Voice of Takae (English version)
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辺野古の海上行動を支えるゴムボートは、以下の3艇がレインボーフラッグを掲げて活躍中です。
-初代 ピースメイカー(右画像の先頭)
-2代目 サーニー・アル・サラーム
(アラビア語で平和を作る者)
-3代目 イナファマオレク
(チャモロ語で平和をつくる者)
購入に加えてガソリン、メンテナンスにも資金を必要としています。ゴムボート支援は以下によろしくお願いします。
振込先 郵便振替口座 01700−7−66142
加入者名 ヘリ基地反対協議会
通信欄に「ゴムボート代」と明記してください。
「沖縄・グアム海兵隊移転」情報通信にもリンクを貼りました。第6号(07年7月17日)には沖縄視察団のようすがレポートされています。「チャモロ・ネーション」のデビー・キナータさんは「マンゴーとマンゴージャム、資料を沖縄の人たちに渡した」そうです。グアムも、合意してないもんね!
Hawai‘i Okinawa Allianceのblogをリンクに追加しました。HOAはハワイイ語で「ともだち」という意味なのだそうです。ハワイイも、合意してないぞ!
7月21日施設局ダイバーによる暴行について、平良夏芽さんから緊急声明が出ています。
もう一つ大切なことは、辺野古の闘いは「相手との関係性を大事にして来た」ということです。基地建設計画が白紙撤回されたとき、作業をしていた人たちと酒を飲めるような、そんな阻止行動を目指してきました。現実は厳しいもので、なかなかそのようにはいきませんが、目指していたのはそのような関係性です。バルブを閉めた本人は、その責任を負わなければなりません。しかし、必要以上にその個人を責めるのではなく、現場の作業員をそのような精神状態に追い込んでしまった権力にこそ、その矛先を向けて欲しいのです。 |
以下に全文を転載しています。熟読下さい。
緊急声明「バルブ事件に関して」
被害を訴えている平良夏芽です。多くの方々にご心配をいただいておりますが元気です。様々な情報が飛び交っておりますので、事実と、私の思いを公にしたいと思います。
ことは、7月21日(土)午後12時30分頃に起きました。順を追って説明します。パッシブ・ソナーという機材を海底に固定するための台座の杭の打ち直し作業が行われようとしていました。作業ダイバーたちがタンクを背負って海に入ったので、私もタンクを背負って潜りました。14リットルのタンクに満タン(200)を確認し、バルブを全開にしてから半回転戻すという基本操作をして潜りました。
皆さんに知っていただきたいのは、作業ダイバーが作業を強行する時もお互いの安全確認がなされていたということです。この日もダイバーのリーダーは、海底で何度も何度も私の安否を問うてきました。私が押しつぶされるたびに、私の目の前にOKサインを出して確認して来たのです。私のタンクがはずれた時に背負い直す手伝いをしてくれたのもダイバーのリーダーであり、急浮上した私を介助してくれたのもダイバーのリーダーです。
それゆえにエアーが止まって急浮上した時、私はバルブが閉められたとは夢にも思いませんでした。船上にあがって落ち着いた私は、作業ダイバーが乗っている船に阻止船を近づけてもらって「助けてくれてありがとう。エアーがゼロになってしまったみたい」と告げているぐらいです。
ダイバーがそんなことするはずがないという思いと、海底でかなり息が荒れていたのでエアーの消費が激しかったのだと判断した私は、原因を確かめることもせずにお礼を言いに行ったのです。
しかし一緒にいた仲間たちから「バルブをさわっていたようだが閉められていないか」と確認され、改めて確認してみたらバルブが閉まっており、エアーの残量も150もあったのです。船上の仲間たちはもちろんバルブをさわっていません。状況として作業ダイバーがさわったとしか言えないというのがはっきりと言える事実です。更にこれを補完する資料として映像があります。前日に購入したばかりの防水ビデオカメラに現場の映像が映っていますが、じっくりと見ないと分かりにくい映像です。
現在、ブログ等で出回ってしまっているくっきり写っている写真は、バルブが閉められて瞬間のものではありません。確かにバルブに手が伸びており、半回転ほど回っているようですが、閉めたとも言えますが開いているのを確認したとも言える映像です。ですから、この部分の映像や写真を現場写真として使用することは止めてください。関係のないダイバーを巻き込むことになります。
もう一つ大切なことは、辺野古の闘いは「相手との関係性を大事にして来た」ということです。基地建設計画が白紙撤回されたとき、作業をしていた人たちと酒を飲めるような、そんな阻止行動を目指してきました。現実は厳しいもので、なかなかそのようにはいきませんが、目指していたのはそのような関係性です。バルブを閉めた本人は、その責任を負わなければなりません。しかし、必要以上にその個人を責めるのではなく、現場の作業員をそのような精神状態に追い込んでしまった権力にこそ、その矛先を向けて欲しいのです。
施設局は、これまで多くの怪我人を出してきました。気を失って救急搬送された仲間もいました。どんなに危険な状況が生じても、一切の責任を負わず、ノルマだけを業者に押しつけ続ける施設局こそが糾弾されるべきです。これが「防衛」という言葉を使っている人々の実態です。現在は現場に責任者もおかず、すべての責任を業者だけに負わせる体制をとっています。全国の皆様、このことをこそ問うてください。絶対に許してはならないことです。お願いします。
壊れてしまった信頼関係を回復することは非常に困難です。しかし、この困難を克服しない限り本当の平和を創り出して行くことは不可能だと思っています。
基地建設に繋がる作業の強行がなされないように厳しく対峙しながら、個々人を追い込まない方法を模索しています。どうぞ現場の思いを理解し、ご協力をよろしくお願いいたします。
2007年7月26日
うふざと教会牧師
平和市民連絡会共同代表 平良夏芽
じゅごんの家日誌に7月21日の詳細な報告が出ています。現場にいた人によるコメントにぜひ傾聴してください。
その他、マスメディアによる報道は以下を参照。
QABステーションQ「辺野古沖調査現場 作業ダイバーと反対派もみ合い」(映像あり)
http://www.qab.co.jp/01nw/07-07-22/index.html
沖縄タイムス「反対派・業者もみ合い/辺野古調査」7月22日朝刊
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200707221300_04.html
琉球新報「辺野古沖調査作業中、海中でもみ合い」7月22日9:52
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-25642-storytopic-1.html
As nonviolent resistance to the new U.S. military sea base construction in Henoko, Okinawa, continues, Japanese government aggression against protesters has taken an ugly turn.
On July 21, Natsume Taira, one of the protest leaders, was almost killed in an incident involving a diver from a company contracted by the Defense Facility Administration's Naha Bureau. The Bureau has been pressing ahead with the installation of seabed equipment for what it calls a "pre-survey" -- an activity legal experts say violates Japan's Environmental Impact Assessment Law.
According to the Okinawa Times, the incident occurred when Natsume, a pastor, was diving one kilometer offshore of Henoko fishing port. He was using his body to shield the groundsill of a piece of equipment from three contract divers. As of the divers locked his arm in a full nelson, Natsume found himself unable to breathe. Natsume managed to slipped away from his attacker and burst to the surface. On examination of a video shot by protesters, it appeared the contract diver had closed the valve on Natsume's air supply. Natsume was rushed to hospital and treated for decompression sickness. "I believe the worst is over," he said in a statement to supporters.
Responding to this serious aggression, Okinawa-based groups Citizen's Coalition for Peace and Conference Opposing Heliport Construction called a press conference and released an urgent statement.
Although this is not the first time Henoko protesters have experienced violence from Japanese government forces, Natsume told the Ryukyu Shinpo newspaper, "They have crossed a line. I will consider a criminal compliant against this act."
Hikaru Kasahara (Asian Peace Alliance [APA] Japan)
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WE STRONGLY CALL FOR YOUR SUPPORT
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1. If you have a media list, please send it to APA Japan (ppsg@jca.apc.org) as we would like to send information about Henoko to international media.
2. Email, Fax, Phone statements in support of Natsume and the Henoko protest:
Japan Maritime Self Defense Force (JMSDF)
Tel: +81-3-3268-3111 Email: mso-cadv@ic.jmsdf.go.jp
Japan Defense Facility Administration Agency (Naha Bureau)
Email: mso-cadv@ic.jmsdf.go.jp Tel: +81-98-868-0174
Fax: +81-98-866-3375
Ministry of Defense
Tel: +81-3-5366-3111
Email: infomod@mod.go.jp
Japan Coast Guard, 11 Regional Headquarters
Tel: +81-98-867-0118 E-mail:soumu-11@kaiho.mlit.go.jp
U.S. Councilor Office, Naha, Okinawa
+81-98-876-4211
U.S. Embassy in Tokyo
Tel: +3-3224-5000
3. Send your solidarity message to the people of Henoko:
Heiwa Shimin Renrakukai (Citizens Coalition for Peace, Naha, Okinawa)
Fax:+81-98-885 8230
Conference Opposing Heliport Construction (Nago, Okinawa)
Fax: +81-980-53-6992
4. Letters to the Editor:
Yomiuri
https://app.yomiuri.co.jp/form/index.php
Asahi
http://www.asahi.com/reference/form.html
Mainichi
https://form.mainichi.co.jp/toiawase/
Nihon Keizai (Nihon Business)
webmaster@nikkei.co.jp
Sankei
u-service@sankei.co.jp
Tokyo Shimbun
https://cgi2.chunichi.co.jp/tko/hotline/form.shtml
Nikkan Gendai
http://gendai.net/?m=infotoiawase
Shimbun Akahata
hensyukoe@jcp.or.jp
Kyodo Tsushin
feedback@kyodonews.jp
Jiji Tsushin
https://www2.jiji.com/f/enq/form.php?pid=company
NHK [less than 400 words] https://www.nhk.or.jp/css/goiken/bangumi.html Nihon TV https://www1.ntv.co.jp/staff/form.html Fuji TV https://wwws.fujitv.co.jp/safe/red_mpl/response/res_form.cgi?
TV Asahi Hodo Station
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/contents/opinion/index_see.html
TV Tokyo
https://www2.tv-tokyo.co.jp/main/goiken.php
Okinawa Newspapers (less than 400 words)
Okinawa Times opinion@okinawatimes.co.jp
Ryukyu Shimpo koe@ryuukyushimpo.co.jp
「緊急声明」
本日のダイバーの殺人未遂ともいえる暴力に対する抗議声明を、ヘリ基地反対協・平和市民連絡会が出しました。各方面に転載してください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
那覇防衛施設局は、2007年4月から新基地建設のための環境現況調査を開始した。2014年完成の方針のもと、アセス法によらない違法な事前調査である。
政府は5月18日(金)、19日(土)、20日(日)に自衛隊をも投入し、未明から調査機器設置作業を強権的に実施し、6月9日(土)、10日(日)にも継続した。それ以降、未設置の機器設置作業とそのメンテナンス、さらに珊瑚のライン調査作業が継続された。私たちは非暴力による新基地建設阻止、違法な事前調査阻止行動を進めている。
本日、7月21日(土)12時すぎ、辺野古の海で作業を止める行動の中、いであ(株)の作業員が海中で平良夏芽さんの空気ボンベのバルブを閉めたため、窒息状態となり急浮上した。ボンベ内の空気は200(20MPs・メガパスカル)中50(5MPs)しか消費されておらず、明らかにバルブを故意に閉めた結果である。これは人命軽視の暴力行為であり許されるものではない。
那覇防衛施設局は前回と違い、今回は現場に責任者を置かず、業者の暴力行為を放置して来た中での、今日の人命軽視の暴力行為である。
私たちは今回の窒息状態を引き起こした重大な暴力行為に対し、いであ(株)と那覇防衛施設局に対し、厳重に抗議し、謝罪を要求する。
2007年7月21日 ヘリ基地反対協・平和市民連絡会
【緊急】防衛施設局ダイバーによる暴行事件(辺野古浜通信)を転載します。
今後の情報については以下をご参照下さい。
●辺野古からの緊急情報 http://henoko.jp/info/(随時更新)
●緊急情報(携帯版)http://henoko.jp/infom/
●基地建設阻止 http://henoko.jp/fromhenoko/(毎日更新)
---(ここから転載)----
7/21・15:00 作業ダイバーによる暴行が酷すぎて阻止行動中止しました。
今日は朝6:00前から5船団10隻の作業船が出ていて、阻止行動の船 1隻、ゴムボート1艇、カヌ 3艇で出たところパッシブソナーのメンテ作業は終わっていました。嘉陽の方での作業までは追えて いなかったのですが、リーフ内のライン調査を阻止しようとダイバーが 潜っていたところ…
作業ダイバーがハンマーで殴りつけ、蹴りつけ、マスクを引き剥がしにかかりました。
その上、1人が羽交い締めにした上で、もう1人がボンベのバルブを締めました。
息が出来ない状態で海中で手足の自由を奪われたため、海上に上がることもできず、こちらのダイバーは危うく窒息死寸前、苦しみながらも手足をばたつかせ、羽交い締めにしている防衛施設局ダイバーの力がゆるんだ瞬間に振りほどき浮上することが出来ました。
水深3 4m付近でのことでしたので、振り切って海上まで浮上出来ましたが、もっと深い所だったら浮上前に意識を失うか、急浮上で肺に障がいが残るかしたはずです。
このため相手からの暴力のあまりの酷さに阻止行動を中止し、15:30から辺野古の命を守る会事務所で緊急記者会見を行いました。過失という部類の話ではなく「故意の殺人未遂」です。
とりあえず皆にまわしてください。
那覇防衛施設局への抗議もお願いいたします。
施設局の職員は現場を放ったらかしです。
那覇防衛施設局
〒900-8574
那覇市前島3丁目25-1
電話・fax 098-868-0174〜9 広報室(内線233から235)
以後、詳細の追加があれば、下記のサイトで情報を流します。
●辺野古からの緊急情報 http://henoko.jp/info/(随時更新)
●緊急情報(携帯版)http://henoko.jp/infom/
また、まとめ記事は深夜こちらに掲載します。
●基地建設阻止 http://henoko.jp/fromhenoko/(毎日更新)
現場に行けないなら「現場」をいろんなところに作ってしまおう、マスメディアが報道しないなら、自分たちで報道してしまおう、ということで「への子とたか江アワー」始まっています。
じゅごんをアタマにのっけたへの子ちゃんと緑のアフロが目印のたか江ちゃん、ふたりのパーソナリティが、辺野古と高江の状況をしゃべるという、辺野古と高江のための番組。時にはゲストを迎えて、いろんな場所からお送りしています。第4回収録は琉球大学法文学部、文系総合棟2階エレベータ前の広場にて。