class2006/seminar

阿部ゼミ2006年度シラバス＜さっと見版＞ †

06年度のテーマ †

1. 抵抗の社会運動研究
2. アメリカン・スタディーズ
3. カルチュラル・スタディーズ、ポストコロニアル・スタディーズ

ゼミ生に求めるもの、あるいはゼミに入ったあとで伸ばしてもらいたい能力 †

1. Web作成とネットワーク形成力・コミュニケーションのスキル
2. 大量読書
3. 批評的思考と実践

06年春の、とりあえず最初のテキスト †

• 渋谷望『魂の労働：ネオリベラリズムの権力論』青土社2003年。
• 酒井隆史『暴力の哲学』河出書房新社2004年。

国際関係論演習I・II（前・後期）シラバス＜詳細版＞ †

担当：阿部小涼　kosuzu（あっとまーく）ll.u-ryukyu.ac.jp
研究室：法文棟219室
オフィスアワー：火曜日午後
履修希望者はUndergradSeminar/2006ゼミ説明と選考を参照して下さい。

演習内容 †

地域研究（南北アメリカその他）とネットワーク実践が交錯する地平を学ぶ学生のためのゼミナールである。参加者は以下のテーマやキーワードに深く関心を持ち、実践することが求められる。
（1）ネットワークを利用した人文社会学情報発信の実践。
（2）カルチュラル・スタディズやポストコロニアル・スタディズなどの批評理論アプローチ。
（3）人種・ネイション・アイデンティティ研究。
（4）アメリカ研究。

評価基準 †

（1）出席。
（2）報告・ディスカッションへの参加状況とその内容。
（3）課題の提出状況とその内容

3年次：CMSあるいはblogツール等を利用した情報の発信とネットワーク作り実践
4年次：卒業論文のテーマ発表/中間報告/最終段階での報告

（4）インターネットによる人文社会学情報の発信、ネットワークづくりへの参加と貢献。

教科書 †

参加者の顔触れを見ながら随時指定・配布するが、当面以下のものを予定している。春休み中に各自で準備しておくこと。

• 渋谷望『魂の労働：ネオリベラリズムの権力論』青土社2003年。
• 酒井隆史『暴力の哲学』河出書房新社2004年。
• テッサ・モーリス-スズキ著、辛島理人訳『自由を耐え忍ぶ』岩波書店2004年。
• エドワード・Ｗ・ソジャ著、加藤政洋訳『第三空間：ポストモダンの空間論的展開』青土社2005年。
• アーニャ・ルーンバ著、吉原ゆかり訳『ポストコロニアル理論入門』松柏社2001年。

参考文献 †

随時紹介する。

履修条件： †

• 「国際関係論II」を履修する4年次学生は必ず「卒業研究」（政国141）を同時に登録すること。
  
• 履修希望者多数の場合は選抜を行う。詳細はUndergradSeminar/2006ゼミ説明と選考を参照して下さい。
  
• サブゼミとして履修/参加することを希望する学生は、kosuzu@ll.u-ryukyu.ac.jpまで必ず事前に相談して下さい。
  

授業予定 †

• 前期
  • 共通のテクストを講読し討論しつつ、3年次は多読と精読により知識を広げる。
  • blogの作成とblog上での研究報告。
  • 4年次は各自の卒業研究テーマを決定し、先行研究の調査を行う。
• ゼミ合宿
  • 3年次は共同研究/個人研究テーマの決定
  • 4年次は、卒業論文の中間報告
• 後期
  • 3年次はテーマに即して共同研究を行い、その成果をwwwその他のかたちで公開する。
  • 4年次は各自の研究テーマについて発表・練り上げを行い、卒業論文にまとめる。
    

その他 †

• 時間割のみにとらわれない企画を予定しています(夏合宿、旅行、読書ゼミなど)。
  
• テクストは英語の文献が中心です。サブテクストも多くなることが予想されるので、多読・精読が基本となります。
  
• ネットワークを利用した情報交換のコミュニティ作りを実践します。3年次は特にwikiやblogツールなどを利用したWebコンテンツの作成を行ってもらうので、これらについての基本的な知識と経験を持っていること、あるいはこれから技術を習得しようとする意欲が期待されています。
• 文献・資料収集と整理、パソコンを利用したレジュメや論文の執筆が出来ることが前提です。
  

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