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6月14日画「ライファーズ」が私たちに語りかけるもの

【第二回】 -千駄ヶ谷キャンパス開設記念-
 映画「ライファーズ」が私たちに語りかけるもの ドキュメンタリー映画上映とディスカッション

  講師: 坂上 香(津田塾大学准教授/映画監督)+撮影クルー+製作・上映ボランティア
  日時: 2008年6月14日(土)17:30〜20:30
  会場: 津田塾大学(千駄ヶ谷キャンパス)津田ホール
千駄ヶ谷キャンパスへのアクセス→ http://www.tsuda.ac.jp/ja/guide/C15.html

今週の日曜日(6/8)の朝日新聞朝刊の「終身刑 是か非か」という「耕論」に、
津田塾大学准教授・映画監督坂上香さんのインタビューが掲載されていました。
今週の土曜日に坂上香さんが監督・プロデュースした
ドキュメンタリー映画「ライファーズ」の公開上映会を千駄ヶ谷キャンパスで行います。
撮影チームやメディアコースの学生も加わったディスカッションもありますので、
下記のとおりご案内いたします。
奮ってご参加ください。

なお、この映画はNew York International Independent Film and Video Festivalで
2004年海外ドキュメンタリー部門最優秀作品賞を受賞しております。

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【第二回】 -千駄ヶ谷キャンパス開設記念-
 映画「ライファーズ」が私たちに語りかけるもの ドキュメンタリー映画上映とディスカッション

◆ 大学HP:http://www.tsuda.ac.jp/ja/topics/media_course/msl_index.html#02
◆ 映画「ライファーズ」のウェブサイト: http://www.cain-j.org/Lifers/
◆ 本学学生による特設サイト: http://liferstsuda.jpn.org/lt/


  講師: 坂上 香(津田塾大学准教授/映画監督)+撮影クルー+製作・上映ボランティア
  日時: 2008年6月14日(土)17:30〜20:30
  会場: 津田塾大学(千駄ヶ谷キャンパス)津田ホール
千駄ヶ谷キャンパスへのアクセス→ http://www.tsuda.ac.jp/ja/guide/C15.html

取材で犯罪者の更生施設「アミティ」(米国拠点)を訪れてから10年になる。その間、様々な出会いがあった。犯罪を犯し、刑務所から出所し、社会の中で生き直そうとしている人たちとの出会いである。その多くは、薬物に手を出したり、他人に危害を加えたりと、逮捕や服役を繰り返す犯罪者であったという。しかし、目の前にいる彼/彼女らは、それが想像もつかないほど穏やかで優しい。変わったきっかけを問う。彼/彼女らは決まってこう答える。「LIFERS(ライファーズ)のおかげだよ。」
 LIFERSとは、終身刑、もしくは無期刑受刑者のこと。殺人や強盗など凶悪な罪を犯し、更生不可能のレッテルをはられた人々である。「なぜ犯罪を犯すようになったのか」この問いに徹底的に向き合い、罪の償いを、新しい生き方を模索していくLIFERSたちを通し、暴力や犯罪にどう向き合えばいいかを一緒に考えていきたいと思います。


<当日のスケジュール>
 ■ 第一部(17:30〜19:10)--- 映画上映
 ■ 第二部(19:30〜20:30)--- ディスカッション
  ・ ライファーズが見せる「現実」
  ・ メーキング・オブ・ライファーズ(ライファーズの作られかた)
  ・ ライファーズの現在

 □ 司会&運営: 津田塾大学メディアスタディーズ・コース所属の学生+その他有志

・ 申し込み不要
  ・ 参加費無料
  ・ お問い合わせは津田塾大学教務課(042-342-5130)まで


坂上 香(サカガミカオリ)プロフィール :
 津田塾大学准教授、メディアスタディーズ・コース専任。米ピッツバーグ大学(Graduate School of Public and International Affairs)にて修士号取得後、日本のTV番組制作会社に入社。ドキュメンタリー番組のディレクターをおよそ10年務めた。2001年に独立、映像制作者集団out of frameを立ち上げ、自主映画の製作・上映活動を行う。本映画は初の映画監督・プロデュース作品で、New York Independent Film and Video Festivalの最優秀国際ドキュメンタリー賞や日本カトリック映画賞などを受賞。現在、3本のドキュメンタリー映画企画が同時進行中。2007年春から、依存症の親を持つ子どもたちと、映像表現のワークショップも行っている。