Left Forum 2008にて
去った3月14-16日、NYで開催されたLeft Forum 2008に合意してないNew York Miceがブースを出して来ました。あ、3月22-23日にSFで開催されたBay Area Anarchist Book Fairにも現れていました。5月21日追記!
帝国本家でも、少しずつ浸透していってます。
Thanks, Umi and Yuko! ooxx
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去った3月14-16日、NYで開催されたLeft Forum 2008に合意してないNew York Miceがブースを出して来ました。あ、3月22-23日にSFで開催されたBay Area Anarchist Book Fairにも現れていました。5月21日追記!
帝国本家でも、少しずつ浸透していってます。
Thanks, Umi and Yuko! ooxx
けれども仕打ちが手ひどくなればなるほど、私たちは抜け目なくなっていく。 アントニオ、聞こえますか?娘さんたちが嗚咽しています。タバコが吸えないので革命ができません。極東は苦戦しております。 ---松本麻里「極東のアウトノミストの娘たち」『現代思想』vol.36-5(2008年5月)より |
琉大セクハラ訴訟不当判決に合意してない。
シンポジウム「来るべき自己決定権のために―沖縄・憲法・アジア」
主催:5・18シンポジウム実行委員会(チームデルタ、前島夜塾、沖縄文化講座)
日時:5月18日(日)13:00〜21:00
会場:沖縄県立美術館講堂(那覇市おもろまち3-1-1 TEL098-941-8200)
○映像 「100の眼、100の沖縄ダイジェスト」(30分程度)
●第1部 <反復帰>の思想資源と琉球共和社会/共和国憲法(私・試案)の意義
コーディネイター 豊見山和美
基調講演 屋嘉比収
パネル 新川 明、川満信一、比屋根薫、屋嘉比収
●第2部 沖縄・憲法・アジア―その政治展望
コーディネイター 長元朝浩
基調講演 佐藤 優
パネル 佐藤 優、孫 歌、仲里 効、松島泰勝、崔真碩
合意してないプロジェクトmeets Dr. Cornel West、おかげさまで盛会、40名をくだらない人たちが会場を熱気で満たしてくれました。カクマクシャカのライブは素晴らしいテンション、新曲も披露し、アンコールにも応えてくれました。あまりのゴージャスさに、コーネル・ウェスト氏からのコメントにいたっては、主催者が喜びすぎてテンパッてしまって通訳が充分ではなかったので、書き起こして訳を付けてみました。この発言の間中、会場は、拍手や歓声、笑い声があふれていました。ノリノリな日本語にしようかどうしようか迷ったけれども、とりあえず丁寧な言葉で記述しています。ところどころ聞き取れなくて、妙な表現がありますが、追々修正を加えるつもりで、編集せずにそのまま残してあります。取り急ぎの参考として下さい。ではどうぞ。
Let me first say that I am blessed to here in Okinawa
まず始めに、ここ沖縄に来られて幸せだということを申し上げたいと思います。
When my dear sister professor Azusa Nishimoto invited me to Japan to speak in Tokyo, I said I cannot come to Japan and not see my Okinawan brothers and sisters.
私の親愛なるシスター、西本あづさ教授が東京で講演をするため日本に招いて下さることになったときに、沖縄のブラザーとシスターたちに会わないで日本に行くことは出来ないと言いました。
And when I walked in here and saw you all, and could see you all in fire for justice and for truth, I knew I was in the right place.
Then I heard my brother rappin, where is he, Ku-Hu-Mashu-Shaka!
He is full of so much love and compassion.
そして、ここに足を踏み入れて、皆さんを見て、正義と真実のために燃えている皆さんを見ることができて、これはバッチリな場所に来たぞ、と判りました。
また、わがブラザーがラップするのを聞いて、えっと、彼はどこかな、カ・ク・マク・シャカーッ!かれは素晴らしい愛と共感に満ちています。
And when I heard my dear sista, and professor, and freedom fighter, Kosuzu Abe, I knew I was in the right place.
さらに、親愛なるシスタにして大学教員、そしてフリーダム・ファイターである阿部小涼の話を聞いて、これはもうバッチリな場所に来たぞ、となったわけです。
And I was pleasurably surprised to see my wonderful sister who was in collage with me over 30 some years ago in Harvard Collage in Cambridge, Massachusetts. And her name is professor Coney Hilliard.
さて、嬉しい驚きもありました。30年以上も前に、マサチューセッツ州ケンブリッジのハーヴァード・カレッジで一緒だった、素晴らしいシスターに再会しました。コーニー・ヒリアード教授です。
But I am here to agree with Project Disagree!
It is because, one you are committed to truth, and the condition of truth is to aloud suffering people’s voices to be heard.
しかし、今日、私がここに来たのは、「合意してないプロジェクト」に合意するためです。なぜなら、皆さんは真実のために活動しているから、そして真実のための条件は、苦しんでいる人が声をあげ、聞き届けられるようにすることだからです。
You see the anthem of the Black people in the United States, and we are Blues people in the United States, the anthem is “Lift Every Voice [and Sing].” When you lift your voice, you can forge your pain and aloud yourself to struggle against the causes of your pain.
アメリカ合州国の黒人である私たちは、ブルース・ピープルです。そのアメリカ黒人の国家と言われている歌に「すべての声をあげよ(そして歌え)」というものがあります。声をあげれば、痛みをしっかり受け止めてその原因と闘うことが出来るようになります。
Now, Okinawan people are Blues people.
Ainu people are Blues people.
Zainichi, Korean brothers and sisters are Blues people.
Progressive mainstream Japanese who are in solidarity with poor people and working people are Blues people.
さて、沖縄の人々は、ブルース・ピープルです。
アイヌの人々もまた、ブルース・ピープルです。
在日のコリアンのブラザーやシスターたちもブルース・ピープルです。
苦しんでいる人や労働者と連帯する革新的な思考を持つ主流の日本人も、ブルース・ピープルです。
The challenge always is, do we have enough courage to confront the truth that we pursue with the love and compassion for others.
When you love people, you hate to see them treated unfairly. When you love people, you can’t stand the fact that they treated unjustly. That’s why justice is what love looks like in public.
When you see the Koza rebellion in 1970, it is because [Black] people loved Okinawan people, and didn’t want to see them treated unfairly and unjustly.
難しいのはいつも、他者への愛と共感を追究するために必要な、真実に立ち向かうための勇気を持てるかどうか、です。人々を愛すれば、その人々が不公平な扱いを受けることを憎むでしょう。人々を愛すれば、その人々が不当に扱われたという事実は耐え難いでしょう。つまり、正義とは、公の場面で現れる愛のかたちなのです。1970年のコザ叛乱においても、(黒人の)人々は、沖縄の人々を愛していたからこそ、かれらが不公平に不当に扱われることを座視できなかったのです。
But the challenge of every generation is, who has enough courage to fight for truth, and who has enough courage to fight for justice.
The challenge is that there are so much people sleep walking taking place, people closing their eyes, and people are indifference to other people suffering and become obsessive with money, possession, things, BringBring and G-strings.
あらゆる世代が抱える困難は、真実を求めて闘うのに充分な勇気を持っている人がいるかどうか、正義を求めて闘うのに充分な勇気を持っている人がいるかどうか、ということです。困難な状況とは、あまりに多くの人が、夢遊の状態、現実から目をそらして、他者の苦しみに無関心になり、財産や所有、虚栄や色欲にとらわれていることです。
That’s why you need seekers of truth and justice, for example, in my CD “Never Forget; A Journey of Revelations,” you got truth tellers like KRS ONE, who is on the CD, Talib Kweli of “Bushonomics” on the CD, Outcast, Andre 3000 on the CD, Jill Scott, these are truth tellers in Hip-hop, because Hip-hop has too much G-strings and BringBring, not enough truth and justice.
だから、真実と正義を追い求める人たちが必要です。たとえば、私のこのCD「ネヴァー・フォーゲット」では、KRS ONEや「ブッシュオノミクス」のタリブ・クウェイ、アウトカストのアンドレ3000、ジル・スコットたち、ヒップホップ界で真実を追究する人たちが参加しています。ヒップホップ界はあまりに虚飾に満ちて、真実と正義が足りないのです。
Absolutely we got Prince and Gerald Levert on just that disk, too. But I come from a generation in the 1960s and 70s, while we have truth seekers and freedom fighters like Curtis Mayfield, and the Sly and the Family Stone, and Gill Scott-Heron, and the Last Poets. Freedom fighters are connecting to the music. That’s why we need today that rap bro, that rap bro, that rap rap bro bro bro…
このアルバムには、もちろん、プリンスやジェラルド・レヴァートも参加しています。私は1960年代70年代世代の人間ですが、あの頃にも、カーティス・メイフィールドやスライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーン、ギル・スコット・ヘロン、ザ・ラスト・ポエッツたち真実を求めるフリーダム・ファイターたちがいました。フリーダム・ファイターたちは、音楽とつながっています。だから、今日、私たちにはこのラップするブラザー、キミ、キミだ、彼が必要だったのです。
Okinawa has its own rich tradition of truth tellers and witness bearer.
So the challenge becomes how do we wake up, no longer a sleep walking, and then shake things up, so that the power that be know there are pain and sufferings among precious human beings, and then, come together. We have to coalesce.
沖縄には、真実を求め証言を伝える豊かな伝統があります。だから、沖縄にとっての困難な状況とは、大切な人たちの痛みや苦しみを知ることで力を得るために、いかにして目を覚まし、夢遊を終わりにして、体勢を立て直すかです。そして一緒にやっていくことです。私たちは連合しなければなりません。
Okinawans has to coalesce with Ainu, got to coalesce with Zainichi, coalesce with the progressive mainland Japanese, and coalesce with the Black people in the United States, and other progressive people in the United States.
沖縄の人々はアイヌと連合し、在日と連合し、革新的な思考を持つ主流日本人と連合し、アメリカ合州国の黒人とその他の革新的な人々と連合すべきです。
I am blessed to be here and am inspired by a work that you do in Project Disagree. Keep your mind sharp with understanding of history, and connecting it to the present, and the future can be better, for those last don’t call everyday people.
私はここに来られて幸せです。「合意してないプロジェクト」の実践に感銘を受けました。歴史理解の感性を磨き、それを現在に結びつけていきましょう。それは、名指されることなき人々のより良い未来につながるでしょう。
Keep in your soul a deep love for the people. Be compassion for the people.
And of course, keep in your heart, a deep, deep sense of the Blues.
Because the Blues is about catastrophes expressed in lyrically, but enduring grace and dignity.
あなたの魂に、人々への深い愛を持ち続けましょう。人々への共感を持ち続けましょう。そしてもちろん、あなたの心のなかのブルースの深淵なる感性を大切にして下さい。なぜなら、ブルースとは、悲惨な経験を歌詞に込めつつも、優雅さと気品を保ち続けることだからです。
You can talk about struggles as to what we talk about the Blues.
How do you look a present in the face and still smile, and still resist, and still fight, even know that the powers are be coming at you look like they attempt to crush you. That’s the Blues.
闘争について語ることは、ブルースについて語ることと同じです。権力があなたに襲いかかって潰されそうだと判っていても、現実と向き合い、笑顔を忘れず、反抗し闘い続けるやり方。それがブルースです。
Keep fighting in this way because you have hope.
Hope! Hope! Hope! That’s it, that’s it!
希望があるから闘い続けましょう。希望!希望!希望!それが肝心です。
とき:5月11日(日)18:00pm OPEN
ところ:G-shelter
330沿い中部商業交差点近くのバイク屋地下
(ほか亭となり)
スペシャルゲスト:カクマクシャカ(ミニライブアリ!)
学生さん:500円(ドリンク別)
職持ち人:500円以上。がつっとサポートお願いm(_ _)m
心温まるフードの持ち込み歓迎!
アフリカン・アメリカンの哲学者にして、ラップCDをリリースしてしまうなど、その発言や活動に大いなる信頼を寄せられているコーネル・ウェスト氏が来沖します。合意してないプロジェクトは、ウェスト氏を大歓迎すべく、ちょっとアカデミック、でも楽しめるゆんたくパーティーを開催いたします。カクマクシャカによるミニライブもあり!
お誘い合わせてぜひお越し下さい。
<コーネル・ウェスト氏とは>
オフィシャルWeb
新しくリリースされたヒップホップCD
Cornel West & BMWMB "Never Forget A Journey Of Revelations" について解説するYouTube映像
Part 1
Part 2
この5月27日で、辺野古の座り込みが「1500日」を迎えます!
2004年4月の座り込み開始。それから4年も経つのですが、その間、建設を止め続けています。
この節目の1500日に、ボーリング調査を阻止し、海上案を断念させ、ジュゴン訴訟でも勝利し、と、勝利をかみ締め、それぞれの場所で、できることをやってきた互いの尽力を、わかち合い、認め合い、たたえあい、これからの活力をやしなうべく、5月24日(土)に、「座り込み1500日集会」が、辺野古の浜で行われます!!
※5月25日(日)に変更になりました。
午前11時から集会、お昼から、クワッチーさびら!
ヒージャー汁、石垣牛の牛汁、東海岸でとれた海のめぐみのお刺身、などなど、おいしいものをみんなで食べてゆんたくしましょう。
また、キャンプシュワブを海から見てみようツアーや、音楽会、リレートークなど盛りだくさん。
はじめて辺野古を訪れる方も、しばらくご無沙汰の方も、みんなで美味しいものを食べて、過ごしましょう。
というわけで、5月24日は辺野古へGO!
音楽。うた、おどりなど、出演希望者も募集します。
準備や当日のスタッフも募集しまてまーす。
正式な集会アナウンスもそろそろでると思いますが、口コミでぜひ、「5月24日は辺野古へGO!」と、おひろめくださいませ。