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上から目線

20101219113448.jpg「上から目線」。
このフレーズ、誰が最初に言いだしたのか知らないけど、そう言いたいときの気持ちにとてもしっくり来る。そんな上から目線をまさに具現化したような報道写真。タイムスは普天間の滑走路を、新報は辺野古のシュワブ沖を、それぞれ眺めていて、県内2紙の紙面の組み合わせ効果バッチリ。
仙石「甘受」発言が物議を醸し、言葉の使い方間違ってるし、とか、猛省しろとか言われていたが、社民党党首からは「上から目線の発言」と指摘されていた、たしか。その直後の、首相の「上から目線」。
しかも、これは自衛隊ヘリの中で撮影されたんだから、たぶん、「当局発表」的意味合いの画像だと思う。当局はこの写真が、首相の沖縄視察の含意を伝えるものとして適切と判断したということだと、思う。それが、これか。。。
A)当局の報道スタッフが表象論に疎い。
B)首相が軽視されている(ワハハこんなの出しちゃえ的スタッフに囲まれている)。
C)首相が憎まれている(「上から目線」と批判を浴びればよいのだと思うスタッフに囲まれている)。
D)本気で植民者意識。本気モードをアピールして威圧しようとしている。

あと、なんとなくこの内装のせいでか、丸窓が、金縁の丸い鏡のようにも見えてしまう。
「鏡よ鏡よ鏡さん、世界で一番美しいのはだぁれ?」っていうヤツ。
首相の目には沖縄の現状は映っていなかったと思うから。

(耳のほうはすでに塞いである。。。)