている米軍ヘリパッ
ド問題。住民らによる反対の声に応じず事業主である沖縄防衛局による
工事が強行されている。現場を孤立させず、那覇でも声を挙げようと先
月30日から31日にかけて「高江がたいへん!24時間座り込み@沖縄
県庁前」を実行したお二人に話をお伺いする。

ゲスト:大城永子(ひさこ)さん 森岡理歩歌(りほか)さん

February 03, 2011

Covering:マスメディアが採り上げること=覆い隠すこと

"Covering Islam"(邦題『イスラム報道』)、言わずと知られているエドワード・サイードの著書のタイトル。「カバーする」は守備範囲に含める、報道の対象とする、という意味と、覆い隠すという意味の両方の意味がある。相撲部屋のスキャンダルとか、民主党の内部抗争とか、マスメディアがカバーすることで、別の知るべき大切なことを覆い隠している。
●エジプトのことは、どのサイトを入り口にすれば、よりよく、深く知ることが出来るか、そろそろ見つかった?たとえばイルコモンズのふた。がいろんなニュースの橋渡しをしてくれている。
●もちろん、高江のことは高江の現状blog、辺野古のことは辺野古浜通信を窓口にするのがいい。
●小帝都では、「ゆんたく高江」が、でーじわじってる。

●米国領のプエルトリコでは、大学が警察を動員して学生を弾圧。
Maritza Stanchich, "Violence Against Student Strike in Puerto Rico Escalates With Police Brutality and Rubber Bullets," The Huffington Post, February 2, 2011 04:31 PM.


SAVE高江★抗議の電話するとよく言われること

先日の作業強行の際に電話したところ、県や防衛局は「地元の了解は得ているから」と主張。
官邸のオッサンには「総理にお手紙でも出してみては?出来ることは何でもやってみないと!」との励ましを頂きました。
やはり「地元」と言われる高江区、東村を動かす必要があるな…と感じ、さっそく東村役場に質問状をFAXしたところ回答が郵送で届きました。どうぞ参考にして下さい。

質問1 :ヘリパッド建設に関して改めて東村の見解を伺います。
回答: 本村としては、平成11年1月に同計画を了承した経緯があり、平成19年5月に移設場所の変更は難しいと判断をした所です。
質問2:高江区住民にとって負担は増えますか?減りますか?
回答:今のところ増えるのか減るのか判断できません
質問3:質問2について、なぜそう考えますか?
回答:ヘリパッド移設問題については、地元住民の安心安全、生活環境を守る観点から昨年4月以降、沖縄防衛局、東村、高江区、三者の勉強会を通し負担軽減策について検討し、高江区から東村を経由し沖縄防衛局に進入回避標識灯の設置を始め8項目の要請を行っており、要請事項の実施によっては現在より改善される点もあると思いますので、総合的な負担の増減については判断出来ない状況であります。
質問4:年末から作業が強行されていますが、高江区住民に対しての説明は充分尽くされたと思いますか?
回答:工事現場等において国が行った高江区の住民への説明に立ち会っておりませんので、回答を控えたいと思います。
質問5:質問4について、何故そう考えますか?
回答:質問4で回答した通りであります。
質問6:12月23日に起きた米軍ヘリホバリング事件の真相は究明されていません。真相が究明されるまで訓練・建設作業の中止を求めるつもりはありますか?
回答 :当日現場確認を行い、翌24日には米軍の訓練に関し周辺住民へ配慮するよう口頭要請しています。なお、沖縄防衛局の報告によりますと米軍からテント上空でのホバリングは行っておらず通常訓練を行っていた旨説明があったとのことであり、今の所訓練・建設作業の中止を求めるつもりはありません。
質問7 :質問6について、それはなぜですか?
回答 :質問6で回答した通りです。
回答:今後このような見解を求める場合は、少なくとも返信封筒程度は必要と思います。

これが政府が見ている「地元」の中身。ちなみに、高江区から無理矢理に引き出した8項目の要請について、その内容はオキボが指導し、オキボの要求に基づいて描かれた。高江区では14人中9人の代議員の賛成多数で、補償を求める要請書を可決したに過ぎない。区民総会での反対決議を撤回していない。深夜早朝の訓練を禁止するなど最低限の約束も出来ないことは、嘉手納・普天間の例でみんなよく知っている。負担や被害が存在するから、補償策を求めるよう強要された。そしてその殆どについて実施するとの約束をオキボも政府もしていない。だって予算だから勝手に決められない。そして約束しておいても、名護市の前例のように、決定された予算をストップしたりする。
こんな状況では、「とりあえず工事はするな。森を勝手に壊すな」ととめるのは常識的で当然の市民の判断だろう。「地元」は合意してません。「地元は了解している」と応えた公務員は勉強不足で理解が足りないのか、嘘をついている。電話で堂々と伝えて下さい。また、世界遺産級の生物多様性の森にとって「地元」とは、日本中、世界中の人のことだ。自信を持って地元の人間として、抗議して下さい。
(参考)ヘリパッド建設 高江区、補償要請書提出へ『琉球新報』2010年7月17日。

高江タイヘン

恥知らずの沖縄防衛局が、再び大量動員で高江に。
ismfileget_6.jpeg
また大量の警備員を雇って、こころもすさむ仕事を強要。
201102031027000.jpg
人垣で妨害行為をはたらくオキボ。このひとりひとりも、こんな仕事イヤだと思う。
201102031028000.jpg
人口160名ほどの集落にこの車列は、「説明」「理解」「対話」とは無関係。
「制圧」に他ならない。

★2月が終わればオキボ自ら約束した重機を使った工事の休止期間なので、とにかく今、とめることが重大。
★現在、強行されているN1ゲートの砕石敷きの作業道作りが、N1だけでなく、G、Hの着工にもつながる。今、とめることが重大。
★N4では伐採が始まっている。貴重種の保護も出来ていないのに、もう、木を切り倒し始めている。今、とめなければ小さくても残っている森をひとつ失う。今、とめることが重大。

どうぞ、高江に来て森を助けて下さい。
どうぞ、オキボの上司たち、命令をする人たち、指示を出す人たちに影響力を持つ人たちに電話を入れて下さい。
電話、ファックスによる支持が、がどうしても必要!!
1)内閣、防衛省、防衛局、県知事公室、東村村長にTELやFAX。
「すぐにやめさせて下さい」と。
沖縄防衛局 098-921-8131
防衛省03-5366-3111
内閣官房 03-5253-2111
沖縄県知事公室 TEL:098-866-2460 FAX:098-869-8979
東村役場 TEL:0980-43-2201 FAX:0980-43-2457 
2)あなたの応援している、議員・政党にTEL。
選挙で代表として選んだ人に、責任持ってこの工事をやめさせるよう、
「今すぐに防衛省、防衛局に要請しなさい」と申し入れてください。
 


カライは正義

GEKIKARADINER.jpg
カライはウマイ!カライは正義!
2月4日(金)~6日(日)に辛党に捧ぐ激辛オンリー食堂イベント激辛食堂やります!!!
★タイカレー★トムヤムクン★ソムタム★麻辣汁無麺など、すべて激辛でお届け!!!
★タピオカミルクティー★シンハービールも特別入荷!!
タイポップも流してバンコク屋台風に盛り上げます~!!
ぜひ遊びに来てね!!
2月4日(金)~6日(日)
午後7時~午前1時くらいまで
場所:G-shelter

February 01, 2011

空から見る高江オスプレイパッド計画

takae-helipads.jpg
やんばる東村高江の現状blogにはGoogleマップへのリンクがある。現在、北部訓練場に点在する22個のヘリパッド、SACO合意で条件づけられ2006年に発表された、要するにオスプレイパッド6個を確認できる。
こうして空から見ながら「合意してない」的問題構成を、ごく当たり前に考えてみる。
0)まもなく4年になろうとする座り込み直接行動のあいだに、かろうじて情報公開で得られた内容、また辺野古の新基地建設反対運動が明かにしてきた情報を総合すれば、計画はヘリの着陸帯ではなく、オスプレイパッドの建設計画であることは明白。
1)予定地N4の2個のオスプレイパッドは、集落に最も近い。
2)予定地N4は現状ではLZ-17(Landing Zone=着陸帯)だが、22個あるLZの中で、最も広く、V字型に長く拡がっている。2個のN4は、このV字のそれぞれの延長上に予定されている。滑走も可能なオスプレイパッドへの改造に、最も魅力的だったということか。集落に近かろうが、米軍はぜひともここにオスプレイパッドを造りたがったのか。防衛省・日本政府は住民の側に立つことなく、ろくに交渉もせず、決定したのか。交渉過程の議事録の公開を日米政府が拒んでいる。
3)今日2月1日の工事強行で、N4予定地内からは「チェーンソー」の音が聞こえたとのこと。伐採が始まっている。ちょっと待て!防衛局の自分勝手なエセアセスで、貴重植物の移植を自ら約束し、その結果の報告が県議会軍特委でも求められていたが、回答があったと聞いたことがない。貴重植物、どうなったの?枯れ果てたんじゃないのか?自分勝手エセアセスで約束したことすら、履行できていない。県庁・県議会は愚弄されているではないか。追求すべきではないか。
4)N1の2個、Gの予定地は、全く手つかずの森のど真ん中にあることがよく分かる。なぜ、これまで手を付けていなかった森を切り拓くのか、環境への負荷は取り返しのつかないほど深刻。
5)N1予定地まで、県道(座り込みテント、工事用ゲートが付けられた場所)からつながる山道は、大人が一人ようやく通れる幅の細い道。ところによりけものみちと言ってよい。途中には崖や大きく深い水たまりなどもあるらしい。国会での質問に対して、4トントラックで700台ぶんの砕石を敷いて重機を通す作業道を整備すると言っていた。その作業が、この年末から始まったN1テントでの作業強行の内容。この作業道が通れば、山の中腹にあるN1の2個だけでなく、その先のG、H地区の工事が可能となる。防衛局は自分勝手にエセアセスをやったとうそぶくくせに、この作業道の整備をエセアセスにすら含めていない。トラックが通行できる幅の砕石の道が、木々に覆われた山を切り裂く。
6)G予定地は、さらに深い森のなかにある。工事用の舗装道を海水揚水発電所からGまで整備する計画になっている。また宇嘉川河口地帯と水域を米軍が演習地として手に入れたことは、SACOで実現したわずかな例のひとつだが、その宇嘉川河口からGまで、歩行訓練ルートの整備も計画されている。これもエセアセスには含まれない。これも手つかずの森を切り裂く計画で、森林破壊は深刻。
7)H予定地は、これまた、わざわざ「やんばる海水揚水発電所」からすぐの場所にある。発電所の貯水池建設の掘削で出た土砂を埋め戻した場所が空からもよく見える森の育っていないグリーンの部分だが、そこを流用するわけでもなく、森を切り拓く計画。なんで?
8)作業道とオスプレイパッド建設の切土盛土が、新川川、宇嘉川の水系へどのような影響を与えるのか未知数。赤土の流出は必至か。手つかずの森に手を付けるとは、手つかずの海を破壊することでもある。
9)そもそも無障害帯を含む直径75メートルのパッドは国のアセス法では対象外というが、環境に与える負荷を考えるならば、新設6個を総合した全体像として環境へ与える影響を考えるべきではないのか。航空機は着陸帯の上のみを飛ぶのではない。当然、複数の着陸帯と、県内のその他の海兵隊航空施設との間を縦横無尽に飛行する、面としてのアセスメントこそが必要なはず。
10)そもそも無障害帯を含めた直径75メートルのパッドの仕様は、現在のヘリパッドと大きく異なる。平らに整地して手を入れる。現在使っているヘリのための用途とはサイズも仕様も違うことは明か。
11)こうして見ると、高江区近隣では県道70号線より海側は訓練場として提供されているとはいえ、これまでヘリパッド含めて特段の海兵隊訓練施設が作られていたわけではない、いわば残されたサンクチュアリだった、そこに手を付けようとしているように見える。宇嘉川河口水域を上陸訓練用に手に入れたこととの深い連関。
12)それほどまでに必要な施設なら、どうしてオスプレイパッドと表明して建設しないのか。どうして米海兵隊のイニシアティヴで工事しないのか。北部訓練場については、過去の反基地運動で、米軍は苦い失敗を重ねている。1970-71年の安田の実弾演習も、1987-88年の安波のハリアーパッド建設も、国頭村の反対闘争で計画断念を余儀なくされた。建設の責任主体が日本政府であり、「負担軽減」という名目を組み合わせれば、開発中の不安定機種が実用化されるころまでには、沖縄配備を前提とした演習施設も出来ていると見通したのか。想像するしかないけれど。
13)ていうか、オスプレイは、堕ちる。原因も不明のまま、堕ちる。
14)ていうか、防衛局は、事故があっても米軍に対処できない無能集団。国は飛行差し止めもできない対米追従の植民属国。痛い。
15)交渉術に長けていると過信する政治家やリアリストを気取る学者にありがちな間違いは、N4は集落に近いのでせめてここだけでも計画見直しを実現できれば、という、交渉のベースの誤設定だ。こうして見れば、どのひとつを建設することも、認めることは不可能。オスプレイ配備を認めないならば、オスプレイパッドは不要。税金を使って稀有の自然環境を破壊することに見合うだけの天秤にかけられる価値はない。海兵隊の縮小、オスプレイ計画の見直しが米本国で言われているならば、なおさら。いったん破壊された自然環境は修復不可能に近い。交渉に値するものがあるとすれば、それは、「これ以上、根拠のないオスプレイパッド建設を強行するならば、北部訓練場の無条件全面返還に向けた運動を始めるぞ」ということだろう。
16)高江は高江に固有の問題構成のなかにある。辺野古の新基地建設と協働しながら運動を進めるとはいえ、別個の問題として取り扱われなければならない。辺野古の工事強行の予兆として、あるいは、辺野古への賛否の交渉カードとして見なすような姿勢は、厳に慎むべき。
17)空から見ても判らない問題構成、つまりSLAPP裁判のことについては日を改めて要点をまとめてみたい。

さて、皆さんはどの項目をつかって抗議しますか。ご利用下さい。

2月辺野古高江乗り合いカー情報

20110129195639.jpg合意してない辺野古・高江座り込みの持ち物は、タバコ、おつまみ缶、現場でみぞおちに納まる図書。酒は高江共同店で調達。
準備ができたら出発するのみ!
---
平和市民連絡会の辺野古・高江への支援行動(送迎のボランティア)の送迎日程等は下記の通りです。
2月5日(土)、同乗可能者数5名、2月8日(火)、同乗可能者数3名
2月9日(水)、同乗可能者数5名、2月15日(火)、同乗可能者数3名
2月16日(水)、同乗可能者数3名、2月17日(木)、同乗可能者数5名
2月19日(土)(辺野古限定)、同乗数3名
2月22日(火)、同乗可能者数3名、・2月23日(水)、同乗可能者数3名
2月24日(木)、同乗可能者数5名、
2月25日(金)、(辺野古限定)、同乗数3名
2月28日(月)、同乗可能者数5名
1.送迎車は、那覇インター前バス停で待機しています。
2.同バス停を9時に出発して、同乗者の希望により高江・辺野古まで行きます。高速内のバス停での途中乗降車も可能です。
3.同乗希望者は、必ず長嶺(090-2712-6486)または城間(080-1782-6598)へ事前に連絡して下さい。
4.沖縄平和市民連絡会では、この行動の定期化のため、カンパを募っています。カンパの宛先は、『(口座番号)は01710-5-88511』『(加入者名)は平和市民連絡会』『通信欄に辺野古・高江行きカンパ』と記入ください。