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February 20, 2008

「3月から工事はしません」って2月に無茶するってことか?

200802200740000.jpg高江から緊急連絡アリ。沖ボーさんが大量の警備員を引き連れてゲートに登場。朝の7時半から、N4は警備員30名、沖防10名、約10分で10トントラック7台が、N1には警備10名、沖防4名、3 or 5トントラックで2台が侵入したとのこと。粗製濫造と思われる外注警備員のほか、県警3名も「同行」したようです。

「3月から6月は、希少種の繁殖期だから工事はしない」と、先日、防衛省が明言しました。それは、「2月末までは、何がなんでも無茶してやる」という意味だったのでしょうか。希少種はカレンダーを見て「お!3月だ、よーし繁殖するゼ」と行動するのでしょうか。

「ヘリパッドいらない住民の会」は、これまでも、具体的な根拠を挙げて説明を求めてきたというのに、きちんと回答できない防衛省と沖縄防衛局の側にこそ、工事遅滞の原因はあります。

手続きに則って実施されない作業は、先頃の米国ジュゴン訴訟のように、後に重大な過失として跳ね返って来ます。米軍は、違法な手続きに基づいた自然・文化・環境破壊があれば、その施設は使わないと決定する可能性も出てきています。

その時、誰が責任を取るのでしょうか。政府は簡単に、末端の現場責任者と作業をじっさいに行った受注業者を切り捨てるでしょう。その時になって「シマッタ」と思っても、私たちの税金を使って破壊された環境は、元には戻りません。

●どうぞ、現場に立って考えてみて、「ヘンだ」「オカシイ」と思ったら、座り込みに参加して下さい。
●現場から遠い皆さん、どうぞ抗議のTEL、FAX、e-mailを、防衛省・沖縄防衛局へお願いします。親しい議員の方へ、抗議の要請をお願いします。
●作業に関わっている人と親しい皆さん、どうか、「その仕事は、マズイと思うよ」と伝えて下さい。現場で対峙させられている私たちは、敵同士ではありません。それなのに、心から語り合うことが困難になっています。こんな酷い仕事を発注する防衛省と沖縄防衛局に対して、「誰にでも誇れるきちんとした仕事をやらせて欲しい」と要求する権利があります。

抗議に必要な言葉は、先頃集約した国会請願署名文の内容を参照下さい。

さらに詳細と全体像を把握したいばあいは、
●maxiさんの「沖縄はもうだまされない」Web版から、特に以下を参照してください。
4.東村高江のヘリパッド建設計画
5.環境アセス法違反の辺野古・高江計画
5.の終わりの法に、高江の自主アセスの問題点がまとめられています。
ジュゴンネットワークによる「ヘリパッド移設問題」(資料)も充実しています。

February 15, 2008

2月19日緊急女性集会の告知

2.19 緊急集会チラシ.jpg
フライヤーのDLはここをクリック (96KB)

2月19日(火)18:30-
ちゃたんニライセンター
北谷町桑江467-1
TEL 098-936-5287

2月10日またしても、米兵による悪質な事件が起こったことに強い憤りを覚えます。基地・軍隊が存在するゆえに、女性、子どもたちが安心して暮らせない状況が63年も続く沖縄です。私たちはいつでも、どこでも安全でいる権利があります。どうして米兵が県民生活の中に自由に入り込めるのでしょうか?女性、男性ともに力を合わせて「もうこれ以上の暴力は許さない!!」ために、声を上げる集いです。

呼びかけ団体(順不同)(2月15日現在)
北谷町女性連合会 北谷町老人クラブ連合会 北谷町子ども会育成連絡協議会 北谷町自治会長連絡協議会 北谷町厚生保護女性会 県母子寡婦福祉連合会 那覇市母子寡婦福祉会 女性議員有志会 沖教祖女性部 島尻ネットワーク なはブロッコリー 自治労女性部 あい女性会議 よつばの会 基地・軍隊を許さない行動する女たちの会 カマドゥ小の会 北谷町老人クラブ連合会 北谷町更生女性会 PTA連合会女性部 新婦人県本部 沖縄県退職教職員会女性部 おきなわCAPセンター 笑ばぁ会 沖縄YWCA 沖縄県女性団体連絡協議会 I-Dear舎


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本日(>_<);第39回VIDEOACT!上映会

米軍基地の被害 沖縄 高江、東京、そして・・・
【日時】 2月15日(金)
18:30開場19:00〜上映
【場所】東京ボランティア・市民活動センター
東京都新宿区神楽河岸1-1飯田橋セントラルプラザ10階
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分
【参加費】500円
【上映作品】
「静かな空を〜横田基地による爆音被害をなくすために〜」
「やんばるからのメッセージ」〜沖縄県東村高江の記録〜
 (高江の近況について追加映像アリ)

OWAAMV緊急抗議集会

2月10日、沖縄島中部で米海兵隊員による中学生への政暴力事件が起きました。2005年の小学生へのわいせつ行為事件と同じように、基地の外に住む米兵の起こした事件です。度重なる事件の発生、と同時に繰り返される被害者へのバッシング。基地があるがゆえに起こった事件なのに、本当の原因(基地)を取り除くことが、本当の事件の解決であるにもかかわらず、問題を「米軍再編への影響」へと歪曲化しようとする日本政府。本当に許すことが出来ません。女性が力をあわせて、抗議集会を行います。皆様、どうぞご参加下さい。なお、チラシ等が作成中であるため、詳しいチラシは出来次第送付します。


日時:2008年2月19日(火)午後6時開場午後6時30分開始
場所:北谷町ニライセンター・カナイホール(北谷町役場を抜け、郵便局左折左手にあります)
事務局は「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」098-864-1539です。
呼びかけ団体も募集中です。

February 13, 2008

Statement of OWAAMV



February 13, 2008

The Honorable George W. Bush
President of the United States
Consul General Kevin Maher
United States Consulate General in Naha, Okinawa
Lt. Gen. Richard C. Zilmer
US Military’s Okinawa Area Coordinator


We protest the sexual violence against an Okinawan girl by a U.S. Marine
We demand withdrawal of the U.S. military from Okinawa


We, people of Okinawa, particularly women, are outraged at another heinous crime committed by a U.S. serviceman on February 10th, 2008.

We have been imposed the burden of hosting U.S. military and bases. For long 62 years, the lives of women and children in Okinawa have been made insecure by the presence of the U.S. military and bases.

The fact that the perpetrator took the victim from city center where local residents spend their leisure time on holidays and weekends, demonstrates the close proximity between our daily life and the violence and danger caused by the U.S. military. The perpetrator, a Marine who belongs to Camp Courtney lives outside of the base in a local residential area. Why should U.S. soldiers be allowed to freely enter a residential area at any time? Why is a safe environment for children and women not assured in Okinawa? The fear of the victim, the anger of her family, the shock and anxiety of the local residents are all immeasurable.

The U.S. military has promised over and over “the requirement for the highest standards of conduct,” every time a crime was committed. It is evident that these promises resulted in nothing. It needs to be reminded that in the past, during long weekends such as Independence Day weekend, many girls were revealed to the violence of U.S. soldiers. Behind the crimes that have been made public are many more women and children who could not speak out about the violence they were exposed to.

We call for withdrawal of the U.S. military in order to abolish such violence. We argue that the military is a violence-intrinsic institution. And true security cannot be realized by the military in our community nor between nations.

We demand:
careful and adequate psychological care of the victim,
apology and compensation to the victim,
strict punishment of the perpetrator,
tighter discipline and control over soldiers living in off-base housings.

The realignment and transformation of the US-Japan military alliance will only intensify the functions of the U.S. bases in Okinawa. We demand withdrawal of the U.S. military from Okinawa and closure of the U.S. bases in Okinawa.


Co-chairs, (Ms.) TAKAZATO Suzuyo, (Ms.) ITOKAZU Keiko,
Okinawa Women Act Against Military Violence
3-29-41-102 Kumoji, Naha, Okinawa, 900-0015
Ph. Fax. 098-864-1539

February 12, 2008

OWAAMVによる抗議声明

抗議集会の会場で、基地・軍隊を許さない行動する女たちの会の共同代表、高里鈴代さんから、声明文を頂きました。以下に大急ぎでタイプアウトします。

アメリカ合衆国ブッシュ大統領殿

在沖米総領事殿

在沖米四軍調整官殿


海兵隊所属兵士による少女への性暴力に抗議し
軍隊の撤退を求める要求書

 基地・軍隊の駐留を強いられている私たち沖縄県民・女性は、2月10日、またしても米兵による悪質な事件が起こったことに、強い憤りを覚えます。
 基地・軍隊が存在するゆえに、女性・子どもたちが安心して暮らせない沖縄の状況が、62年も続いています。
 今回の事件が連休の最中で市民の楽しむ場から連れ出されたということは、軍隊の存在によって県民の生活の場がいかに暴力と隣りあわせ、危険であるかを物語っています。しかも加害者の海兵隊員(キャンプ・コートニー所属)は、基地の外、住民地域に居住していました。どうして、米軍兵士がいつでも自由に、県民の生活地域に入ってくることが許されるのでしょうか。なぜ、子ども・女性が安心して生きられる環境が大事にされないのでしょうか。被害に遭った少女の恐怖、父母の悲しみと怒り、さらに地域の人々が受けた衝撃と不安は、計り知れないものがあります。
 事件が起きるたびに米軍から繰り返し発せられる「綱紀粛正」の約束。しかし、それがいかに実態を伴わないものであるか、過去においても、アメリカ独立記念日など米軍の休日において米兵の暴力が弱い少女たちに向けられてきました。
 今回の事件の背後に、被害を訴えられない女性や子どもがいることを忘れてはいけません。私たちは「軍隊は構造的暴力組織であり、地域においても、また国家間においても真の安全は保障しない」という立場から、暴力をなくすために軍隊の撤退をもとめます。
 そして私たちは、以下のことを求めます。

一、暴力を受けた児童、生徒への精神的ケアーを充分に行うこと。
一、被害を受けた少女への謝罪と補償、加害米兵の厳正なる処罰を行うこと。
一、基地外に居住する米兵に対する行動の管理および規制を行うこと。
一、日米軍事再編は、沖縄の基地のさらなる強化にほかならない。沖縄のすべての基地・軍隊の撤退を求める。

2008年2月12日

基地・軍隊を許さない行動する女たちの会
共同代表 高里鈴代 糸数慶子
900-0015 那覇市久茂地3-29-41-402
TEL/FAX 098-864-1539

高江看板お絵かき企画

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2月10日に無事、終了しました。子どもたちと、子どもみたいな大人たちが、かなり楽しみながら沢山の看板を描きました。Doucatty先生もかなり愉しかったのではないでしょうか。ヨカッタヨカッタ。また、当日はお友達のベビチンさんも登場。ふたりして謎の生物の絵など描きたい放題。出来上がった看板は、これから高江のあちこちに設置します。探しに来て下さい。

February 05, 2008

2月10日看板お絵かき会

080203_065944_M.jpg合意してないプロジェクトpresents
ヘリパッドいらない看板お絵かき会

とき:2月10日(日)お昼ご飯あとくらいから
ところ:東村高江N4ゲート集合
雨天のため延期していた看板お絵かき会を次の日曜日にやります!高江の座り込みに参加しながら、あなたの「ヘリパッドいらない」気持ちを看板に描きませんか?!沖縄のステキなTシャツ屋さんDoucattyの田原幸浩さんを講師!としてお迎えして実施します。
ご家族連れでも、お一人でも、お友達と誘い合わせてでも、ふるってご参加下さい。
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-雨天延期
-食べ飲みもの持参・ゴミ持ち帰り
-汚れてよい服装
-材料費のカンパを500円ほどお願いしたいです。
-座り込み現場は東海岸の県道70号に面していて、
日曜日はバイクのツーリングなど交通量が非常に
多い場所です。お子様をお連れの際などはとくに、
充分にご注意下さい。
-現地の状況などは「やんばる東村高江の現状」blogをどうぞ。
-右画像は、先週末、暴風雨から一晩明けて見ると、斜めに傾いていたN4テント。三匹のこぶたの長男が立てた家を思い出します。合意してない3匹でテントの気持ちになって傾いてみましたが、みんなばらばら。

傍聴に行こう!

辺野古環境アセス審査会、次回のお知らせです。
どしどし傍聴に詰めかけましょう。市民が注視
していることが、力になります。

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平成19年度第15回沖縄県環境影響評価審査会
日時:平成20年2月8日(金)17時~20時
場所:ぎのわんセミナーハウス
(宜野湾市志真志4-24-7)
TEL 098-898-4361

○議題
(1)普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価方法書について
(2)その他
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週末は辺野古の海へ

夏芽さんからのメッセージが届きました。

 平良夏芽です。ここ数週間、防衛省は土日の作業を強行し続けています。こちらが阻止し続けていた機材の設置を強行したのも先々週の土曜日でした。宗教関係者が土日に集まりにくい状況が国にはばれているのです。
 土日が休みの方々に呼びかけます。土日なら集まれるという方、辺野古に集まる習慣をつけて下さい。船の免許をもっている方、泳げる方も歓迎ですが、集まるだけでも大きな意味があります。土日の体制をなんとか整えなければなりません。声を掛け合ってください。よろしくお願いします。

080203_1448~0002-0001.jpg米国ジュゴン裁判は、日本の防衛省が実施するアセスメントの妥当性についても、米国防総省が判断するよう求めています。法に則らない「事前調査」など論外。現場に市民が駆けつけ、座り込み、しっかり見届けることで、無駄な予算消化を止めることが出来ます。ぜひお出かけ下さい。

JVJA沖縄現地報告「消される歴史の現場から」

JVJA沖縄現地報告
「消される歴史の現場から」

期日    2008年2月23日(土)
場所    明治大学リバティータワー 地下 1011 教室
時間    開場 15:30 、講演 16:00 ~ 18:00
資料代   1,000 円
共催    現代史研究会
      日本ビジュアル・ジャーナリスト協会( JVJA )
お問合せ  JVJA 事務局 090-6101-6113 office@jvja.net
※先着順(予約は必要ありません。定員 275 名)
ここからフライヤーDLできます

命の森やんばる裁判

1月30日に「命の森やんばる訴訟」第2回公判が行われました。
合意してない顔ぶれが原告にも名前を連ねています。
「森に公益的機能」/やんばる林道差し止め訴訟『沖縄タイムス』08年1月30日夕刊。
原告、工事資料を要求 やんばる林道訴訟『琉球新報』web版1月30日16:01。
公判で使用されたヴィデオ映像をYouTubeでも公開中。ご覧下さい。