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October 30, 2008

自由!開放!大学2008はじまります

どうも。3歳になりました。合意してないプロジェクトです。
2005年10月29日、「中間報告」などという誤訳の詐術を労した日米の軍事再編「合意」が発表された。その翌日10月30日、藤本幸久監督『Marines Go Home』を桜坂劇場に見に行ったあと、与儀公園の県民大会をばっくれたともだちたちと飲み屋でワイワイ議論する中で突発的に誕生したのが、この合意してないプロジェクトでした。その時、名前はまだなかった。あれから3年。
藤本監督の新作『アメリカばんざい』が、ふたたび桜坂劇場にやってきます。そして、合意してないプロジェクトも、11月から来年の1月くらいにかけて、久しぶりにまとまった時間割で「自由!開放!大学」を開講しようと、先日の飲み会で突発的に思い立ちました。(2005年の開放大学については昔のWebを参照下さい。)大学教員たちが、あの人この人とコラボしながら、いつもの授業の一コマを「合意してない」とばかりに開放しちゃいます。この時ばかりは、授業を受けている大学生と、市民と、コラボしてくれるゲストが、大学の教室空間を共にし、基地に囲まれる沖縄について、さまざまな分野からアプローチします。
でも相変わらず。合意してない友達たちは、みんなのんびり計画しています。
バチッとフィックスされたフライヤーを制作&散布する努力は放棄しました!
時間割はこのWebで順次お知らせします。
カテゴリーでFree! Open! Univ.を選ぶと、まとめて表示されるようにします。
チェキラーして、お誘い合わせてお越し下さい。

-時間割は随時、追加変更されています。なるべく直前にサイトを確認してお出かけ下さい。
-お問い合わせは、までどうぞ。
-主たる会場は沖縄県内の大学です。ロケーション、交通などについては各大学のWebをご参考下さい。
沖縄大学
沖縄国際大学
沖縄キリスト教学院大学
琉球大学

リアリティツアー参加者の不当逮捕・勾留延長に抗議します

disagreestamp.jpg 10月26日、麻生太郎邸拝見「リアリティツアー」の参加者3名が逮捕されました。公道を通り、渋谷駅頭から麻生邸の前まで歩きながら、その土地だけで62億ともいわれる豪邸をくっきり目に焼き付けて帰るというイベントに対して、渋谷警察署は参加者が麻生邸に近づいた時点から「5名ずつならば通す」という不当な干渉を行っています。
 その後、渋谷警察署との話し合いに従って風船やプラカードを引き下げ、渋谷駅頭を背に、ゆっくり歩き始めた参加者が道玄坂下にさしかかろうとしたとき、警視庁公安部及び支部や警察署警備課は、突如参加者の中へ突入し、3人の参加者を無理矢理羽交い絞めにし、路上に組み伏せ、連れ去っていったとのことです。
 逮捕された3名には、公安条例違反や公務執行妨害といった「罪状」がならべられています。しかし、参加者が撮影した映像を見ると、警察側の「よしやるぞ!」のかけ声に従って警察官が参加者を押さえ込みにかかり、「公妨だぞ!」との叫びが連発されています(「麻生でてこい!!リアリティツアー救援ブログ」 http://asoudetekoiq.blog8.fc2.com/ )。逮捕の理由もタイミングもまったく不明確な、ただ警察側の意志のみによって行われた不当逮捕です。その上、26日以来不当に拘束されている3名に、29日、東京地裁に勾留延長の決定が下されました。
 一部報道は、警察側からの情報のみを鵜呑みにして情報を垂れ流しており、その報道内容と参加者側の事実認識の間には大きな隔たりがあります。警察はこの移動を「デモ行進」であるとは一度も宣言しておらず、中止の勧告もなく、参加者が「警察官を殴るなどした」「暴行を加えた」などという事実も一切ないとするのが参加者側の見解であり、それが複数の映像からあきらかにされています。
 これは、リアリティツアー企画者・参加者の問題に留まるものではありません。国家にとって、あるいは為政者にとって都合の悪い行動を取るすべての市民が国家権力の管理下に置かれ、見せしめのように逮捕され、行動の「自粛」を覚えこまされていく時代の只中に私たちの生があることを示す事例です。
 市民を不当逮捕し、虚偽の報道を誘発し、あまつさえ勾留延長を強行する国家権力の横暴に強く抗議し、3名の即時解放を要求します。

2008年10月30日
合意してないプロジェクト

★この声明への賛同と賛同コメントをまでお送り下さい。順次声明文の下に追記させていただきます。
→(改訂)救援会が賛同の募集を開始しました。賛同コメントはぜひ、そちらへお願いします。
正義と民主主義を求める自由な市民に対する弾圧に合意してない声明(2008年7月)も参照されたし。
★「ことばの杖」計画再起動!「代用監獄で読みたい名著・名言」も、どしどしお寄せ下さい。

11月8日占領者のまなざし@ICU

占領者のまなざし: 占領・風景・身体
〜過去と現在、日本と沖縄、自分史と歴史を結びつける回路を拓くために〜

日時: 2008年11月8日(土)
場所: 国際基督教大学 本館262号室
時間: 13:00 〜 19:00(だいたい・・・)

「戦後」をノスタルジックに語る言説が巷にあふれている。現在と切り離して
戦後を語るその身振りには、今なお軍事占領が続いている沖縄、「米軍再編」
の名の下に進められる日米軍事同盟の強化、そしてその結果として横行する暴
力に対する想像力が欠けている。


戦後(=占領時代)を他者のまなざしを通して捉え返すこと。言い換えると、
占領の時空間を占領者の視点、さらには占領者と被占領者の視線との交錯にお
いて考えてみることで、何が見えてくるのだろうか。このシンポジウムでは、
〈占領〉をキーワードに、過去と現在、日本と沖縄、自分史と歴史を結びつけ
て思索するための方途が、発表者それぞれの言葉によって提示される。

花城 郁子(アーティスト)                    
 白い地域、コザ騒動—抵抗と笑い

大胡 太郎(琉球大学教員)                 
 黒人街・照屋—もうひとつの「有色人種抄」

我部 聖 (東京大学博士後期課程)                   
  暴力・身体・記憶—池澤聡「ガード」論 

James W. Tollefson(国際基督教大学教員)           
 “Representing” the enemy: How American war registers view their  
 opponents(《注》他者=敵への想像力故に兵役を拒否する若者たちをめ 
 ぐる報告・・)

***休憩***

佐藤 泉(青山学院大学教員)                   
第一次米軍再編を振り返る

増渕 あさ子(東京外国語大学博士前期課程)              
 「八月十五夜の茶屋」へ/からのまなざし

仲里効(映像批評) 
 二つの戦後、二つの戦場

***休憩***

全体討議 (司会:田仲康博 国際基督教大学教員)

11月5日名護と11月10日那覇でIUCNジュゴン勧告報告会

3度目のジュゴン保護勧告が採択されたIUCNの報告会が、名護と那覇で以下のとおり行われます。
 2010年、日本がホスト国となる国連国際生物多様性年にジュゴン保護を推進することがこの勧告で求められました。
 といっても、新聞の報道だけでは「この勧告ってどのくらいすごいの?」、「何で3度も出されてるの?」、「日本や米国政府はこれで困ることになるの?」ということはわかりませんよね。そんなことがこの報告会で話されるはず。また、この勧告を生かすために私達が2010年のために何ができるかを考える最初の場所にもなるはずです。ぜひ、お誘いあわせの上、ご参加ください。



<名護>
スペインのバルセロナで開かれた国際自然保護連合(IUCN)総会の場で、日米両政府に対してジュゴン保護への対策を行うよう求める勧告が出されたことを受け、その内容と今後について報告および勉強会を行います。是非ご参加ください。
日時:11月5日(水)18:30
場所:大西公民館(名護市大西3丁目8−12・0980-52-4630)
報告者は、東恩納琢磨さん、吉川秀樹さん、安部真理子さんを予定しています。


<那覇>
 ■IUCN第4回世界自然保護会議参加報告会■
〜日米両政府へのジュゴン保護勧告が出ました!〜
 10月5日から14日にバルセロナ(スペイン)で開催されたIUCN(国際自然保護連合)第4回世界自然保護会議で沖縄ジュゴンの保護を求める3度目の勧告案が賛成多数で採択されました。
 勧告案を提案したのは、ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)、日本自然保護協会(NACS-J)、WWFジャパンのほか全部で6団体です。
 報告会では、勧告の内容と意義、開催された、さまざまなイベントやブースの様子などを報告します。
日時: 11月10日(月)18時開場 18:15〜20:15
場所: 沖縄船員会館第1会議室(前島・とまりん前 徒歩5分)
報告者:海勢頭豊(ジュゴン保護キャンペーンセンター)「三度目の勧告」(20分)
    花輪伸一(WWFジャパン)「IUCN勧告の意義」(30分)
    吉川秀樹(SDCC)「ボン条約のジュゴン保護覚え書き」(30分)
参加費無料・予約不要
お問い合わせ:ジュゴン保護キャンペーンセンター
        にながわ(090-8524-6372)
        http://www.sdcc.jp/ infor@sdcc.jp

沖大「障がい原論」開放!

自由!開放!大学2008
「障がい原論」
とき:毎週月曜日6限 18:30〜19:00
ところ:沖縄大学3号館305教室
担当者:谷口正厚(担当教員)
    横山正見(講義の運営委員まとめ役) 

11/17 講師 伊是名夏子さん
12/1  講師 伊是名夏子さん
12/8  講師 安次富範子さん(仮)
12/15 講師 比嘉美紀さん
12/22 講師 新里龍太さん
1/26  講師 安積遊歩さん

障がい当事者を講師に招き、障がいについて当事者から学びます。特に自分史を大切にしています。講義の後に講師と受講生で感想や質問など意見交換を行っています。講義以上に活発な意見が飛び出しています。そちらも是非ご参加ください。
学生 教職員 講師で運営委員会を作り講義を行っています。

連絡先
yokoyama@okinawa-u.ac.jp
098-833-7311 沖大ゆいまーる室
(追記)準備のため事前に連絡頂ければありがたいです。宜しくお願いします。

12月12日Dugong's Days

自由!開放!大学2008
タイトル:Dugong's Days
とき:12月12日(金)たぶん6限
ところ:琉球大学アメリカ研究センター(文系総合棟7階704)(仮)
担当者名:河村雅美・吉川秀樹

「ジュゴン訴訟」をポリティカル・エコロジーの観点から議論することを試みる場です。
ジュゴンは基地建設反対のために、環境をめぐる運動の中で泳いでいるポリティカル・アニマルのようにみえますが、実は訴訟の中では「歴史的遺産」として漂っている「文化物」です。
それにはどんな意味があるのか。
訴訟のサポートをしている2人がそれぞれのアカデミックな専門性を生かしながら、分析してみたことを皆さんにシェアしてみたいと思います。

12月2日「シアトル以前/以後:社会運動の系譜学」

自由!開放!大学2008
「シアトル以前/以後 社会運動の系譜学」
12月2日(火)
琉球大学4限(14:40-16:10)
共通教育棟3-104教室

担当:阿部小涼「現代の国際関係」
ゲスト:小田マサノリ(中央大学兼任講師)

「新しい社会運動」のスタイルや意味について、その魅力をふんだんに紹介・分析するだけでは飽きたらず!実践系としてのイルコモンズの顔も兼ね備える小田マサノリさんをゲストにお迎えします。イルコモンズ来沖企画の最後を飾るこの講義。さて、何が飛び出すのか。予測は不可能。もちろん、さまざまな沖縄の運動の現場に居合わせてきた皆さんとの交流から生まれるインプロビゼーションこそが、この講義の狙いです。ぜひご参加下さい。

11月30日ドラム・サークル@高江座り込み現場大学

自由!開放!大学2008
ドラム・サークル・ワークショップとキャンプ・イン
11月30日(日)お昼頃から
高江座り込み現場大学
イルコモンズさんを講師に、アクティヴィズムの現場に欠かせないドラム・サークルの実験授業。
N4ゲート前に集合してください。自前の太鼓持っている人は、持ち込み大歓迎。
もちろん現場ですから、天候と政治に左右されます。

そして、高江キャンプ・イン
座り込むこと、占拠すること。沖縄で長く培われてきた抵抗のスタイルを、高江で実践中!昼はドラム・ワークショップ、夜はゆんたくしながら、抵抗の現場を共に過ごしましょう。キャンプ道具持って集合!

気になるドラム・サークルについては以下つづきを参照。

以下はこれまでイルコモンズさんがブログに書いてきたドラムサークルについての紹介記事やそのアクティヴィズムの現場への応用例の映像です。参考にしてみてください。

[ドラムサークルとは]
イルコモンズ・キャンプ・レポート(ドラムサークル篇)
ドラムサークルのたのしみ
スポークドラムカウンシル

[路上のドラム]
イルコモンズ編「ザ・ドラムブロック〜路上は解放されたがっている」

[ドラムのアクティヴィズムの現場への応用例]
I.N.B.- Ou La Liberte
T.C.D.C.

11月28日「ニューヨークの都市文化」

自由!開放!大学2008
「ニューヨークの都市文化」
11月28日(金)
琉球大学3限(12:50-14:20)
法文新棟112教室

担当:阿部小涼「アメリカン・スタディーズ」
ゲスト:小田マサノリ(中央大学兼任講師)
あれ、なんでこんな地味なタイトルなんだ?でも大丈夫、ワクワクする内容になることは保証済み。だって「イルコモンズ、ニューヨークへ行く!」のお話なんだもの。ね。

11月27日合意してない3周年と大歓迎パーティー

11月27日(木)
合意してない大歓迎会と3周年記念パーティー
とき:2008年11月27日(木)ヨル
ところ:G-shelter(宜野湾市我如古 中部商業向かいバイク屋地下)
「イルコモンズがやって来る!ヤァ!ヤァ!ヤァ!」ということで、大歓迎会を開催します。10月末で3歳になった合意してないプロジェクトの、少し遅めのお誕生日会も兼ねて、ご参集下さい。おつまみ持ち寄りです。

11月26日「大学とジャーナリズムを問う:「琉大事件」を中心に」

自由!開放!大学2008
「大学とジャーナリズムを問う 「琉大事件」を中心に」
11月26日(水)
琉球大学2限(10:20-11:50)
法文学部102教室

担当:新城郁夫「日本文学概論」
ゲスト:謝花直美・阿部小涼

えーとですね。今や大学とメディアは、崩壊寸前だと、もっぱらの評判です。あるいはもう崩壊したとも・・・。とすれば、その崩壊現象を、大学とジャーナリズムの二つを繋ぐ点で語り合うという企画があっても良いのではないでしょうか。そんななか、「沖縄タイムス」で、50年前に琉球大学が、米軍からの圧力に屈して学生達を「人柱」として差し出し「処分」したという「琉大事件」を、丹念に検証する優れた記事が連載され、たいへん注目されています。その仕掛け人・書き手は、「集団自決」報道などで素晴らしい記事を重ねて送り出している謝花直美さんです。その謝花さんをゲストに迎えて、今、大学とジャーナリズムが、自らと社会にむけて問うべきは何かを共に模索していきたいと思います。崩壊するちょっと前に、すべきことがあるだろうということで、みなさんと「大学とジャーナリズム」についてワイワイ語らいたいと思います。是非、期待してください。参加大歓迎です!

11月24日25日「映画上映というアクティヴィズム」

自由!開放!大学2008
「映画上映というアクティヴィズム」
11月24日25日(火)
※日付の誤記がありました、スミマセン。
琉球大学4限(14:40-16:10)
共通教育棟3-104教室

担当:阿部小涼「現代の国際関係」
ゲスト:藤本幸久
ドキュメンタリ映画『アメリカばんざい』が桜坂劇場にやって来ます。新しい社会運動のテクニックや意味について採り上げている本講では、藤本幸久監督をお招きし、最新作『アメリカばんざい』制作の背景にとどまらず、ドキュメンタリ映画とその上映会というアクティヴィズムについての体験談を、大いに語っていただきます。

11月7日「音のうまれるとき・音のうまれる場:オキナワ」

自由!開放!大学2008
「知花竜海xカクマクシャカーー音のうまれるとき・音のうまれる場:オキナワ」
11月7日金曜日
沖縄大学 7限 (20:10-21:40 延長あり、多分)
2号館213教室
担当:田里修 / 西 泉「戦後60年の沖縄 音の力」

「民のドミノ」から Peace Music Festa!辺野古へのかかわりなどを経て進化し続けてきたミュージシャン、知花竜海とカクマクシャカ。二人を同時に呼んで、オキナワという場で音がどんなときにうまれてくるのか、ライブ演奏とトークで再現してもらおうという企画です。週末の夜、大学の教室が「音の力」に満たされる。

11月5日、高江は今日も現場日和@ミタノオウチ

自由!開放!大学2008
高江は今日も現場日和@ミタノオウチ

<映画上映>『やんばるからのメッセージ:沖縄県東村高江の記録』
<おつまみとお酒、おしゃべり提供>阿部小涼(琉球大学法文学部・合意してないプロジェクト)

とき:2008年11月5日(水)7時くらいから
ところ:三田の家
沖縄県の北部にひろがるやんばるの森から、美味しい泡盛抱えて、三田のお家に遊びに行きます。東村高江区では、昨年の7月いらい、防衛局による米軍ヘリパッド建設の強行をくい止めようと、座り込みの毎日が続いています。つい最近、東村村長の口から「2割(高江区民)を犠牲にしてでも8割を生かしたほうがいい」との発言が飛び出して、みんなをびっくりさせたところです。秋も深まってまいりました。三田のお家も、ちょっとばかり政治の季節。「そう簡単には犠牲にならないヨ」と豊かに抵抗する2割の人々の暮らしと、まずは出会うために、遊びに来てください。
主催:合意してないプロジェクト「自由!開放!大学2008」
協力:三田の家水曜マスター慶應義塾大学経済学部教授 武山政直

11月2日カクマクくん早稲田に現る!

Who Knows OKINAWA?
カクマクシャカ ライブ@早稲田

■日時: 11月2日(日)
   13:00 開場
   13:30〜14:00 沖縄フィールドワーク報告 (Global Understanding)
   14:00〜15:00 カクマクシャカ トーク&ライブ

■場所: 早稲田大学早稲田キャンパス 7号館305教室
  http://www.waseda.jp/jp/campus/index.html (交通アクセス)
  http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html (キャンパス案内図)

■プロフィール
 地元・沖縄に根を張り活動するカクマクシャカ.一定のジャンルに拘らず,様々な表現をしていく姿勢は,加藤登紀子や shing02 など世代もジャンルも越えた様々なアーティストとの
コラボレーションを生み出してきた.2007年には初の単独作品「シャカの掌の惑星」を沖縄限定でリリース.また shing02 と坂本龍一による「stop-rokkasho」という青森県六ケ所村
の再処理工場に対してのプロジェクトに賛同,shing02 とともに制作した楽曲「無知の知」をホームページで公開している.
 http://kakumakushaka.com/menu.php

■サークル紹介
 Global Understanding は、早稲田奉仕園を拠点に活動するゼミサークルです。今年度は「戦争」をテーマに、週1回、活発な議論を繰り広げています。また、前期は女たちの戦争と平和資料館、靖国神社、そして沖縄にてフィールドワークを行いました。早稲田祭では、沖縄フィールドワークで見た沖縄の基地問題の現状をできる限りお伝えすると共に、沖縄で活躍するミュージシャン、カクマクシャカによるトーク&ライブを行います。

■連絡先: 堀真悟 folklore-identity@softbank.ne.jp

11月1日「アジア・政治・アート」秋祭り

自由!開放!大学2008
「アジア・政治・アート」秋祭り
とき:2008年11月1日16:00から
ところ:成蹊大学10号館第2中会議室
2006年5月に「ティーチイン沖縄」「合意しないプロジェクト」 と共に始まった「アジア・政治・アート」は今回も嬉しいことに「合意 しないプロジェクト」と一緒にコラボレーションする ことになりまし た。「沖縄・プリズム 1872-2008」(東京国立近代美術館)「中国、沖縄 ドキュメンタリー/アートの可能性」(10月 31日成蹊大)「ドキュメンタリー・ドリーム・ショー─山形in東京2008」(ポレポレ東中野)など、他にもみなさんご存知の催しと併せてどうぞ。とにもかくにも、アートそのものと遭遇しワイワイ語りあい、アートを通じて沖縄からはじまる政治を探していこう!という会です。是非気軽に参加してください。
共催:成蹊大学「アジア・政治・アート」プロジェクト

October 24, 2008

10月25日(土)地下大学に「246表現者会議」をインストール!

今週末,高円寺で第5回目の地下大学が開かれます.
アートと公共性と社会的排除という問題系を,渋谷の路上で開かれたスタイルで語り合う,雑多な表現者たちの集団,「246表現者会議」が,地下大学にやってきます.

渋谷246(玉川通り)高架下の「アートギャラリー246」による野宿者排除問題から,「ナイキ公園」化計画による宮下公園の私企業化,さらには「新宿駅最後の小さなお店」BERG(ベルク)への新宿ルミネによる立ち退き圧力にいたるまで,いま東京の路上で起こっているさまざまな排除の圧力と,それに対抗する表現者たちの想像力=創造力あふれる取り組みをめぐって,存分に語りあう一夜となるでしょう.

ぜひお誘い合わせのうえ,ご参加ください.
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■にしむ(246)くサムライ、柿むく季節、種まく246表現者会議と現在の収穫。
   ——表現、排除、公共性

10月25日(土) この夜、地下大学に「246表現者会議」をインストール!
渋谷の路上で段ボールを敷きながらオープンミーティングを行っている「246表現者会議」が、高円寺にやって来る!
この夜は講義ではなく、みんなで段ボールに座り、車座になって議論を行います。
アートについて、排除について、都市について、再開発について、ダラダラとそしてガッツリと、会議=「場」を共有しよう!

ゲスト: 小川てつオ (246表現者会議発起人、エノアール)
     武盾一郎 (246表現者会議発起人・画家)
     いちむらみさこ (エノアール)
      ……その他大勢(?)

■日時: 10月25日(土) 19:00〜21:00 その後ダラダラ交流会(?)
■会場: 高円寺・素人の乱12号店(仮称:エンジョイ北中ホール)
      http://keita.trio4.nobody.jp/shop/12/map.html
■料金: 500円+投げ銭

■お問合せ: 090-5344-0795 (浜)
 ※会場はけっこう分かりにくい場所にあるので,もし迷ったらお電話ください.

ちなみに11/1(土)〜30(日)には、新宿ルミネから退店勧告を受けてるビア&カフェBERGで、『246表現者会議展』が開催されます。渋谷・新宿・高円寺を繋いじゃえ!

246表現者会議
http://kaigi246.exblog.jp/

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ちなみに,地下大学とは……

と,簡単に参照できるHPでもあればいいのですが,
まだまだ暗中模索,試行錯誤の段階です.
とりあえず,月イチのペースで,高円寺「素人の乱」で続けています.

発起人の平井玄さんの書いたテクストを,以下に引用します.
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非正規労働者のための、非正規教員による、非正規大学
【地下大学/東京】のために

言葉は奪われている。
歌は奪われている。
思想など、とうの昔に消えてなくなった。

だが今、喰うためには、少なくとも死ぬその日まで生きていくためには、
一塊の言葉が必要だ。今のこの自分は、どんな物質でできているのか。
なぜ、どうして、オレタチ/ワタシタチの生はこんな形になったのか?
そして一体全体、これからどうなっていくというのか?

TVは、人を殴りつける鈍器である。だから、それをすべて叩き壊して、
言葉を創り出さなければ、創られた言葉を貪り喰らわなくては、
死ぬことさえできないだろう。

だが、そうした言葉が生まれ、じっと寝かされ、あるいは煮立てられ、
苦く甘い酒のように醗酵させる「場所」は奪われた。

広場は奪われた。劇場は奪われた。新聞は奪われた。公園は奪われた。
街は盗まれた。ブルーシートも、段ボールも、ドヤも、川沿いの土手も、
ガード下も、カフェの片隅も、何もかも奪われようとしている。
組合も、教会も、家さえ消え去ろうとしている。

そしてとりわけ、ありとあらゆる「学校」が死んだ。
大学は、今や gated city (要塞都市)と化した。
それは、国家と企業に奉仕する犬や、その下でこき使われ駆除される
ネズミたちの製造所である。そこで教えられる「知識」や「技術」や
「教養」は、犬を繋ぐ鎖であり、ネズミを取る鉄の歯である。


……そして、【地下大学】が始まる。

そこで語られるのは、鎖を切る「知識」であり、鉄の歯を砕く「技術」
である。教養主義を破壊する「教養」である。

それは、対抗シンポジウムを、大学の外へ、街へ、夜へ、押し開く試みである。
かつてソ連支配下の東ヨーロッパに、ヤン・パトチカたちの地下大学があった。
デリダたちの「条件なき大学」の試みがあった。
今、韓国に「スユ=ノモ」があり、ラテン・アメリカにはノマド大学がある。

【地下大学】は、呻きが声になり、声が歌になる、その一歩手前に踏みとどまるだろう。
なぜなら、歌は奪われているから。
【地下大学】は、夜の街、その泥沼を彷徨うTAZ(一時的自律空間)となるだろう。
なぜなら、場所は奪われているから。

October 20, 2008

犠牲になってくれないか

きみ 犠牲になってくれないか
すてごまになってくれないか
ヘリパッドに囲まれて
死んでくれないか

なはブロッコリーが、新しく出来上がったパンフレットの全戸配布を計画している。
高江は2割(ホントは2割以下なんだけどなー)でも、世界中が気にしている大切な場所だと東村の人たちに知らせるチャンス。
きみ、ちょっと行ってくれないか。協同してくれないか。

日時:2008年11月2日(日)午後2時から、終了次第流れ解散
集合:東村高江「山の駅」前

2割が犠牲になってくれ?、に、合意してない!

「2割犠牲に8割生かす」 高江ヘリパッド移設

 東村の伊集盛久村長が17日、同村高江区で進む米軍のヘリコ
プター着陸帯(ヘリパッド)の移設工事に関連し「2割(高江
区住民)を犠牲にしてでも8割を生かした方がいい」などと述
べていたことが分かった。同日午前に村役場を訪れ、工事中止
を要請した「沖縄平和祈念行脚」の僧侶らに対し発言した。同
区で座り込みを続ける住民は「まるで高江区を切り捨ててもい
いというような言葉だ」と反発、伊集村長は同様の発言をした
ことを認めている。
(琉球新報 2008年10月18日付朝刊)

東村長発言、「2割犠牲にしてでも8割をいかす」、「高江にヘリパッドを集約する」など、正気の沙汰とは思えない言いようです。このまま黙っていられない!みんなで反撃しましょー!というわけで、提案です。

★東村村長に、抗議のTEL、FAX、お手紙、どしどしお願いします。
東村村長 伊集盛久様
905-1292 沖縄県国頭郡東村字平良804番地
東村役場
TEL:0980-43-2201
FAX:0980-43-2457(海外からは+81-980-43-2457)


★高江区長と区民の皆さんへ、応援メッセージ、どしどしお願いします。
高江区長 仲嶺武夫様
905-1201 沖縄県国頭郡東村字高江98
高江区公民館
0980-43-2717(海外からは+81-980-43-2717)

でも、抗議のFAXってどう書いたらいいのかしらσ(‥)?
という方、続きをどうぞ。

----以下、転載歓迎!---------

★「2割犠牲で8割生かす」東村村長発言に合意してない!★
★ てか、するわけない!キャンペーン        ★

手紙、FAXなどを使って、村長に抗議しましょう!古典的かも
しれませんが、抗議している人の存在を直接感じさせるインパ
クトがあると思います。

村長失言発言に対するツッコミどころは満載ですが、とりあえ
ず以下3点をあげます。皆さんがワジワジーした点を、どんど
ん付け加えていただければと思います。そしてやっぱり、発言
の撤回を求めていきましょう。

(1)村民の暮らしや権利を守るのが村長の務めではないのか。
数で天秤にかけ、一方を切り捨てる発言は、行政の長としてふ
さわしくないばかりか、役割放棄とも受け取れる発言である。
(2)米軍基地再編後の運用に対する認識が甘すぎる。北部訓練
場・辺野古・金武・嘉手納・伊江島を結んで沖縄島中北部全体
が軍事基地化したら、2割も8割もない。
(3)失言を失言として認識していない。政治家としての資質す
ら疑われる発言。

書いていたら、よけい腹が立ってきました。
この怒りをこちらへ↓↓

東村村長 伊集盛久様
905-1292 沖縄県国頭郡東村字平良804番地
東村役場
FAX 0980-43-2457(海外からは+81-980-43-2457)

しかし抗議だけでなく、応援メッセージも送って欲しいのです
。相手は高江区長さんと、高江に住む区民の方々。

★東村村長発言に負けないで!キャンペーン★

東村長問題発言は怒ってしかるべきものですが、名指された側
にとっては恫喝のように響くかもしれません。これまで踏んば
って反対を訴えていた人たちにとっても、「もうお前達は犠牲
になってもいいのだ」と公言されることは、今までの努力が一
気に潰されるような気持ちになるかもしれません。

高江に限らず、沖縄の基地反対運動は「どんなに反対してもだ
めなのでは」と意気消沈させられる経験を何度も強いられてき
ています。無力感の力はすさまじく、基地に反対する声どころ
か諦めることに慣れ、基地に疑問を抱く感性すら奪っていくも
のだと思います。そんな無力感の淵にいる時、自分を応援して
いる人の存在を知ることで、諦めとは別の選択肢を選ぶ力を得
ることができるかもしれません。
もしかしたら怒りではなく無力感を多く味わっているかもしれ
ない区長に、応援のメッセージを送りましょう!

(1)東村長の発言に怒っていること
(2)私もヘリパッド建設には反対だということ。

応援しています。見守っています。
と伝えることがキモだと思うので、文面や表現はフリースタイ
ルで。

高江区長 仲嶺武夫様
905-1201 沖縄県国頭郡東村字高江98
高江区公民館
0980-43-2717(海外からは+81-980-43-2717)

こうした働きかけが、どの程度の実効性をもつかはわかりませ
ん。でも、小さくても個々人の信念のある動きが、めぐりめぐ
って社会を変えていくことを信じたいと思います。
抗議の他にも、ブログで意見を書いてみたり、新聞に投稿した
り、友達に愚痴ってみたり、色々な方法があると思います。
繁栄のためには犠牲も仕方ないよ。必要悪なんだよ。的レトリ
ックは、もうたくさんです。
それぞれのできる働きかけで、力を貸して下さい。
お願いします。

10月25日・26日〈先住民族サミット・アイヌモシリ2008〉からの提言

【日本異文化研究会フォーラム2008】
「アイヌ文化・教育の未来観
  〜〈先住民族サミット・アイヌモシリ2008〉からの提言」

■イベント■ 「現在から過去への鎮魂」
〈南北の塔〉〈摩文仁の丘〉からの祈り
【日 時】 10月25日(土)
     13:00〜13:30(南北の塔でのイチャルパ)
     14:00〜     (摩文仁でのカムイノミ)
【場 所】 糸満市真栄平「南北の塔」/摩文仁平和記念公園
【祈 者】 萱野志朗、木幡寛、秋辺日出男、木幡サチ子

■フォーラム■「アイヌ文化・教育の未来観」
〈先住民族サミット・アイヌモシリ2008〉からの提言
【日 時】10月26日(日)
     13:00〜16:00 (映像上映+サミット報告会)
     16:10〜16:30 (アイヌ古式舞踊の実演)

【場 所】 沖縄大学3号館102号室
【話 者】 萱野志朗、木幡寛、秋辺日出男、木幡弘文
【演 者】 木幡サチ子、木幡二三子
【司 会】 中野栄夫(日本異文化研究所所長)    (※敬称略)

【主 催】 日本異文化研究会 + 沖縄大学こども文化学科須藤ゼミ
【共 催】 NPO法人沖縄映像文化研究所
【問合先】 沖縄県那覇市国場555番地 沖縄大学須藤研究室
      TEL 090-9386-5894  E-Mail sudo@okinawa-u.ac.jp

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財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構 国内文化交流助成事業
「アイヌ文化を沖縄の人々に知ってもらう交流会2008」

■チラシのダウンロード(PDF/8MB)
http://www.okinawa-u.ac.jp/~sudo/ainu200801

日本異文化研究フォーラム「アイヌ文化・教育の未来観 〜〈先住民族サミット・アイヌモシリ2008〉
からの提言」を、10月26日(日)、午後1時より沖縄大学3号館102号室において開催いたします。
「先住民族サミット2008」実行委員会を務めた秋辺日出男氏、萱野志朗氏、木幡寛氏らが
報告をします。第二部ではアイヌ舞踊の公演もあります。お誘い合わせの上、是非ともお越しください。

関連イベントとして、フォーラム前日の10月25日(土)に、「南北の塔」「摩文仁の丘」で
イチャルパ(先祖供養)とカムイノミ(自然崇拝)の儀式を行ないます。参加希望の方は、午後1時に
糸満市真栄平の「南北の塔」に集合してください。

問合せ先:日本異文化研究会・須藤義人 090-9386-5894 sudo@okinawa-u.ac.jp


追記
フォーラムの趣旨については、26日の沖縄タイムスの投稿欄(中野栄夫執筆)に掲載されています。
また、近日中に琉球新報の論壇(高橋あい執筆)にも掲載される予定です。「南北の塔」に関しましては、
琉球新報文化欄に中野栄夫氏の論考が22日に掲載される予定です。ご参照頂ければ幸いです。
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10月26日『ゲンバのコトバ Art & Music & Talk』

ゲンバのコトバ.jpg若狭公民館 青年講座・交流事業
『ゲンバのコトバ Art & Music & Talk』
2008.10.26 17:30-21:00
※フライヤーをUPしました。クリックすると拡大します。
−−−−
沖縄の抱えるさまざまな課題に対して問題意識を持ち表現活動を行うミュージシャンやアーティスト、映像作家たち。若い表現者のライブおよび作品展示等を鑑賞することで、その思いを知ると同時に、沖縄の現状と課題、展望について語る場を創出します。お気軽にご来場下さい。
ゲンバのコトバ裏.jpg<タイムスケジュール>
17:30 開場・作品展示
 「いとしいせなか」「HENOKO」「wanakiosk」
18:00 映像作品上映
 「ARE YOU LOOK’N? NO FLY ZONE 2007」「やんばるからのメッセージ」
19:30 トークディスカッション
20:30 「カクマクシャカ」ライブ!
21:00 終了

[お問い合わせ]
那覇市若狭公民館
TEL:098-891-3446 FAX:098-869-8624
[アクセス]
〒900-0031 那覇市若狭2-12-1(若狭図書館上)
バス停久米郵便局前下車 徒歩5分 市内バス 2,3,5,15番 市外バス 45番

<作品および作者紹介>
○榎本真弓「やさしいせなか」
元ひめゆり学徒隊の方々との交流によって生まれた言葉にならない想いを表現した絵画作品(2005年制作)近作「心象スケッチ(=こころの叫び)」を発表。
○吉岡千絵「HENOKO」
辺野古の浜を分断する有刺鉄線、見えない罠に絡めとられる日常、それらにからまる無数の視点(インスタレーション作品)。
○ワナキオ実行委員会「wanakiosk」
沖縄本島各地を舞台に開催される国際的なまちの中のアート展「wanakio2008」(11/15〜30)の情報紹介ブース。
○比嘉真人「やんばるからのメッセージ」
米軍北部訓練場返還を条件にヘリパッド建設計画のある東村・高江の住民達の記録映像。(2007年12月〜2008年3月)
○NO FLY ZONE コンサート2007実行委員会
「ARE YOU LOOK’N? NO FLY ZONE 2007 」
2004年8月13日、沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事件から3年が経ち、当時1年生だった学生が卒業を前に後輩達へ事件の記憶を伝承していこうと企画したライブイベント「NO FLY ZONE コンサート2007」のドキュメント映像。
○カクマクシャカ
地元・沖縄に根を張り活動する音楽家。一定のジャンルに拘らず、様々な表現をしていく姿勢は、加藤登紀子やshing02など世代もジャンルも越えた様々なアーティストとのコラボレーションを生み出してきた。2007年には初の単独作品「シャカの掌の惑星」を沖縄限定でリリース。またshing02と坂本龍一による「stop-rokkasho」という青森県六ヶ所村の再処理工場に対してのプロジェクトに賛同、shing02ともに制作した楽曲「無知の知」をホームページで公開している。 代表作に2004年に沖縄国際大学ヘリ墜落事件のことを歌った「民のドミノ」などがある。
<トークディスカッション>
○北上田源(虹の会)
戦争体験のない若者達が戦争体験者との交流を通して戦争を「追体験」し、「受け」「継ぐ」プロジェクト『虹の会』メンバー。
○與那嶺新(思ひ語らプロジェクト)
沖縄の将来・夢について自由に語る場を提供することにより、沖縄の現状・将来について考え、沖縄を元気にするきっかけを創っていくプロジェクト。
○後藤典子(東村在住)
芸術大学を卒業後、創作活動を続けながら2005年より東村に移住。農業を生業としながら「ヘリパッドいらない」住民の会の活動にも参加している。
 ほか。

※「ゲンバのコトバ」第2弾企画として、12月には沖縄県内にあるさまざまな問題を抱えた「ゲンバ(現場)」に足を運び、そこで活動する人のお話を聞くツアーを予定しています。より良い企画にするために皆さまのご意見やご要望をお寄せください。

10月24日韓国訪問報告会

反戦地主会・一坪反戦地主会・沖ー韓民衆連帯共同で韓国を訪問した皆さんが報告会を開くそうです。
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日時:2008年10月24日(金)午後6時30分から
会場:教育福祉会館2階(沖縄県那覇市古島1-14 098-885-9621)
   モノレール古島駅徒歩3分
内容:
・ 写真展
・ 訪問中の様子を写したDVD上映
・ 報告
・ 参加者の一言
・ 質疑
   

    

韓国での訪問先

ムゴンリ
住民の反対にも関わらず、米軍演習場拡張のため新たに土地の強制収用の動きが高まっている。8月1日からろうそく集会が始まった。

ヒョスンとミソンの追慕碑
2002年6月13日、米軍装甲車により轢殺された女子中学生2名の碑。

梅香里(メヒャンニ)
米軍専用の国際射爆場。住民の闘いで閉鎖を勝ち取った。2007年6月、米軍は汚染浄化なしで韓国政府に返還。

平澤(ピョンテク)
軍隊をも導入し、住民を強制移住させ、在韓米軍基地の移設拡張工事が進められている。8月30日〜31日、平澤平和の広場イベントに参加。

太白山(テペクサン)
民族の霊山。米軍の演習場として基地機能が集中しようとしている。

光州(クヮンジュ)
1980年5月の光州蜂起の地。軍隊と最後まで闘った道庁。犠牲者が祭られている望月洞(マンウォルドン)の墓地。民主公園。記念資料館。光州自由公園。

郡山(グンサン)
米軍基地による騒音被害、環境被害。セマングム干拓と米軍基地拡張に反対する2008・9・6郡山平和大行進に参加。

反戦地主会・一坪反戦地主会・沖ー韓民衆連帯
連絡先:090-1088-3007(高橋)

「済州島四・三事件を考える沖縄集会」金石範・玄基榮講演会

沖縄と済州島を結ぶ平和交流
済州島4・3事件を考える沖縄集会

講演会
金 石範(キム・ソクポム 作家) 
1925年大阪生まれ。京都大学文学部美学科卒業。主な著作に『火山島』(全8巻、文藝
春秋)『鴉の死』(小学館文庫)『海の底から、地の底から』(講談社)など。

玄 基榮(ヒョン・ギヨン 作家)
1941年済州島生まれ。ソウル大学卒業。主な著作に『順伊おばさん』(日本語訳・新幹
社)『辺境に啼く鳥』『風燃える島』『地上に匙一つ』など。

済州島「4・3事件」とはなにか
なぜ悲劇は起こったのか
国家の暴力とアメリカの影——
歴史の抹殺に抗い、記憶を救い出す文学の力

日時 2008年10月28日(火) 18:30〜21:00
ところ マリエールオークパイン(那覇市古島・モノレール古島駅前)
会費 2000円 学割1000円

詳細は続きをどうぞ。


1部
4・3事件の証言ビデオ上映
講演会:「忘却に抵抗する精神」玄基榮・金石範

2部
沖縄と済州島を結ぶ平和交流懇親会
那良伊千鳥、海勢頭豊によるミニコンサート(4・3に寄せた新曲を発表)


【済州島四・三事件】
1945年、日本帝国主義の崩壊によって植民地支配から解放された朝鮮では、全土で人民
委員会、そして民主的な独立国家をめざす建国準備委員会が組織され、圧倒的な民衆の
支持を得ていた。しかし、北緯38度線以南を支配していたアメリカ軍政は、朝鮮の自主
的な政治主体を否定し、次第に政治弾圧を強めた。こうした解放直後からの占領政策を
背景に、1948年、南で単独選挙がおこなわれ、8月に大韓民国、9月には朝鮮民主主義人
民共和国の建国が宣布された。

1948年4月3日に始まる済州島の武装蜂起は、単独選挙による朝鮮の分断体制の固定化に
反対し、米軍政下での警察や国防警備隊、右派団体の弾圧に対する抵抗のなかから起き
たものだった。5月10日の選挙ボイコットと不成立を経て、10月以後、李承晩政権によ
る政治弾圧と討伐が強化され、以後、戒厳令下での全島的な焦土化作戦により、住民に
対する無差別大量虐殺がおこなわれた。

このいわゆる済州島四・三事件の悲劇を語ることは、韓国では、軍事独裁政権の下、長
らくタブーとされていた。しかし、故郷を離れて「在日」を生きる朝鮮人たちは、この
事件が闇に葬られることを阻もうとした。小説家・金石範は「鴉の死」など、文学の力
によって四・三事件を描き続けた。韓国では、玄基栄が1979年に発表した小説「順伊お
ばさん」が四・三事件を公に問う大きな契機となった。そして、民主化とともに、四・
三事件の真相究明と国家の責任追及の機運が高まり、韓国政府が正式に四・三事件にお
ける国家責任を認めるに至った。

記憶は蘇るか。歴史を忘却の淵から救い出せるのか。文学的想像力を駆使し、虐殺され
た人びとの声に耳を澄まし、召還し、世界に問いかけてきた二人の作家から、今、私た
ちは何を学ぶことができるだろうか。国家の暴力とアメリカの影——済州島の現代史の
なかに、沖縄の歴史的現在を見いだすことはできるだろうか。


主催 「済州島4・3事件を考える沖縄集会」実行委員会
共同代表呼びかけ人:大田昌秀・新川明・川満信一・比屋根照夫・金城実
呼びかけ人:安里英子・阿部小涼・新垣仁英・新垣安子・新崎盛暉・池宮城紀夫・石垣
金星・石原昌家・井上まゆも・上里賢一・海勢頭豊・浦崎成子・おおしろ建・大村一浩
・大村博・岡本由希子・沖本裕司・桐野しゅう・佐喜眞道夫・嶋津与志・島袋捷子・霜
鳥美也子・謝名元慶福・新城郁夫・平良悦美・高里鈴代・高良勉・照屋久子・豊見山雅
裕・中里友豪・仲程昌徳・中村英吉・西泉・西岡信之・真喜志好一・真久田正・宮城公
子・宮城涼子・村山友子・屋嘉比収・山口洋子・山里勝巳・ユ・ヨンジャ・由井晶子・
若林千代(10月11日現在)

連絡先:TEL&FAX 098-893-0175(実行委員事務局・山口)

映画「レッド・ハント」@沖大ミニシアター

※主催者情報を追記しました。
月末に金石範さんと玄基栄さんが沖縄で講演されます。それに先がける形で、沖大ミニシアターを使ったFilm Cafeを開き、済州島四三事件を扱った、韓国のドキュメンタリー映画「レッド・ハント」(1997年)の上映をします。入場無料ですので、ぜひ足をお運びください。

上映時間
10月23日(木)午後6時半〜
10月24日(金)午後8時10分〜
場所:沖縄大学ミニシアター
主催:Team Film Cafe
沖縄大学若林研究室気付
電話&ファックス 098−993−7996

映画の詳細は以下つづきをどうぞ。

*****

朝鮮半島の南に浮かぶ済州島は、韓国のみならず、日本にもなじみ深い観光地である。その美しい自然や気候は、沖縄に似ているとも言われる。しかし、この島で1948年に始まった民族分断に抗議する民衆蜂起の過程と虐殺事件は、沖縄ではそれほど広く知られているわけではない。
1945年、日本帝国主義の崩壊によって植民地支配から解放された朝鮮では、全土で人民委員会、そして民主的な独立国家をめざす建国準備委員会が組織され、圧倒的な民衆の支持を得ていた。しかし、北緯38度線以南を支配していたアメリカ軍政は、朝鮮の自主的な政治主体を否定し、次第に政治弾圧を強めた。こうした解放直後からの占領政策を背景に、1948年、南で単独選挙がおこなわれ、8月に大韓民国、9月には朝鮮民主主義人民共和国の建国が宣布された。
1948年4月3日に始まる済州島の武装蜂起は、単独選挙による朝鮮の分断体制の固定化に反対し、米軍政下での警察や国防警備隊、右派団体の弾圧に対する抵抗のなかから起きたものだった。5月10日の選挙ボイコットと不成立を経て、10月以後、李承晩政権による政治弾圧と討伐が強化され、以後、戒厳令下での全島的な焦土化作戦により、住民に対する無差別大量虐殺がおこなわれた。
ドキュメンタリー映画「レッド・ハント」は、この、いわゆる四三事件の実相を記録し、世界に伝える1990年代後半の動きの一つだった。本作品は、1997年の釜山国際映画祭で初めて上映され、当時、監督が、そして、その後の上映運動のなかで人権活動家が国家保安法違反嫌疑で逮捕されるなど、多くの困難に直面した。なぜ人びとは蜂起したか、そして、国家暴力によってどのような抑圧を受けたか、歴史資料と済州島の人びとの証言によって構成される貴重な映像記録である。

チェ・ソンポン 監督作品/上映時間 74分 (日本語吹替版)/制作 ハニ企画 1997年 

ハワイイの軍事化とその影響

ええと、最近ハワイのうちなーんちゅである友人からYouTubeの映像リンクが送られてきましたので紹介させてください。
Inside USA: The Other Hawaii Part1

Inside USA: The Other Hawaii Part2

これはUSATodayが放送したもので、タイトルは"Inside USA: The other Hawaii Pt I and pt II"。特に、軍事化による土地の接収や、観光化による地価の高騰がどう進行し、それがハワイとそこに暮らす人々にどのような影響を与えたのかについて焦点を当てた内容です。

October 15, 2008

10月10日ー26日やんばるがんばる展@高円寺

080101_120903_M.jpg高円寺ぱちか村にて、「ケンボーのやんばるがんばる展」開催中。
「僕らにはきづかないことが多すぎて、知らないしくみがたくさんある」と彼は言う。
そう。でも、そこで立ち止まらないのが研ちゃん(画像右側)なのだ。まずは知ることから!

IUCNジュゴン勧告採択される!

WWFから素晴らしいニュース!
バルセロナで開催されている世界自然保護会議で、ジュゴン保護推進の勧告が賛成多数で採択されました。
10月14日のプレスリリース(192k)をここからDLしてお読み下さい。文中の重要箇所を以下に転載しました。


具体的な勧告を記述する主文では,まず日米両政府をひとまとめにして扱っていた原案に対して、勧告では日本政府、米国政府に対して個別に勧告を行っている(主文3、4、5)。日本政府に対しては、「学者、研究者、NGOとの協議を通し」(in consultation with academics, researchers and NGOs)、「全ての選択肢を含んだ」(including all options)環境アセスを要求している。「全ての選択肢」(all options)の表現が「ゼロ・オプション」を含む事を、採択前に行われた提案団体のコメントで確認した(主文3)。
米国政府に対しては、日本政府の行う環境アセスへの参加、ならびに行動計画の準備に参加することを要求している(主文5)。
 最後に原案はIUCN事務総長とIUCNの種の保存委員会(SSC)に対し、国連環境計画(UNEP)と「移動性野生動物種の保全に関する条約」(CMS)の国際生物多様性年におけるジュゴン保護の推進の支援を求めていた。しかし採択された勧告では、IUCN事務総長と種の保存委員会(SSC)に対して直接、国際生物多様性年におけるジュゴン保護の推進を求める内容となった(主文5)。これはIUCNのプログラム委員会(Program Committee)からの提案に基づいての変更である。

花輪伸一(WWFジャパン)さん、吉川秀樹(ジュゴン保護キャンペーンセンター)さん、やったねー!

さらにプレスリリースより、採択された勧告の意義を解説した箇所を転載します。末尾の問い合わせ先個人情報(電話番号)は削除しています。上記Webへのリンクをご利用下さい。
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1. 10月14日午前のIUCN(国際自然保護連合)本会議で、勧告「国連の2010年国際生物多様性年におけるジュゴン保護の促進」が賛成多数で採択された。投票結果は、政府では賛成56、反対6、棄権42、NGOでは賛成202、反対3、棄権47であった。日本政府は、提案者のNGOとの合意形成が不調に終わったため棄権することを本会議で表明した。
2. 今回のバルセロナ(2008)でのIUCN勧告では、以下の点が特に注目すべきポイントである。
(1) UNEP(国連環境計画)およびCMS(ボン条約)に対して、国連の2010年国際生物多様性年には,特にジュゴン保護を推進するように求めている。
(2) 日本をはじめとするジュゴンの生息国に対して、ジュゴンへの有害な影響を最小化し、ジュゴン保護のためのCMS覚え書への参加を求めている。
(3) 日本政府に、ジュゴン生息地でのUSMC(米国海兵隊)基地建設に関する EIA(環境アセスメント)においては、科学者、NGOと相談して、環境保全と野生生物保護を考慮し、すべてのオプション(基地を造らないというゼロ・オプションを含む)を含めて実施することを求めている。
(4) 日本政府に、沖縄ジュゴン生息地でのUSMC基地建設による有害な影響を回避または緩和するための行動計画を作成し公表することを求めている。
(5) アメリカ政府に、EIAと保全の行動計画の策定を完遂するために、日本政府と協働するように求めている。
(6) 勧告では,IUCN事務局長および種の保存委員会に対して、アンマン(2000)、バンコク(2004)の勧告にもとづいて、国連の2010年国際生物多様性年の中でのジュゴン保護の促進を求めている。
3. バルセロナ勧告(2008)は、アンマン(2000)、バンコク(2004)に続き3回目である。通常、過去と同じ内容の勧告は受理されないことになっているが、沖縄のジュゴンに関しては連続して受理され、賛成多数で採択された。その理由として、今回はCMS覚え書きや国連の2010年国際生物多様性年との関連づけが評価され期待されたためと考えられる。したがって,沖縄のジュゴン問題とその解決がより国際な関心を呼び、大きなテーマになってきたと言うことができる。2010年には、名古屋でCBD(生物多様性条約)のCOP10(第10回締約国会議)が開催されることから、日本にとって国連の2010年国際生物多様性年は重要な節目となる。さらに、その中で、特にジュゴン保護の重要性を広めることが、沖縄のジュゴンとその生息地の保護の実現およびUSMC基地建設の中止へと直接的に結びつくという大きな意義がある。
4. また,今回の勧告では,UNEPおよびCMSに対してだけではなく、IUCN事務局長およびIUCN・SSC(種の保存委員会)に対して、アンマン(2000)、バンコク(2004)の勧告にもとづいて、同じく国連の2010年国際生物多様性年におけるジュゴン保護の促進を求めている。これは、IUCN自身に対しての要請であり、勧告と言うより決議の意味を含んでいると思われる。沖縄のジュゴンに関する過去の2回の勧告にもとづいて、IUCNが自ら、沖縄を含めてジュゴン保護の促進に取り組む姿勢を示した意義はたいへん大きいといえる。
5. 沖縄のジュゴン生息域でのUSMC基地建設に関しては、日本政府に対して、科学的で適正な国際水準のEIAが求められていると言ってよい。これは前回、前々回の勧告から引き継がれており、今回はさらに、日本政府に対して、科学者やNGOと相談して、環境保護および野生生物保護のために、ゼロ・オプションはもちろんのことすべてのオプションを含めてEIAを実行することが求められた。政府は、現在行っているアセス法の精神に背く不当なEIA手続きを反省し、科学的かつ適正なEIAに切り替えることを求められているのである。
6. また、日本政府には、沖縄ジュゴン生息地でのUSMC基地建設による有害な影響を回避または緩和するための行動計画を作成し公表することが求められている。行動計画作成とその公表を求めた意義は大きい。ジュゴンは、鳥獣法により保護すべき動物とされているが、生息地での具体的な保護計画は立てられていないことから、保護の実効性は何もないのが現状である。政府は、早急に保護計画の作成と保護区の設置にむけて動き始めるべきである。
7. USMC基地建設には、アメリカ政府が関与していることが、いわゆるジュゴン訴訟においてサンフランシスコ地裁で認められている。したがって米軍基地の建設と運用という日本側が知り得ない情報を多数含んでいる施設建設では、EIAにおいて、アメリカ政府が日本政府と協働することは不可欠である。勧告はこの点を再再度求めている。
8. アンマン(2000)、バンコク(2004)、バルセロナ(2008)と続く3回のIUCN世界自然保護会議において、ジュゴン保護の勧告が連続して賛成多数で採択された意義は大きい。この3回、8年の間に、ジュゴンの保護は、沖縄という地域の問題から国連の2010年国際生物多様性年における保護活動へと広く発展してきたのである。絶滅危惧種である沖縄のジュゴンの生息域に、米軍基地を建設し軍事活動を行うというオプションが、世界の自然保護の潮流から大きく外れていることは明らかである。

(文責:吉川秀樹・花輪伸一)

10月19日「つくられた依存経済」

対外問題研究会さんより案内が届きました。
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下記のようなシンポジウムを開催します。どうぞご参加ください。

シンポジウム「押しつけられた常識を覆すーつくられた依存経済」
主催:「いまこそ発想の転換を!」実行委員会(宮里政玄委員長)
日時:10月19日(日)午後2時〜5時
場所:沖縄大学2号館406教室
報告者:宮田裕「対沖縄政策の形成メカニズム」、前泊博盛「対沖縄政
策の系譜ー安保維持装置として」、佐藤学「対沖縄政策の行財政への影響」
コーディネーター:新崎盛暉
問い合わせ:895-8215(琉球大学法文学部我部政明研究室)

駐車場もありますが、スペースが限られています。また、シンポジウム終了後に、ちょっとした懇親会(いつものような)を準備しています。ワインが飲めるよう自動車を置いて、来ていただければと思います。

October 02, 2008

10月12日森口カフェvol.4

「森口カフェ」vol. 4 「国家と民衆」
 10月12日(日)15:00〜

森口豁さんの日本テレビ時代の貴重な映像作品を色々な場所で
見てしまおう!という企画「森口カフェ」第4回目を開催します。
今回は、これまでほとんど見る機会のなかった「沖縄」以外をテーマ
とした森口作品を取り上げます。
沖縄戦や基地問題をとおして「国家と民衆」のありかたや「平和/人
権」を追求しつづける森口豁さんの眼がとらえた「もう一つのニッポ
ン」とでもいうべき作品群です。 貴重な機会をお見逃しなく!

日時:2008年10月12日(日)15:00〜18:00

場所:ポエトリー・イン・ザ・キッチン(文京区水道1-2-6 タトルビル2F)
地図は以下。いずれかを参照
http://photos1.blogger.com/x/blogger/2857/4251/1600/290946/tbf_map01.jpg
http://image.blog.livedoor.jp/salsaconsul/imgs/0/c/0c445af4.gif
参加費:500円
お問い合わせ:moriguchicafegroup@yahoo.co.jp
主催 :moriguchi cafe group

*上映作品*
『生き埋めの冬〜24年目のスモン患者』(1978年1月放送)
整腸剤キノホルムが原因で失明や身体の麻痺などに陥った
いわゆる「スモン患者」たち。不自由な身体にムチ打って国に
救済を訴える患者と、逃げの一手の国。いまも変わらぬ冷酷
な医療行政の実態…。

『俺の鉄工所と安保』(1980年5月放送)
日本中が東京五輪で沸き立っていた1964年月、厚木基地近く
の鉄工所に米軍のジェット戦闘機が墜落、町工場で働いていた
兄弟3人が即死した。
補償を求めて立ち上がった鉄工所の経営者/3兄弟の父の前
に立ちはだかったものは「アンポ」…。

『東京に原発がやってくる』(1981年10月放送)
原子力発電所が本当に必要なら、その電力を一番多く使って
いる東京に建てるべきではないのか—。
こう主張する東京の市民グループが都内で「原発誘致」の署名
運動を始めた。だが町の声は揃って「原発賛成」。署名には応
じる者は皆無に近い。いったいなぜなのか。ぶつかりあう「都市
の論理」と「地方の論理」のパラドックス…。
※ 作品はいずれも30分。

<森口豁さんプロフィール>
1937年、東京生まれ。ジャーナリスト。沖縄を語る一人の会主宰。
1959〜74年、琉球新報社会部記者や日本テレビ沖縄特派員として
米軍統治下の沖縄で暮らす。テレビドキュメンタリー『ひめゆり戦史・
いま問う国家と教育』、『島分け・沖縄鳩間島哀史』などの制作でテレ
ビ大賞優秀個人賞
などを受賞。山形国際ドキュメンタリー映画祭2003参加。
HP「森口豁の沖縄通信」:http://www.cyber-rabbit.com/katsu/

*NPO法人・アジア太平洋資料センター(PARC)が発行す
る雑誌『オルタ』でも「沖縄・見たことのない映像」連載開始。
詳しくは→ http://www.parc-jp.org/

平和市民による辺野古・高江行き10月

平和市民連絡会では、高江・辺野古への支援行動を行うために那覇からの輸送車を出しています。10月の日程、ドライヴァと同乗者数は下記の通りです。利用のための詳細は続きをクリック!「みんな来てねー、待ってるよ」byペロ
20080607164207.jpg
10月2日(木)城間-5名
10月4日(土)長嶺-5名
10月8日(水)岡本-3名
10月9日(木)城間-5名
10月10日(金)岡田-5名
10月11日(土)長嶺-5名
10月14日(火)岡田-5名
10月15日(水)岡本-3名
10月16日(木)城間-5名
10月21日(火)岡田-5名
10月22日(水)岡本-3名
10月23日(木)城間-5名
10月24日(金)仲里-3名
10月25日(土)長嶺-5名
10月28日(火)岡田-5名
10月29日(水)当間-3名(辺野古限定)
10月30日(木)城間-5名

1. 輸送車は、那覇インター前バス停で待機しています。
2. 同バス停を8時に出発して、同乗者の希望により高江・辺野古まで行きます。
3. 高速内のバス停での途中乗車も可能です。
4. 同乗希望者は、必ず城間080-1782-6598または長嶺090-2712−6486へ事前に連絡して下さい。
5. 高速那覇インター前バス停留所の真向かいに、県営の無料駐車場があります。そこに駐車してこの輸送車を利用して下さい。